結婚パーティーを告知するイベントフライヤーデザインを制作しました。
どこかアールデコ調の、アンティークな雰囲気の漂うデザインです。色彩で華やかさを表現するのではなく、装飾の繊細さ・緻密さで華やかに仕上げました。
ヴィンテージの魅力を映すフライヤー
このフライヤーデザインは、古典的なヴィンテージスタイルを現代の結婚式の文脈に組み込んだ作例です。細やかな枠線と、クラシカルなタイポグラフィが使用されており、式の格式を高めています。特に「Wedding Fes」というフレーズの手書き風のフォントは、イベントの楽しい性質を伝えるのに寄与しています。
シンボルの活用
ローリエのリースは勝利と名誉の伝統的なシンボルであり、結婚式の成功と新しい始まりを祝福する意味合いを持っています。このリースが二人のイニシャルを取り囲むデザインは、このイベントが二人の愛を称える場であることを表現しています。
フライヤーの配色とディテール
白黒とネイビーブルーの配色は、洗練された印象を与え、上品な雰囲気を醸し出しています。フライヤーの背景に散りばめられた装飾的な要素は控えめでありながらも、全体的なデザインの豊かさを強調しています。
デザイナーの振り返り
■ 新郎新婦の下書きラフに基づいて制作したパーティーのフライヤーデザインです。
■ 用紙の質感が感じられるような、ザラッとしたテクスチャを背面に使用しています。
■ 様々な文字を使用しながらも、フライヤー全体的に一体感が出るように作成しています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
身内や友達から、こんな招待状が届いたらわくわくしますね。
ある日突然、こんな結婚パーティーの招待状が届いたらとてもびっくりしますよね。インパクトがすごいです。「WEDDING FES」って何!? と、興味津々でじっくりと眺めまわしてしまいます。裏を見たら、知っている二人の名前で、場所は二人と所縁のある馴染みのスタジオ……。宝の地図みたいにも感じられるチラシデザインに、わくわくせずにはいられません。二人の名前が、一人一人独立して書かれているのも良いですよね。二人ともがお互いに自立した存在で、それぞれに力強くて、かっこよくて、そんなふたりの結婚パーティーが、面白くないはずがありません。
表面も裏面も、全体的に中世的な、洋風な雰囲気ですが、その中にあっても、日本語の名前や案内、現代的なQRコードがちっとも浮いていなくて、自然とマッチしているのがとても面白いです。枠線や罫線の種類が豊富で、いっぱい詰め込まれている、という感じがします。どれも個性的なものなのでぶつかり合いそうなものなのに、全部綺麗にバランスが取れていて、安っぽくありません。楽しく賑やかな感じをちゃんと出しながら、ただのお祭り騒ぎではなくて、ひとつひとつが充実しているパーティーだというのがチラシデザインから伝わってきます。どうにかしてでも参加したくなってしまいますね。遊び心をとても感じるチラシデザインだと思います。
VOICE ※第三者による感想です
一瞬なんだろうと思う所が、このチラシの面白みになっています。
結婚パーティーのチラシデザインを拝見したとき、表面は英語で書かれていることや、とてもシンプルに作成されていることから、一目で結婚パーティーの案内であることに気が付く人は少ないでしょう。受け取ってウェディングと書かれている分を見て初めてわかるという人もいるでしょうが、通常結婚パーティーの案内というのは、招待する人に対して配布するのが一般的です。コンサートのチラシデザインのように、不特定多数の人に配るのであれば、まずどのような案内なのかをわかりやすくすることが重要です。
しかし、すでに結婚するということがわかっている知り合いの人に配るので、このような作成方法でも全く問題はありません。裏面にはわかりやすく案内が書かれているので、誰がどの場所で結婚パーティーを行うのかが一目でわかるでしょう。白を基調としていることで清潔感がありますし、太くてずっしりとした文字を使っているため、とても見やすいだけではなく、インパクトがある洋風でアンティークな作りという感じがします。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。