クリーンかつ爽やかなイメージでデザインした経営アドバイザーのパンフレットです。
緑色の爽やかな風が吹き抜けるような透明感のあるグリーンの背景に、葉を象った模様を円を描くようにレイアウトし、中心から外側へ広がるように色を薄めた葉を散らしました。それらの爽やかで優しい印象を与えるイラストをメインビジュアルに、イメージカラーであるグリーンのグラデーションでサービス名を大きく配置しパンフレットの表紙としました。
サービスの魅力を視覚的に伝える中面の説明部
中面は、新たな経営カウンセリングサービスである当該事業を詳しく説明し、サービスを通じて得られる効果について項目ごとにイラストを用いわかりやすく紹介しています。爽やかなグリーンをベースカラー、優しいオレンジをサブカラーとして使い、健やかなイメージでデザインしました。
テンポの良い情報構成 – 顧客を説得するストーリー展開
テンポよく事業の概要、効果、内容を説明し、終盤では競合との比較、契約の流れを表組と写真で構成し、説得力のある流れで最後の料金表まで構築しました。
新事業のパンフレットを作成する際に考えたいこと
既存のサービスではない新しい事業のパンフレットを作成する際には「わかりやすさ」が重要になります。作例では「わかりやすさ」を意識してデザインを行いました。わかりやすさを追及する上で注意すべきが「全体的なカラーコーディネート」と「読みやすさ」です。
全体的なカラーコーディネート
作例の新事業パンフレットでは「従業員の定着サポート」というピープルビジネスであることを踏まえ、グリーンをベースに、イエローやオレンジといったフレッシュな色づかいで「新しく雇用する従業員」をイメージしています。
単にグリーンやイエロー、オレンジといったフレッシュな配色をすれば良いというわけではありません。視覚的にそのサービスのイメージを享受しやすいようなカラーコーディネートを行うことが重要になります。
効果的なカラーコーディネートとしては作例でも使用している「トーンカラー」です。グリーンに濃淡を付けて配色することで、サービス内容である「新規従業員の退職防止」を視覚的に訴求しています。
パンフレットの読みやすさ
事業パンフレットで重要なのは、伝えたい相手にパンフレットの最後まで読んでもらうことです。作例では写真やイラスト多く使用し、テキスト部分は見出しと文章が明確にわかるように、フォントや色を調整して最後までストレスなく読み進められるようにしています。
写真やアイコンイラストは視線の動線を司る役割があります。テキストの流れに沿って配置することで、伝えたい事が効果的に伝わるでしょう。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
柑橘系の爽やかなムードを彷彿とさせるパンフレットデザイン
グリーン×オレンジでフレッシュなムードのデザインに
グリーンをベースに、イエローやオレンジの差し色が入っているのが爽やかです。レモンやライム、オレンジといったフレッシュな柑橘類を彷彿とさせるカラーは、ヘルシーさがありますね。といってもそれぞれの色使いは柔らかなので、派手な印象はありません。事業パンフレットとしてふさわしい「格」が感じられます。白色の背景と組み合わせることで、清潔感が増しています。まるで香水やルームミストのようなカラーを用いることで、親しみやすさを演出しているようです。清涼感の漂うデザインですね。
イラストと写真を多用してテンポ良く読ませる
パンフレット中面では、アイコンのようなイラストや、契約までの流れの写真解説など、文字以外の情報が多くテンポ良く内容をチェックすることができます。もっともアピールしたい箇所であるお得なキャンペーン部分にのみ強い色が使われていて、効果的にPRできているのも良いですね。料金は大きい囲みで明確に表示され、見込まれる効果も見出しでまずメリットが目に飛び込んでくるようなレイアウトに。パンフレットを開いただけで興味関心を惹くことができる「読ませる」デザインといえるでしょう。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。