
香港を中心に飲食店などをプロデュースする企業のロゴマークです。
様々な言語・人種が混ざり合う香港をカラフルな色彩で表現しています。遊び過ぎた印象にならないよう、ロゴタイプは安定感のある直線的なデザインに仕上げました。
色彩の豊かさを表現したロゴの魅力
このロゴは、飲食店プロデュース企業の多様性と創造性を象徴するカラフルなデザインで表現されています。大胆に使用されたプライマリーカラーは、味覚の豊かさと食の楽しみをデザイン的に表現しており、一見して企業の活動的なエネルギーを感じさせます。ロゴの構成はシンプルながらも強いインパクトを与え、記憶に残りやすいビジュアルアイデンティティを構築しています。
機能性とスタイルの組み合わせ
左側のロゴバージョンは、大きくて読みやすい文字が特徴で、広告や看板などの大規模なフォーマットに適しています。右側のロゴはよりコンパクトであり、名刺やレターヘッドなどの小さなスペースに使用する際に適しています。どちらのデザインも、会社名の可読性を保ちながら、スタイリッシュな印象を与えるための配色とフォントサイズを効果的に使用しています。
コミュニケーションを促進する配色
ロゴに使用されている色彩は、顧客とのコミュニケーションを促進する明るい印象を作り出します。色は飲食業界における様々な食材や料理の多様性を連想させ、企業が提供するサービスの範囲と品質を暗示しています。このような配色は、企業のブランディング戦略において、ポジティブなアプローチとして機能し、潜在顧客に対して親しみやすいイメージを与えます。


ロゴ作成例に関する考察
地域の特異性を企業ロゴに込める
香港という土地は、歴史や行政上の位置づけ、人口密集度、自由経済の発展度など、世に出色の特徴を非常に多く有する不思議な都市です。その成り立ち上から、今の香港は西洋と東洋の特色が絶妙に入り混じった独特の文化・政治・経済を有しており、たくさんの人種が暮らす、世界でも有数の人口密集地域となっています。
香港の多彩な特性を反映したロゴデザイン
自由貿易都市としての顔も持ち、複雑に入り組んだ物理的都市構造と発達した交通機関を持つこの都市では、世界中から集まっている人々の生活を支える飲食業が盛んで、それらをプロデュースする会社も存在します。
多文化が混ざり合うレイヤードな色使い
そんな香港の飲食店プロデュース会社のシンボルとして、香港という特異な都市のありかたを表現したカラフルなロゴに仕上がっています。三原色を基調に彩度を高めた3つの色は、一見して雑多ながらもどこか華やかな印象を漂わせる香港という都市の特性をよく表し、しかもそれがレイヤードになっていることで、様々な文化が混じり合っていることが上手く表現されています。
スタンダードでクールなフォントの採用
このように多色を使用する場合、フォントによっては冒険心と遊び心が出過ぎてしまい、若干はしゃぎすぎた印象になってしまう傾向があるのですが、敢えてスタンダードでクールなフォントを選定することによって、全体がしっかりと引き締まったビジネスロゴのイメージを保持することに成功しています。
企業らしい堅い印象をデザインで、柔軟な姿勢を色で表現。
また、直線的に縦の比率を高めたフォントの構成は、高密度で垂直な高層建築物を中心に発展している香港を物理的・視覚的にも表現した意匠になっており、まさにあらゆる観点から、この特異な世界都市を表すことに成功しているロゴマークと言うことができるのではないでしょうか。ネットを通じて、どんな企業でも世界に情報発信することが可能になった現代において、視覚的広告宣伝活動で企業の印象を決定づけるロゴマークの存在は、これまでよりも重い価値を持ち始めています。これだけの低容量、省スペース、軽いデータ構成ながらも、企業理念やスタイル、アピールポイント、印象付けなどを一気に表現できる媒体は、ロゴ以外にはないと言ってもいいでしょう。
ロゴが担う企業イメージとグローバルな発信力
世界を相手に商品を売り出していく場合、その企業が存立している国や都市、文化に対する理解は欠かせない条件であり、それらを表現するための発想力とノウハウは武器となります。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
プロデュース会社の、驚きを届けるという視点を忘れていないデザイン。
見ているだけでウキウキしてきちゃうロゴですね。黄色、赤、青のコントラストが実に美しく、それでいて、どこかかっちりしているところもあるというか、誠実そうな印象を受けますね。それはたぶん、この直線的な、かくかくとした文字に起因するものでしょう。それが、安心丁寧な企業というイメージを演出していて、ただ賑やかであるというだけでなく、信頼感や安心感といったものを、見るものに感じさせるデザインになっているのです。
そして、これは香港の飲食店を手がける会社のロゴということですが、文字に別々の色を使ったところといい、重なり合っている部分があることといい、香港という大都市の特徴をよく表しているのではないかと思います。様々な国の人々が行き交う、活気に溢れた街、そういったものがうまく表現されているのではないでしょうか。重なって影になったところには、何か、その街の人々の、それぞれの物語が滲んでいるようでもあります。きっと笑いがあったり、涙があったり、数え切れないほどの印象的なエピソードがあるのでしょう。その人の物語というものにそっと寄り添うような、この企業の手がけたお店が、時にはその物語の舞台となるような、そういった美しい情景が目の前に描き出されるようでもあって、素晴らしいロゴマークだと思います。企業ロゴにもたくさんありますけれども、文字と色を使ってここまでのことを表現するというのは、とても難しいことだと思います。賞賛しないわけにはいかないですね。
VOICE ※第三者による感想です
派手さをカバーするシックな形状が、ロゴをまとめています。
飲食店を利用するときには、事前に情報収集をしてから行くという人もいますが、行き当たりばったりで飲食店を利用する人も多いでしょう。飲食店に入る場合には、自分が食べたいものがあるかどうかという点も重要ですが、看板を見て入るかどうかを判断するという人も多くなっています。看板には通常ロゴデザインが描かれていますが、やはり入りやすい看板と入りにくい看板が存在しています。また、国によっても全く感性が異なっているので、その国に応じた描き方をしないといけません。
このロゴデザインを見てみると、香港でプロデュースを行う企業のロゴということで、カラフルな色を用いているのですが、香港はカラフルで派手なものが多くなっているため、このような感じでも違和感が無いのかもしれません。日本であれば少し派手な印象を受けるかもしれませんが、香港であれば大丈夫なのでしょうか。保守的な文字とカラフルな色彩になっているので、遊び過ぎないロゴデザインになっています。
「多国籍都市・香港」の文化的重層性を色彩のレイヤーで表現する
香港は東洋と西洋が混じり合う世界有数の多文化都市であり、その食文化も広東料理、点心、西洋料理、フュージョン料理が入り乱れる独特の多様性を持っています。この企業は香港を拠点に飲食店をプロデュースしているため、ロゴには「ひとつの料理ジャンルに限定されない包容力」が求められました。
レッド・ブルー・イエローという三原色を重ね合わせたカラーリングは、この課題に対する的確な回答です。三原色はあらゆる色の基礎であり、「どんな色にも変化できる可能性」を暗示しています。イタリアンを手掛けてもよし、和食を手掛けてもよし、そのどれもがこのロゴの上に自然に乗るという柔軟性が、色の選択を通じて伝えられているのです。
縦組みフォントが呼び起こす「ビルの壁面」的な建築イメージ
ロゴタイプに縦組みのフォントが使われている点も興味深い判断です。横組みが主流の英字フォントをあえて縦に配置することで、香港の超高層ビルの壁面にネオンサインとして設置されたときの見え方を想像させます。これは「実在する飲食店の看板としてのシミュレーション」をロゴの段階から行っている証拠であり、ペーパーデザインとしてではなく、実際の空間での使用を前提にした三次元的な設計思考が読み取れます。
香港の繁華街では、ビルの壁面に縦書きの看板がひしめき合うのが日常風景です。そうした都市環境の中でこのロゴを見た場合、「この街に馴染む」看板として違和感なく溶け込むでしょう。ロゴが使われる物理空間までを想定した設計は、グローバルなブランディングにおいて極めて実践的なアプローチです。
クリーンなフォントで担保する「プロデュース企業」としての信頼性
飲食店そのもののロゴであれば、料理のジャンルに応じた遊び心のあるフォントが使われることが多いでしょう。しかしこの企業は飲食店を「プロデュースする」側の会社です。BtoB的な信頼性が必要な場面(不動産オーナーへの提案、投資家へのプレゼンテーションなど)でも使用されることを考えると、クリーンでモダンなフォント選びは合理的です。カラフルなシンボルが「クリエイティビティ」を、整然としたフォントが「ビジネスの信頼性」を担当するという、二層構造の役割分担がこのロゴの設計思想の核心にあります。
※掲載ロゴデザインのモックアップ・使用例はイメージです。実際のロゴの仕上がり・活用例とは異なる場合がございます。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。
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