

新たに始まった保育事業に関する研修会を案内するチラシデザインです。
ここ数年の間にはじまった新たな保育形態「家庭的保育」。どのような保育であるかを説明しながら、保育者の認定に必要な研修会を案内するチラシ制作例です。
公式感を強調
ヘッダーには茨城県の県章が入り、公的なお知らせであることを伝えています。ヘッダー以下は、イラストを多用した保育らしい明るくほのぼのとした雰囲気でデザインし、家庭的保育の説明やメリット、研修についてなどを説明し、認定研修の必要性について理解を深める構成となっています。
丁寧な研修情報と連絡先の案内
チラシ裏面も、表面同様やさしく可愛らしいデザインでまとめ、二期に渡って開催される研修会の日時、内容を会場ごとに案内しています。最後に申し込み方法を案内し、丘のイラストに重ね、運営会社と問合せ先を明記しました。


「制度の説明」と「研修の案内」を一枚に収める難しさ
このチラシには、通常のイベント告知チラシとは異なる構造上の課題があります。それは「家庭的保育という制度そのものの説明」と「研修会への参加案内」という、二つの目的を同時に果たさなければならない点です。
一般的な研修案内チラシであれば、対象者はすでにその業界にいる人なので、制度の説明は不要です。日時・会場・内容・申込方法を整理して載せればチラシとして成立します。しかし家庭的保育は比較的新しい保育形態であり、そもそも「どういうものか」を知らない人が大半です。制度の存在を知ってもらい、関心を持ってもらい、研修に申し込むという三段階を踏ませる必要があるため、表面は「制度の紹介」、裏面は「研修の詳細」と役割を分けています。
表面に制度のメリットをイラスト付きで並べているのは、チラシを手に取った人が「これは自分にも関係ある話かもしれない」と感じる瞬間を作るためです。いきなり研修日程を見せても、制度を知らない人にはピンと来ません。
公的なチラシにイラストを多用する判断
ヘッダーに自治体の県章を入れている通り、これは公的な性格を持つチラシです。公的な案内物は堅い文面と落ち着いた色調でまとめられがちですが、このチラシではカラフルなイラストやキャラクターを積極的に使っています。
その理由は、ターゲットが「保育に関心はあるが、まだ資格を持っていない一般の方」を含んでいるからです。自治体の広報紙や公文書のような体裁にすると、「自分には縁のないお堅い話」と受け取られ、手に取ってもらえません。保育という温かみのあるテーマだからこそ、イラストの親しみやすさが「読んでみようかな」という気持ちの入口になります。
ただし、親しみやすさだけに振り切ると信頼性が薄れます。ヘッダーに県章を配置し、公的な裏付けがあることを最初に示しておくことで、「このチラシに書いてあることは確かな情報だ」という安心感を担保しています。堅さと柔らかさのバランスは、チラシ全体の色使いにも表れていて、ヘッダー部分は落ち着いた配色、本文エリアはカラフルなトーンと、紙面の中でグラデーション的に切り替えています。
裏面の表組みが果たす役割
裏面に研修日程を表形式で掲載しているのは、複数会場・複数日程という情報を整理するためです。研修が二期に分かれ、会場ごとに日時が異なるため、文章で書くと読み手が自分に該当する情報を探すのに苦労します。表にすることで「自分の地域はどの会場で、いつ開催されるのか」が縦横の交差で瞬時に把握できます。
この表は白い枠線で囲まれ、背景のあたたかみのあるイラストの上に浮いて見えるようにデザインされています。「研修日程表」という実務的な要素が、チラシ全体の柔らかい雰囲気を壊さないようにするための処理です。白背景の表が紙面に硬い印象を加えるのではなく、周囲のイラストと調和しながらも情報としてはくっきり読めるという両立を図っています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
豊富な情報を楽しく伝えつつ、信頼性も損ねない案内チラシに
メリットの強調と具体的なビジュアル
なじみのない言葉を、カラフルなイラストやキャラクターが親しみあるものに見せています。メリットを大きく目立たせることで、興味を抱いた方が前向きに受け止められるように。情報量は多くありますが、保育や子供に関心の高い方ならばしっかりと読み込みたいと、チラシを手にしたくなるでしょう。実際のシーンを思わせる写真やイラストを交えることで、より具体的に想像できるように。
明るい歓迎のメッセージ
まずは研修を受けられることを知り、しっかりと検討できるよう伝えています。「お待ちしてます!」の文字が明るく目立つため、保育資格がない人でも歓迎されていることもすぐに分かるでしょう。
読みやすさを追求しながらの楽しさ
チラシ裏面も情報量は多いのですが、表にまとめられているためスッキリと見やすいです。あたたかみのある背景の中に配置されているため、白く囲われた表の中にある文字が可読しやすいように感じました。カラフルなイラストやピンクのアクセントを配置して、「研修日程」という真面目な内容にも関わらず、愛らしいイメージに。明るく楽しい雰囲気にまとめています。いっぽう「茨城県」という公的な機関の存在を最初に伝え、確かな研修であるという信頼性も高めていると感じました。
家庭的保育研修の魅力溢れる案内チラシ
・親しみやすさを感じさせるデザイン
この研修案内チラシは、家庭的保育の特徴や魅力を伝えるために、明るく可愛らしいイラストを多用したデザインが採用されています。読者が興味を持ちやすいよう、分かりやすく説明されていますね。
・公的な信頼性を演出
茨城県の県章をヘッダーに配置することで、公的なお知らせとしての信頼性を強調しています。これにより、チラシの情報が確かであることを読者に伝えることができます。
・情報が詰まった裏面デザイン
裏面には研修会の日時や内容が、二期に渡って開催される会場ごとに分かりやすく掲載されています。また、申し込み方法や問合せ先も明確に記載されており、利用者にとって使いやすいチラシとなっています。
・楽しさと信頼性を両立
カラフルなイラストやキャラクターを使用することで、楽しく情報を伝える一方で、信頼性も保たれています。保育や子供に関心の高い方は、このチラシを手に取りたくなるでしょう。
・研修への参加を促すデザイン
「お待ちしてます!」の明るい文字が目立ち、保育資格がない人でも歓迎されていることが伝わります。このデザインにより、研修への参加意欲を高めることができるのではないでしょうか。
この家庭的保育者研修の案内チラシは、親しみやすいデザインと公的な信頼性を両立させ、読者に興味を持ってもらえるよう工夫されています。また、研修への参加を促すデザインも盛り込まれており、効果的なチラシデザインとなっているのではないでしょうか。

※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
↓↓↓ チラシ制作をご検討の方へ ↓↓↓
チラシ事例を見てから検討したい
これまでのチラシ制作事例やサンプルについては【チラシデザイン実績】ページ からご覧いただけます。まずは無料お見積もりから
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。料金の目安は【チラシの概算見積もり (自動)】でもご確認いただけます。反響が出るチラシの作り方や依頼前に押さえておきたいポイントは、【反響が出るチラシデザインの作り方・依頼前のポイント】でくわしく解説しています。まずは自分で作ってみたい方へ
無料で使えるチラシテンプレートのダウンロードはこちら。デザインコラム・ブログについて
チラシデザインの考え方や作り方のコツは、チラシデザインのコラム一覧でまとめて紹介しています。