


流線を効果的に用いてエレガントな見た目を心がけました。
パンフレットの表紙は、しなやかな流線を用いて聡明な印象を打ち出せるようにしました。中央に向かって白色にグラデーションを表現することにより、光や明るさを感じられるように工夫しています。ふちは濃紺をあしらって謹厳な雰囲気を出せるようにしました。ロゴマークの部分は白色で抜いて、ブルーとグリーンが映えるようにしています。
シンプルながら印象的
ウラ表紙は日本地図を白抜きで目立たせるためにネイビー一色でまとめました。YouTubeやメルマガの案内は目立つように黄色で見出し装飾をして、二次元コードを大きめにレイアウト。
中面の構成 – 清潔感とデザインの快適さ
中面は、表紙とは反対に白い背景をベースにして、ロゴを形成する2色(ブルー&グリーン)を見出しの色として用いました。すっきりした印象にしたいので、テキストの文字サイズは少し小さめにして、余白を大きめにとっています。
洗練されたイラストの選択
顔や衣装のあるイラストではなく、人物のシルエットを配置することで、より洗練されたイメージに仕上げられたと思います。



明るく親しみやすいデザインで専門性と信頼性を伝える
柔らかな印象を与えるブルーを基調としたプロフェッショナルな見た目
・青を基調色に使用し、爽やかで信頼感のあるイメージを演出。
・シンプルかつ洗練されたレイアウトで見やすく、必要な情報にすぐアクセスできる。
・法人のロゴマークを目立たせ、ブランドイメージを強調。
医療・介護分野に特化した専門性の高さを印象付ける
・専門特化型の法人であることを明示。
・日本地図と各拠点のアイコンで、全国展開している規模の大きさをアピール。
・大きめの QR コードを配置し、スマホからのアクセス性に配慮。
サービスの特長や強みを分かりやすく訴求
・4つの強みを視覚的なアイコンと共に提示し、専門性の高さを印象付け。
・コンサルティング内容を領域別に表示し、多角的なサポート体制をアピール。
・グループ法人の情報を配置し、組織の信頼性と実績を補強。
複数の連絡手段を用意し、顧客の利便性に配慮
・問い合わせ用の電話番号、メールアドレス、QR コードを大きく表示。
・YouTube チャンネルへの誘導で、動画コンテンツによる情報発信をアピール。
医療・介護分野に特化した税理士法人としての専門性の高さと、全国展開する組織力をバランス良く訴求するデザインに仕上がっています。爽やかなブルーを基調としたビジュアルが、親しみやすさと同時にプロフェッショナルな印象を与えており、明るく前向きなブランドイメージの構築に貢献しています。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
色使いが洗練された雰囲気のパンフレットデザインですね。
シルエットが洗練された印象
ロゴマークがブルーとグリーンなのですが、この2色をうまく使って統一感のあるパンフレットに仕上がっているように感じました。特に、中面の人物のシルエットは、イラストを使うよりも落ち着いた印象で、なおかつロゴと同じ色を使うことですっきり見える効果があるのではないでしょうか。シルエットでも、困っている様子や悩んでいることが伝わるので、パンフレットで訴求すべき内容としっかり合っていると感じます。
余白多めの落ち着いた雰囲気が◎
表紙も中面も、文字を詰め込みすぎないゆったりとしたレイアウトが余裕のある雰囲気を作っていると感じました。表紙は、色のグラデーションも美しく格式の高い印象を受けます。また、水の流れを彷彿とさせるしなやかなイメージが、人や団体に寄り添う法人のあるべき姿を表しているように感じました。ロゴマークは、中面と表紙ともに小さめのサイズであしらわれていて、主張しすぎないのも奥ゆかしいですね。YouTubeやメルマガはしっかりアピールしたいポイントなので黄色の目立つ色を使っていただけて良かったです。虫メガネマークで検索を誘導しているのも良いポイントになっていますね。
「経営者の悩み」に寄り添う、専門特化型パンフレットの設計図

※画像はイメージです
今回の制作事例は、税理士法人のなかでも特に「医療・介護部門」に特化したサービス案内パンフレットです。この分野のパンフレットデザインにおいて重要なのは、単なる「税理士事務所の紹介」ではなく、医療法人や社会福祉法人の経営者という極めて専門的なターゲット層に対し、「私たちはあなたの業界特有の悩みを深く理解している、経営パートナーです」と瞬時に伝えることです。
中面設計:なぜ「サービス一覧」ではなく「お悩み」から始めるのか
このパンフレットの戦略性が最も顕著に表れているのが、中面の構成です。多くの会社案内が「私たちができること(サービス一覧)」からアピールを始めるのに対し、このパンフレットは「介護施設のお悩み」「医療経営でお悩みの方へ」という、ターゲットの「お悩み」を起点にしています。
- 「行政監査ってどんなもの?」
- 「職員人事・評価制度はどうすればいいの?」
- 「後継者がいないんだけど…」
- 「持分なし法人に移行したいけど…」
これらは、医療・介護業界の経営者が日常的に直面する、具体的かつデリケートな課題です。まず「私たちはあなたのその悩みを、ちゃんと理解しています」という共感のメッセージを提示することで、読み手(経営者)の心理的な壁を取り払い、「ここなら相談できるかもしれない」という信頼関係の土台を築いています。
さらに、左ページに「介護施設」、右ページに「医療経営」と、似ているようで異なる課題を持つ両者それぞれに呼びかける構成も巧みです。「介護」と「医療」の経営課題を混同せず、それぞれの専門性を深く理解している姿勢を示しています。
デザインが支える「信頼」と「専門性」
こうした戦略的な情報設計を、デザインが力強くサポートしています。
1. 表紙:信頼と先進性を両立する「青い流線」
既存の本文でも触れられていますが、表紙の青い流線的なデザインは、単に「エレガントさ」だけを狙ったものではありません。
「青」は、医療に不可欠な「清潔感」「先進性」と、税務・法務を扱う士業に求められる「知性」「信頼」を同時に表現できる色です。そして、中央のロゴマークに向かって光が集まるかのようなグラデーションは、問題解決への「希望」や「明るい未来」を視覚的に示唆しています。
2. 中面:情報を「整理」し「清潔感」を担保するレイアウト
中面(画像1枚目)は、表紙とは対照的に「白」を基調としています。
「税務・会計」「労務」「法務(登記)」「コンサルティング」といった難解で複雑になりがちな情報を扱うからこそ、十分な余白(ホワイトスペース)を確保し、情報をスッキリと整理。これは、読み手の理解を助けるだけでなく、医療機関が最も重視する「清潔感」や、業務の「透明性(クリーンさ)」を無意識のうちに感じさせます。
また、使用する色をロゴのブルーとグリーンに絞り込むことで、情報の優先順位が明確になり、紙面全体にプロフェッショナルな統一感を与えています。
裏表紙の役割:紙からデジタルへの「信頼のバトン」
パンフレットのような紙媒体の重要な役割は、「信頼の基礎を築き、次の行動へつなげること」です。裏表紙(画像2枚目)は、そのクロージングの役割を戦略的に担っています。
1. 権威性を示す「日本地図」
まず目に入る日本地図と全国の拠点一覧。これは、組織の規模=「権威性」と「安定したサポート体制」を視覚的にアピールするものです。「全国にネットワークを持つ、確かな組織である」という安心感を瞬時に与えます。
2. 行動を促す「デジタル導線」
BtoBの、特に専門性が高いサービスにおいて、パンフレットだけで全てのノウハウや実績を伝えるのは不可能です。
そこで重要になるのが、あえて黄色い見出しで目立たせた「YouTube」と「メルマガ」のQRコードです。これは「私たちの専門性を、ぜひ動画や記事でも確認してください」という、ノウハウの開示と自信の表れでもあります。紙媒体で得た「信頼」を、Web上の具体的なコンテンツ(専門家の顔や声、解説記事)でさらに強固にするための「信頼のバトン」として機能しています。
このように、このパンフレットは単にサービスを美しく並べるのではなく、「お悩みへの共感(中面)」「専門性と信頼性の視覚化(表紙・中面)」「継続的な情報提供への導線(裏表紙)」という一連の流れを、デザインによって戦略的に構築している事例と言えるでしょう。
※掲載のパンフレット・冊子は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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