今回は、あえて似ているなと感じたデザインを用意しました。全体に文字を配置し、その上に大きめのドットをちりばめたデザイン。似たデザインと称してはいますが、実際に見てみるとそれぞれに個性があり意外と違うなと感じるはず。色や配置、タイポグラフィなどによる印象の違いをじっくり観察してみてください。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)
ホワイト×ブルーのドットデザイン制作例
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不規則なのか、規則的なのか。このデザインにあるドットは、一体どういった意図で大きさを決め、配置したのでしょうか。背景の文字の大きさに合わせてドットも変化させているのかなと思いきや、どうやらそういう訳でもなさそうです。こうやって色々と考えてしまう時点で頭に残るデザインには違いないので、印象が強いデザインという意味ではデザイナーの思惑通りなのかもしれません。
パープル×チェリーレッドのドットデザイン制作例
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こちらのデザイン、ぼーっと見ていると赤いドットが浮いているように見えませんか?恐らく錯視を利用したと思われるこのデザインは、一度目にしたら焼き付いて離れないほどインパクトがあります。背景の色と近いトーンの色をタイポグラフィに使用することで、明るめのトーンのドットが浮いて見えます。また、ドットと文字を部分的に組み合わせることでより立体感を強調していますね。見れば見るほどクセになりそうなデザインです。
想像力を活かした楽しげなイベントのフライヤーデザイン
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こちらはアルゼンチンの都市、ゴルドバでのフェスティバルのために制作されました。レイアウトについてはおおまかに、左上から法則通りに図形が配置されています。さらに、図形にかけられたグラデーションには、奥行きをもたせたり、印象に変化を与える効果があります。また、黒く太い波線が紙面の下の方にあることで、明度の高い色を使っていても軽すぎず、重心が安定して見やすくなっています。 三角形がタイトルへの視線の誘導もしていて、シンプルですが、楽しげな、メリハリの利いた構成のフライヤーデザインです。
ここまで似通ったモチーフでも、だいぶ印象が違ったと思います。自分が同じモチーフで制作するとしたらどういう風にしようか、ちょっと考えてみるのも面白いかもしれませんよ。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。チラシのデザイン料金と作例
■チラシデザインの作成について
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