


明るく鮮明なデザインでサービス内容を紹介する人材サポート企業のパンフレットです。
青みのある白地に走るカラフルな帯とうねるような動きを見せる何本ものライン。動きを感じる装飾で、新たなサービスが未来に向かい成長していく姿を抽象的に表しました。センターにはロゴマークを大きく配置し、直下にサービスの概要を記しました。このダイナミックなラインのデザインは、飲食業界の流動性やスピード感に対応し、クライアント企業と共に成長していくという企業の「機動力」と「未来志向」を訴求しています。
「人」の力を強調する内頁デザイン
表紙をめくると女性スタッフの写真が現れ、「人」がサポートすることでサービスの品質が向上するというコンセプトをイメージ画像と共に説明しています。これはパンフレットの「トビラ」にあたるページ(表紙の裏)であり、読み手が最初に目にする具体的なメッセージとなります。ここで笑顔のスタッフの写真と「安心の提供」「経費削減の徹底」といった具体的な強みを提示することで、抽象的な表紙デザインから一転し、サービスの具体的な価値を即座に伝えています。
順序立てた情報展開とカラーリングで説得
中面では左から3ページに渡り、問題提起→業務サポート概要→具体的事例→料金表→依頼方法という順で読み手の思考に合わせた展開で紙面を構成しています。デザイン的には、導入となる問題提起の部分で内在化した問題をクリアにするようにコントラストの高い色使いで鮮明にデザインし、具体例、料金表、依頼方法は落ち着きのあるトーンで信頼感を醸成するデザインを意識しました。





企業パンフレットはメッセージ性が重要
企業パンフレットの制作において重要なのは、パンフレットが売上に貢献し、なおかつ企業イメージを高められるようなデザインにすることです。そのために重要なのが「デザインの構成」と「信頼感を演出するデザイン」です。BtoB(企業間取引)のパンフレットにおいて、デザインは単なる装飾ではなく、企業の信頼性や問題解決能力を証明するための「営業ツール」としての機能性が求められます。
企業のサービスを利用したくなる構成
3つ折りパンフレットの場合、顧客が読み進める順番を考えてデザインをしなくてはなりません。作例では、表紙部分の真裏、1ページ目に顧客が抱えている問題や悩みを提示し、サービスを利用することで得られるベネフィットをわかりやすくデザインしました。この「問題提起(悩み)」→「解決策(ベネフィット)」という構成は、読み手の関心を強く引きつけ、パンフレットの続きを読む動機付けとして非常に効果的です。
信頼感を演出するデザイン
企業の信頼感は企業イメージに直結します。作例では白地に青のトーンカラーを使って「清廉さ」や「誠実さ」を演出しています。重要なメッセージには「紺」が使用されています。紺には信頼や信用、誠実、知性や上品さといった色彩心理効果があります。また、パンフレット全体に空間を持たせることも信頼感の演出に効果的です。あえて空白を作ることで落ち着いた雰囲気を演出できます。契約に関わる重要な情報を、濃い紺色の背景や罫線で明確にセクショニングしている点もポイントです。これにより、情報が整理されて見えると同時に、契約プロセスにおける「透明性」と「信頼性」を強調しています。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
強いカラーでハツラツとしたイメージを打ち出したパンフレットデザイン
力強いレイアウトで自信とエネルギッシュさをアピール
余白を大きく取ってあしらわれた社名とロゴ、スーツ姿の女性、右肩上がりのグラフを駆け上る男性のシルエットなど、企業の自信と活力が伝わってくる紙面です。表紙の右下にあしらわれたホワイト、イエロー、ブルーのラインもピンと伸びた背筋や、風を受けてはためくフラッグなど、ポジティブな物事を想起させます。パンフレットを手に取った時、パステルカラーが多いと優しい気持ちになりますし、強めのカラーで構成されていると目にしただけでエネルギーをもらったような気持ちになります。パワフルな色使いは、受け取り手の感情にダイレクトに響いてきますね。
原色に近い色を用いることでパワフルなイメージに
知的でビジネスにふさわしい信頼をあらわせるブルー、ネイビーをベースとしつつ、赤やグリーンといった強い色をプラスして三原色のエネルギーをプッシュ。少々の悩みごとは持ち前のパワフルさではねのけられる、というパワフルさを感じます。パンフレットの下部はネイビーをメインに、上部へ上がるに従ってブルーへとグラデーションをかけていることで、「上昇」や「高揚」といったイメージも受け取れます。イメージグラフにも同じ手法がとられています。
三つ折り会社案内を「読まれる資料」にするための設計
三つ折りパンフレットは、A4などの一枚ものと違って「折り順=読まれる順番」がほぼ決まります。だからこそ、ページごとの役割分担がうまくいくと、営業資料としての強さが一段上がります。この制作事例は、その“順番設計”が紙面の見た目にきちんと落とし込まれているのが特徴です。画像を見ながら、どこが効いているのかを分解してみます。
まず表紙です。白地を広く取り、右下にブルー系の大きなカーブと複数のラインを重ね、さらに差し色が少し入っています。文字情報は中央寄せで整理され、余白がしっかり残る構成です。ここで重要なのは、「最初の3秒で伝えるのは情報量ではなく“温度感”」という点。会社案内は“細かい説明”に入りがちですが、表紙で詰め込みすぎると、読む前に疲れてしまいます。この作例は、視線の止まるポイント(社名・ロゴ周り)を確保しつつ、動きのある曲線で“スピード感”を補っていて、資料の第一印象が軽くなっています。
開いたとき(いわゆる見開き)に目に入る左面は、「お悩みではありませんか?」という問いかけが大きく、シルエットアイコンや図解、グラフで“状況の整理”を担っています。ここが実は三つ折りの要で、読む人の頭の中を整える役目です。文章だけで悩みを列挙すると、読み手は自分ごと化しづらいのですが、この紙面は図形(円・矢印・棒グラフ)と短いラベルで、「どんな困りごとが、どんな結果につながるのか」を一目で捉えられるようにしています。特に色の使い方が分かりやすく、ここだけはグリーンを強めにして“課題の提示”を担わせ、次の面(解決の説明)へ自然にバトンを渡しています。
中央面は、サービスの説明と写真が入り、さらに「費用分担 / 料金表」などの実務情報へつながります。三つ折りで料金に触れるとき、レイアウト次第で“押し売り感”が出ることがありますが、この作例は、見出しの粒度と余白の取り方で、情報を「比較しやすい一覧」に整えています。表や箇条書きは、文字サイズ・行間・罫線の濃さが揃っていると読む速度が上がります。逆にここが崩れると、せっかく内容が良くても「なんだか雑に見える」印象につながりやすい。図や写真のテンションとは別に、表組みを“事務的にきれい”に作ることが、BtoB資料では信頼感の下支えになります。
右面には「委託までの流れ」がステップ形式で並び、チェックマークや段組みで手順が整理されています。ここがあることで、読み手は「問い合わせたら何が起きるか」を具体的に想像できます。営業資料でよくある失敗が、“サービスは分かったけど、その次が分からない”状態です。流れを見える化すると心理的ハードルが下がり、問い合わせ前の不安(いきなり契約になるのでは、準備が大変では…など)を減らせます。この紙面は、ステップ見出しを濃い色の帯でまとめ、本文は明るい背景で読みやすくしているので、視線が迷いにくいのもポイントです。
※掲載のパンフレット・冊子は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
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