
歴史ある製品開発をアピールする農業部材のラベルデザイン制作例です。
作物を雨風などから守るビニールを留める部材のパッケージに使用するラベルをデザインしました。畑で実際に使用しているシーンを大きく扱い、その下に切り抜きの商品写真を置いて矢印で結び付けることで、何のために使用する部材であるかをわかりやすく表現しました。
操業年数をフィーチャーした差別化戦略
また、類似商品が多いことから競合他社と差別化するため、操業年数をキャッチコピーに入れ、多くの農家から支持されていることをアピールするエンブレムを、写真をまたぐように配置しています。世界で初めてこの部材を開発したメーカーとして、信頼と実績を感じられるデザインを目指しました。


ロングセラー商品のデザイン課題
パッケージデザインはターゲットを意識して作ることが大切ですが、ロングセラー商品として認知度がある場合はデザインを大きく変えることがリスクになってしまうこともあります。そういった状況では、同じ路線を踏襲しつつ、ブラッシュアップしたパッケージデザインとしてリリースすることが多いと言えます。
新規ブランドと既存ブランドのデザイン戦略
新しいブランドや後発商品であれば、他社製品とは違う斬新なデザインで差別化を図るケースもありますが、既に業界でのポジションを確立してる製品であれば、消費者が期待するものは今風なスタイリッシュなデザインではなく、「らしさ」が与える安心感である為です。
制作ラベルデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
購入の決め手になるポイントが散りばめられています
部材一つの写真が立体的に大きく掲載されているため、手に取って確かめなくても形状が分かるラベルデザインになっていると感じました。矢印や吹き出しによる文字も添えられているため、使用シーンも想像しやすいように。さらに使用中の写真も全体図とアップにて掲載されているため、誰でも使い方が瞬時に理解できるかと思います。
信頼感を高めるキーワードの配置
「元祖」や「国産」の文字がほどよく目立つことから、購入を後押しする効果も。せっかく買うのだからしっかりと機能して欲しいと思うだけに、信頼できる製品であることが分かれば安心して購入できそうです。
製品シリーズの識別と自信のアピール
サイズ違いであることも製品そのものの色が異なるだけでなく、数値を大きく掲載しているため自然と判別でできるように。ただしカラー以外は同じデザインのため、同シリーズであることもすぐに分かります。キラキラと光るNo.1のラベルにも、つい視線がいってしまいそうです。パッケージから自信がある製品であることが分かるのも、重要なポイントかと思います。
購入後のサポートを示すデザインの取り入れ
下部には検索窓とキーワードを記載しているため、製品詳細や使い方を改めて確認できそうにも。購入後のフォローも見込めるため、数ある製品の中から購入の決め手にする方も多いのではないでしょうか?
「使用シーンの写真+切り抜き商品写真+矢印」で用途を説明不要にする
農業用の部材は一般消費財と異なり、商品名だけでは何に使うものか分からないことが多い製品です。畑でビニールを留めている使用シーンの写真と、部材単体の切り抜き写真を矢印で結びつけるレイアウトは、文字による説明なしで「この部品はこう使う」という情報を完結させています。
ホームセンターや農業資材の売場では、購入者は棚の前で商品を比較しながら短時間で判断します。パッケージを手に取ってから裏面の説明書きを読む前に、表面のビジュアルだけで「これは自分が探しているものだ」と判断できるかどうかが、購入率を左右します。写真と矢印の組み合わせは、忙しい農家にとって最も効率的な情報伝達です。
「操業年数」と「元祖」の表示が類似品との差別化を信頼で勝ち取る
類似品が多いカテゴリーで「世界初の開発メーカー」「操業○年」をラベルに掲げることは、価格ではなく信頼で選んでもらう差別化戦略です。農業資材のような実用品は価格競争に陥りやすいですが、歴史と実績を前面に出すことで「安さ」ではなく「安心」が購買動機になります。
エンブレムを写真にまたがるように配置しているのも、エンブレムが主張しすぎず、かつ確実に目に入るバランスを取るための計算された配置です。農業用資材という地味なカテゴリーだからこそ、デザインの細部が購買判断を後押しする力を持っています。
※掲載のラベル・パッケージ・什器等は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
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