PRINT DESIGN — FLYER
フライヤー制作事例 – 紅葉が印象的な和風なイベントフライヤーデザイン






アラビアンダンスショーを和風でデザインした意外性のあるチラシデザインです。
波のうねりをモチーフにした和柄のスタンダード、青海波をアレンジした黄色の柄がバックを埋め尽くし、赤く色づいた紅葉がタイトルバックを美しく彩ります。「小江戸」と冠されたこのイベントは、完全なる純和風デザインにも関わらず、内容はアラビアンダンスショー。
和風とエキゾチックな要素の組み合わせ
花札のような枠で縁取られた写真には、エキゾチックなダンサーたちが並んでいます。どっしりとしたボリュームのある筆文字タイトルに、花魁のような艶やかな和服の女性イラスト。どこをとっても和風な紙面とイベント内容のギャップが強いインパクトを与え、興味を湧き立たせます。
バックの和洋折衷デザイン
チラシ裏面は、紅葉色に染まる華やかな紙面。左側に場所や日時、申し込み方法やアクセスなど必要な情報をまとめ、右側には、参加型イベントの概要をまとめています。裏面のデザインは、花魁風のイラストに星柄を重ねたり、英字タイトルを使用したりと、純和風というよりは、外国人から見た日本の姿を体現したデザインになっています。和洋をミックスしたデザインは日本人から見ても外国人から見ても、新鮮で刺激に満ちたデザインです。


アラビアンダンスに和の意匠をまとわせるデザインの背景
異文化の共存を「世界観」に昇華させるアプローチ
異なる文化圏の要素を一枚のフライヤーにまとめると、片方がただの飾りに見えてしまうことがあります。このフライヤーでは浮世絵風のタッチや花札を思わせる装飾枠を紙面全体に展開しつつ、ダンサーの写真を花魁風イラストと並べて中央に据えています。こうすることで、和のデザインが「背景素材」にとどまらず、イベントの世界観そのものとして機能する仕上がりになりました。
筆文字の重みとダンスの軽やかさを共存させるには
表面で特に意識されているのが、筆文字タイトルの重量感とダンサー写真の軽やかさとのバランスです。太く力強い筆書き文字は和のデザインでは定番ですが、ダンスイベントに持ち込むと紙面が重たくなりすぎる恐れがあります。ここでは文字を画面上部に寄せ、下部に白波のイラストを広げることで視覚的な”空間”を生み出し、ダンスの躍動感を損なわない余白を確保しています。
裏面に仕込まれた「エキゾチシズム」の演出
裏面に目を移すと、紅葉のモチーフと英字タイトルが混在しています。純粋な和風レイアウトではなく、日本文化を外側から眺めたときの「エキゾチシズム」を意図的に再現した構成です。星柄や英字フォントを加えることでイベントの国際色を紙面に反映させつつ、日時やアクセスは左側に集約、右側ではイベント体験の概要を展開するという左右の役割分担が施されています。情報密度の高いチラシ裏面では、こうした明確なゾーン分けが読みやすさに直結します。
制作フライヤー・チラシデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です正反対の要素をまとめたインパクト大なチラシデザイン
異国情緒と和の融合
とてもインパクトのあるデザインですね。和風でモダンな中に、どこか異国情緒的な雰囲気も感じられます。江戸と中東というかなり意外性のある組み合わせですが、しっかりと調和が取れているのが素晴らしいですね。
背景とのコントラストが際立つ表面
チラシ表面ですが、背景の青海波文様がゴージャスな雰囲気を醸し出しています。山吹色のようなイエローを使用していますが、色の組み合わせ方のおかげがゴールドのように見えますね。そこに置かれたリアルタッチの紅葉が背景とよく馴染んでいて綺麗です。この綺麗な背景の上に配置されたイベントの情報とイラストは、しっかりと黒いタイポグラフィーや縁取りが際立ちます。この背景とのテイストの差が面白いですね。このギャップがうまい具合に目を引くインパクトを作り出しています。
鮮やかな裏面デザイン
そして裏面ですが、こちらは全体をオレンジ系の配色でまとめていて、鮮やかですね。紅葉を全面にあしらっており、表とはまた違った雰囲気に仕上がっています。タイポグラフィーは白の縁なしでスッキリとした印象で、興味を引く表面のデザインとは違い、情報がわかりやすく伝わるように配慮されているのがわかります。日本人はもちろんですが、外国人の方も思わず手に取りたくなるデザインですね。
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