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タッピンねじの商品パッケージデザイン作成例

タッピンねじの商品パッケージ・輸送箱のデザインをリニューアルしました。


タッピンねじの商品パッケージデザイン作成例

ネジのイラストを背景に馴染ませたスタイリッシュなパッケージデザインです。

工業製品の輸送用外箱というと、品名とスペック情報、製品確認のための製品イラストという機能性に特化したデザインのものが一般的ですが、現場で製品の品質と企業名を紐づけて記憶してもらうためにはパッケージデザインで差別化するのも大変有効な方法です。

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リニューアルの背景と方針

ネジの輸送箱のリニューアルに伴い、機能性を重視した従来のシンプルなデザインから一歩踏み込み、旧パッケージの良さを活かしたパッケージデザインを制作しました。

デザインの特徴

ブランドカラーのブルーを前面に配置し下部を斜めにトリミング、ブランドカラーより一段深いブルーでネジのイラストとネジの回転をイメージさせる輪を馴染ませました。ネジのイラストは、頭の部分と尖った先の部分を分割して並べて配置し、製品の詳細を確認できるイラストとしても機能しています。

イメージ変革の重要性

シンプルで理解しやすいパッケージデザインになることで、現場での企業や製品に対するイメージも大きく変わります。

タッピンねじの商品パッケージデザイン作成例2

タッピンねじの輸送箱デザイン

工業製品のパッケージを作成する際に考えたいこと

—製品の使用シーンをイメージする

工業用部品のパッケージデザインには、制作におけるいくつかの重要なポイントがあります。どんな製品でもそうですが、まず考えなければならないのは、その製品がどのように使われるかということです。倉庫内を頻繁に移動する製品なのか、キャビネットに収納する製品なのか等です。例えば、場所を移動しなければならないのであれば、手で持ち上げることができるサイズ感のパッケージに。また、手で動かせないほどの重さや繊細な部品の場合は、頑丈なダンボールのようなもので梱包する方が良いでしょう。

— 製品の保管環境を考慮

製品の保管期間や環境なども、包装資材を選定する際の検討材料になり得ます。部品の周りの空気中にはどのような要素や化学物質が含まれていますか?埃やその他の粒子に対する保護はどの程度必要ですか?これらの要素は、部品にどのようなパッケージを使用するかに影響します。

— ブランディングと情報表示の重要性

パッケージデザインを決定する際には、自社のロゴや製品名をどのように表示するかも考えなければいけません。警告や使用上の注意などの情報を記載することも、製品の性質によっては必要になります。これらの情報は、その部品に触れた人がどのように使用すべきかを容易に理解できるように、パッケージに明確に表示することが好ましいでしょう。

 

制作パッケージデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

真面目かつ大胆なパッケージデザイン

レトロな風合いが真面目さを表現

ブルーは落ち着きや知性、安心といった要素をイメージさせるカラーで、工業製品のパッケージにはうってつけの色です。リアルなねじのフォルムとかっちりしたテキストフォントが真面目な印象。大きなイラストで商品詳細を一目で視認できるのが魅力的ですね。ねじが回転する様子を抽象的に表した円のデザインも、用途をイメージさせるのに効果を上げています。

斜めのカットでパッケージデザインに躍動感をプラス

色の切り替えが斜めになっているので、堅実・真面目なイメージに若干スタイリッシュな印象がプラスされます。商品名と社名が同じ面にレイアウトされているので、取引先にも「ねじなら〇〇株式会社!」と連想して覚えてもらえそう。BtoB製品はオーソドックスなパッケージになりがちかもしれませんが、対企業向けの製品にこそ、こだわるべきなのかもしれません。色はブルーで統一されているので、オフィスや工場にふさわしい清潔感が漂っているのも好印象です。

VOICE ※第三者による感想です

品質を損なわずにオリジナル性を出したパッケージデザイン

イラストで製品の特徴を強調

ネジを大きなイラストで表現しているため、より形状が分かりやすいと思いました。金属製の小さなネジは、美しい写真でもラインや細部が曖昧に見えてしまうこともあるでしょう。特徴的なネジ頭部や軸の形が描かれたイラストの方が理解しやすいかもしれません。パッケージ前面には大きなイラストを、側面にはネジの全体図と表を記載しています。急いでいるときには、大きなイラストとブルーカラーで見つけやすいように。側面をチェックすれば、間違えずにすぐ持ち出せます。

適切な色選びとブランド表示

色数を抑えたこと、さらに落ち着きのあるブルーを選んだことで、どの現場に置いても悪目立ちしません。企業名が目立つように入っても不自然さがなく、パッケージの一部としてなじんでいます。

デザインに躍動感を加えて

ブルーを斜めにカットし、「ワンタッチ」の文字も右上に傾けたことで躍動感のあるデザインに。スタイリッシュかつアクティブな印象に見え、好意的に受け止めてもらえそうです。工業用部品らしい品質の確かさを損なわず、オリジナル性を出したパッケージだと思いました。輸送箱はブルーにこだわらず、あえてレッドを使用して、何が入っているのかが一目で分かる親切なパッケージデザインになっています。

※掲載のパッケージは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。

商品パッケージのデザイン作成