フードコードで店舗の宣伝を行うポスターを制作しました。
多数の店舗が同じ空間に出展するフードコートでは、それぞれのお店を宣伝・PRするポスターデザインも非常に重要になります。アツアツの美味しそうなカレーうどんの良さが出来るだけ伝わるよう、背景は黒く、のぼりたつ湯気が目立つポスターです。
デザイナーの振り返り
■ フードコートは、他店舗も様々な広告を展開しているため、その店舗の個性をポスターでうまく打ち出せるようなデザインを心がけました。
■ 全体に黒を使用しつつも圧迫感を与えない様、気を付けてデザインしました。
■目玉商品にポスターの3分の1を使用し、メリハリをつけることでインパクトと訴求力を高めています。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
リーズナブルなメニューなのに黒の背景が効果的
高級感のある黒を背景にしたポスターですが、リーズナブルなフードコートにはめずらしいと思いました。ただ目立たせるためだけでなく、アツアツの温度が伝わるようにコントラストのある黒が採用されたことがすぐに分かります。大きな写真で湯気を見せたことにより、写真からも温度が伝わってくるように。躍動感のある赤文字も黒の背景と相性がよく、メッセージのインパクトを強めています。白色の文字も読みやすく、強く印象に残るように。上から順に読めるように整列されているから情報がスムーズに読み取れますし、メインの下にトッピングや追加ライスを順に並べることで、より魅力的なメニューに見えてきてしまいました。頭の中で無意識に選びながら、自分ならではのオーダー内容を想像してしまいそうです。
強い背景色のポスターデザインですが、ところどころに「合いますよ。」などの話し言葉を添えて親しみのある雰囲気に。圧迫感や緊張感のある黒を使用しながらも、フードコートらしい気軽さが添えられているのも好感が持てました。17:00~というランチタイム以外の時間帯であることを伝えるためにも、黒の背景はとてもよく合っていると思います。
アツアツのカレーうどんが食べたくなるポスター!
黒を背景に、湯気ののぼり立つ写真が印象的で、カレーうどんのアツアツさが伝わってきます。黒色が高級感を演出している一方で、フードコートのリーズナブルな価格帯も表現されています。また、文字も白色で読みやすく、トッピングや追加ライスが整列されることで、メニューの魅力がより一層引き立っていますね。
雰囲気も圧迫感のある黒に対し、話し言葉を添えることで、フードコートらしい気軽さが感じられます。ランチタイム以外の時間帯を意識していることも分かり、ポスターデザインの妙が光っています。配色やトーンが非常にうまく調和しており、カレーうどんを食べたくなる気持ちが高まります。
※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。