

子育てするお母さんを支援する様々な講座・イベントをアーカイブしたチラシデザインです。
幅広い世代に呼応するような、手作り感があって可愛らしいチラシになるよう心がけて制作しました。洗練されたデザインになると、若い人に偏ってしまい、シンプル過ぎると無機質な印象を与えてしまいます。明るい色で目立つようにしながらも、適度なゆるさ・気取らない雰囲気を大切にしました。
デザイナーの振り返り
■ 赤ちゃんと母親のイラストをチラシデザインの上部に盛り込むことで、内容を読む前にターゲットが明確に分かるようにしています。こうすることで、目を通す前に手に取ってもらえる可能性が増えます。
■ デザインが簡素になりすぎると今度は「ちゃんと力を入れて運営しているのかな」と、かえって心配になってしまう可能性もありますので、書体のチョイスなどデザイン的な工夫を加えています。
■ 子育てに対して不安な事も色々あるタイミングだと思いますので、チラシデザインからは楽しさと、気軽さ、この2つが伝わるように意識して作成しました。

温かみを伝える役割も果たすチラシ制作例
子育てママを応援するチラシを制作する際に大切なのは、そのチラシを目にする子育て中のお母さんたちが、温かい気持ちになったり、心強く思うことができるようなチラシデザインを心がけることです。チラシ作成には、そこに掲載する正確な情報が必要ですが、それらの情報のみを羅列しただけでは、チラシとしての役割は不十分といえます。紙媒体には、必要最低限の事柄を伝えるだけではない、もっとたくさんの可能性があるのです。
そのひとつとして挙げられるのが、イラストや写真をデザインの一部に取り入れるという手法でしょう。文字だけのものと比較すると、視覚的にもわかりやすく、どのような内容なのかを遠くからでも伝えることも可能となってきますから、不特定多数の人の目に触れる機会が多い場合には、とても有効な方法といえます。子育てママを応援することが目的なのであれば、赤ちゃんや子供とお母さんが一緒にいるようなイラストを選ぶのが望ましいでしょう。子育て中の母親は、赤ちゃんや小さい子供の世話で、自分の時間を十分に確保することができないくらい、忙しい毎日を送っているものです。
イラストは写真よりも柔らかく情報を伝える手段になる
また、子育て中の悩みや相談したい事柄があったとしても、それを相談できる人がいなくて、辛い思いをしているような人も少なくありません。特に、ご主人の転勤や引越しなどで、知り合いが周りに少なかったり、ご主人が普段は仕事で忙しく、家庭にいる時間がなかなかとることができないような場合には、なおさらです。そのような事情を抱えたお母さんは、子育て関連のチラシにはとても興味を持つことでしょう。今まで、自分が利用したことがないような、一時保育などの案内であっても、温かみのあるイラストや、具体的でわかりやすい説明が掲載されていれば、そこに載っているイベントに参加してみようという気持ちになったり、掲載されているサービスを利用してみようというきっかけにもなるかもしれません。
ですから、そのような心を大切にするためにも、問い合わせ先の電話番号などの情報があれば、大きく、目立つように掲載することも重要です。全体の雰囲気についても、あまり激しい色合いは避けるようにして、淡い色合いを選ぶようにした方が、見る側にも安心感を伝えることになります。一方、伝えるべき情報は、黒や赤などの一般的な色合いを心がけ、内容については、簡潔で正確に載せることが何よりも重要です。全体から応援する気持ちが伝わるようなチラシデザインにしたいものです。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
チラシとしての華やかさがありつつ、公的なイメージも備えていますね。
このようなチラシは、新聞折り込みチラシなどとは違って、必ず何かの公的な施設の中にファイルされてるか、あるいはラックに置いてあるものです。このようなものをフライヤーと呼び、目的は見るだけではなく、持ち帰ってもらいたいといったコンセプトがその中にはあります。また、慈善事業団体や、この媒体にあるような助成事業のような場合には。活動内容の周知もその目的の一つであるはずです。また、単純にフライヤーとして見た場合には、このデザインではややシンプルすぎる構成で、イラストや項目を増やしたくなるのですが、ポスターのように掲示物としても利用するとするなら、こうした公的な広告はむしろ妥当ではないでしょうか。子育てで不安のある若い母親を対象として、心細さを解消する意味では、派手さは控えて、読みやすさと親しみ、加えて普遍的な可愛いイラストやデザインが秀逸だと感じます。
各教室ごとに項目を掲示板に貼り出したような、四隅をピン止めにしたイラストの背景枠も、感触が柔らかくて好感が持てます。何より、初めての子育てには不安はつきものですし、言葉やキャッチフレーズよりも、広告物全体で手ごたえや感触といった見た目のイメージを柔らかくすることは非常に重要でしょう。広告の主体であるタイトル文字の拙さを表現したサインペンのようなレタリングは、「振興財団助成事業」という、ちょっと固いイメージを適度に崩して、視線のとっかかりを与えてくれます。商業広告であれば、楽しさや華やかさは必要かもしれませんが、こうした公共性の非常に高い、慈善事業やボランティアに近いものは、誰にでも理解できる解りやすさや、印象としての優しい見た目の方を優先するべきでしょう。また中間色を使用することは、産婦人科や小児科のイメージカラーとしてもよく利用され、「辛さ」「冷たさ」「痛み」といったイメージを緩和する際にも有効になります。一見、簡単でシンプルな構成に見えるこうした広告でも、誠実で温かみを加えて伝える意味では、理想に近いチラシデザインといえるでしょう。
VOICE ※第三者による感想です
ブロックに分かれていて、とても読みやすいチラシ制作例だと感じました。
最近の日本は少子高齢化で、子供の数が減少していると言われています。そんな現状に対して、民間や地方自治体などが独自で対策を行っているところもあるのです。恐らくその一環として作られたのがこのチラシデザインなのですが、子育てのための講座になっています。昔は祖父母と一緒に暮らす夫婦が多かったのですが、最近は別々に暮らすことが多く、情報が不足し、うまく子育てができないという人も多くなっています。そのため、このように講座を設けて多くの人に子育ての知識を得てもらおうとしているのでしょう。
若い人向けだけではなく、最近は晩婚が増えていることから、多少上の年代であっても受け入れられるように、シンプルで温かみのある背景になっています。チラシを受け取ったらすぐにどのような内容であるのかが分かるようなデザインになっているので、このような点が評価できます。どのような講座が設けられているのかもわかりやすくなっている点がよいでしょう。
「洗練」と「気取らなさ」のちょうど中間を狙う — 子育て応援チラシの絶妙なトーン設計
デザイナーが振り返りで「洗練されたデザインだと若い人に偏り、シンプル過ぎると無機質」と分析しているのは、子育て応援チラシの最も難しい課題を正確に言い当てています。シニアボランティアから若いママまで幅広い世代がターゲットとなるため、どちらかの世代に偏ったデザインは避けなければなりません。
手描き風のイラストと明るい色使いで「ゆるさ」を出しつつ、書体選びやレイアウトに専門家の技術が宿る — この「プロが作ったアマチュア感」がすべての世代に受け入れられるバランスの正体です。
母子イラストをチラシ上部に配置 — 「読む前にターゲットが分かる」デザイン
チラシ上部に赤ちゃんと母親のイラストを配置することで、手に取る前から「子育て中のお母さん向け」であることが伝わります。公共施設の掲示板には多数のチラシが並ぶため、自分に関係のあるチラシかどうかを瞬時に判断させる「アイキャッチ」は不可欠です。
テキストで「子育て中のお母さんへ」と書くよりも、イラスト一つで伝える方が直感的でスピーディです。
「力を入れて運営している」ことをデザインの品質で証明する
デザイナーが指摘する「デザインが簡素すぎると運営に不安を持たれる」というリスクは、公共・福祉系のチラシに頻繁に見られる問題です。ワードで作ったようなチラシは「予算がない」「本気で取り組んでいない」という印象を与えかねません。
手書きの温かみを残しつつ、書体選びやレイアウトにプロのデザイン力を感じさせるこのチラシは、「しっかりした組織が温かみを持って運営している」という信頼感を紙面から発信しています。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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