商品のビジュアルをデザインに生かしたお土産用パッケージデザインです。
このパッケージデザインの一番の特徴は、正面から見た時、商品であるプリンがパッケージの表面積の大部分を占めるということです。
商品の魅力を最大限に引き出すデザイン
一般的なプリンの包装は、箱の中に本体がすっぽりと入り、蓋や包装紙で中は全く見えないものが多いと思います。このパッケージデザインでは、あえて中のプリンを見せることで、美味しそうなプリンのシズル感を間近に感じることができ、そのビジュアルもパッケージデザインの一部として機能させています。
味のバリエーションにも対応する汎用性の高さ
また、プリンの味に「チョコ味」や「抹茶味」など味のバリエーションが増えた場合、パッケージデザインを変えることなく使用できるというメリットもあります。
素朴な雰囲気で奈良のイメージを表現
歴史の街、奈良のイメージに合うように、パッケージ全体は素材感を生かして素朴な雰囲気でまとめました。パッケージ側面には、奈良公式キャラクターの「せんとくん」を入れ、奈良らしさと親しみやすさを加えました。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
一目で商品が何かを理解できる構造のパッケージデザインですね。
おみやげの品は一目見て、この商品はどんなものかということが分かるものがあります。これもその類だと思います。お土産が袋に入れた時に、横に広がらず、しっかり固定されつつも、袋から取り出した後でも気軽に持ち歩けそうなパッケージデザインなのが好感を持てます。お土産の品って、持ち歩きのしやすさが一番、買うときの決め手になります。購入者の気持ちに沿ってくれていると感じます。全体的に白の下地の面が多く、シンプルなデザインだと思います。このシンプルさがプリンを引き立ててくれています。お土産の主役は、品物であって、周りの外装はあくまで引き立て役です。
白という商品を明るく見せてくれる色だからなお良いです。これで赤やショッキングピンクなどの派手な色だったら、パッケージデザインが主役なのか、と見ている人に勘違いをさせてしまうかと思います。そういう商品をないがしろにしないデザインが素敵です。またお土産店に出すものとして使われるデザインなので、キャラクターを使えば、見る人に親近感を湧かせ、奈良をアピールできると思います。そこで話題にもなったせんと君を使うのは、良いチョイスだと感じます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。