温かみのある雰囲気を感じられるパンフレットデザインにまとめました。
穏やかな印象のある淡いピンク色をテーマカラーにチョイスして、親しみ深く寄り添うようなデザインを心がけました。表紙のイラストは、子どもやペット、車椅子に乗った高齢者、家族の姿を描き、多様性を表現しています。タイトル(センター名)は、丸みのあるフォントであらわして、尖りやシャープさを感じさせないよう配慮しています。手書き風のイラストと相まって優しい雰囲気を出せたのではないでしょうか。
明瞭かつ親しみやすいデザイン
フォントは全体的に丸みのあるフォントでデザインしていますが、少し濃いめの文字色を心がけて、読みやすいように工夫をしています。中面は、表紙と同じテイストのイラストを用いて、支援センターの役割、機能などを図で表しています。相談の仕方は右側にQ&A方式でまとめ、背景色を分けて読みやすく整理しました。
アクセス情報の明確化
ウラ面には、6つの事業所の電話番号と所在地を表で示しました。電話とFAXはアイコンをつけて、番号の読み間違いをさりげなく防止しています。
図解とシンプルなレイアウトによる案内パンフレット
情報の視認性と理解しやすさを重視したレイアウト
・表紙はイラストを効果的に使用し、基幹相談支援センターのイメージを簡潔に示している。
・文字のサイズや色のコントラストが適切で、見やすく読みやすい。
・情報の優先順位に基づいて、重要な情報を目立つ位置に配置している。
ターゲットユーザーに合わせた親しみやすいイラスト
・障害のある方やその家族、支援者など、幅広い年齢層に適したイラストのタッチとなっている。
・人物の表情や動作が自然で、親しみやすさを感じられる。
・イラストが適度に配置され、情報の理解を助ける役割を果たしている。
問い合わせ先の情報を明確に提示
・裏表紙には、連絡先の情報が一目で分かるように表形式で整理されている。
・電話番号、FAX番号、所在地が明記され、連絡手段の選択肢が示されている。
・フォントサイズが大きく、読みやすいレイアウトになっている。
全体的な配色とデザインの統一感
・暖色を基調とし、全体的な統一感が生まれている。
・両面のデザインに一貫性があり、パンフレットとしてのまとまりを感じられる。
・色使いが柔らかく、相談者に安心感を与えるデザインとなっている。
デザインが想起させるイメージ
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
読みやすく寄り添う姿勢を表現しているパンフレットデザインですね。
読みやすく整理された情報は丸いフォントがGood
中面は、支援センターの役割や相談方法がイラストと図で解説されていて分かりやすいです。右側に配置されたQ&A方式の解説はシンプルで読みやすく、不安を抱いている人を安心させるような穏やかさが漂っているようです。ウラ面には事業所の電話番号と所在地が分かりやすく表で示されていますが、電話番号とFAX番号のアイコンで数字が読みやすくなっているのも良いと思いました。全体として優しい印象のフォントが使われているのも好印象です。
温かみを感じるイラストが親しみやすい
ピンク色を基調としたデザインは、温かみや親しみを感じさせます。ピンク色といえば一般的には強いカラー、エネルギッシュなカラーを想像しますが、こちらの色はブラウンがかった落ち着いた色味で、落ち着いた気持ちにさせてくれるのがパンフレットの性質に合っていると感じました。表紙のイラストには、さまざまな世代、バックグラウンドを持つ人々が描かれていて、センターが多様な人を歓迎して、支援することを表現しているようです。手書き風のイラストが優しい雰囲気を醸し出していて、寄り添う姿勢が感じられます。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。