有料老人ホーム内覧会のチラシデザインを作成しました。

VOICE ※第三者による感想です

じっくりと見てもらえる工夫を感じるチラシデザインです。

読みやすさを重視したデザイン

有料老人ホームの内覧会のチラシの場合、直感に訴えかけるインパクトが強いものよりも、じっくり読ませる工夫がこらされているものの方が集客力が高いと思います。その点、こちらのチラシは、白い背景と、落ち着いた緑色が基調となっているので、爽やかで目に優しく読みやすいです。

高齢者世代を意識した配慮

余白が十分にあること、自然な枠線で情報が区切られていることで、特徴や必要な情報をすんなりと把握することができます。特に一番大切な電話番号が大きく記載されている点も見た人のことを考えられたデザインになっていると思います。若い人ならWEBから申し込みすることが多いかもしれませんが、年齢の高い方は、慣れ親しんだ電話という手段で申し込みをすることが多いでしょう。有料老人ホームに興味がある世代のことを考えて作られているところは好感触です。

信頼感を高める情報提供

情報を絞るのではなく、十分な量を読みやすさに配慮して掲載することで、読んでいる内にこの有料老人ホームに対する信頼感が増します。適度に写真が使われており、イメージが湧きやすいところも好感が持てるのでポイントが高いです。チラシというのは、派手であれば良いというわけではなく、ターゲット層のことを考えて最適のデザインをすることが大切なのだと感じました。

VOICE ※第三者による感想です

老人ホームに求められるイメージを表現したチラシデザイン

老人ホームの信頼感を引き出すデザイン

老人ホームに求められるイメージとは、安心してそこに大切な家族を入居させておくことができるかどうかに他なりません。そのためには、チラシを見る人からの信頼を得なければなりませんが、どうしても紙面は限られてしまうので、盛り込みたい情報をすべて入れることは事実上不可能です。つまり、チラシを見た人からの問い合わせというアクションを引き出さなければなりません。そのような行動へと人を誘導するには、信頼ある施設であるとの興味付けを強く意識していく必要があります。

色に込められたメッセージ

以上のような観点からも、こちらのチラシはとてもクライアントのビジネスの成功を後押しする仕上がりになっていると思います。その理由は、青と緑の使い方にあります。青は信頼感を得られる色であると、緑は落ち着きを与えてくれる色であるとされています。これらを淡い色合いで使うことにより、温もりや優しさを感じられるようになっているため、まさにクライアントのビジネスにとって大切なコンセプトをチラシの読み手が受けられるデザインとなっているのではないでしょうか。

施設画像の効果的な利用

加えて、建物を建築パース状のものとしてあることから、外観完成前からでも配布できる使い勝手に優れたチラシだと思います。

VOICE ※第三者による感想です

パステル調のカラーは目に優しいデザインですね。

柔らかな色合いの選択理由

こういった高齢者に読んで欲しいチラシの場合、あえて濃い色合いを使うのではなく柔らかな色合いで目に優しい印象のものが好まれます。グリーンや薄いブルーなどは空をイメージするなど自然界でももともと存在する色なので、自然と目に入り込んできます。

ペットとの共同生活の強調

ペットと一緒に生活できる老人ホームなので、あえて犬・猫の両方の写真を入れることでどちらでも一緒に入居できることを伝えています。

内覧会への誘導

このチラシの場合、読んだ人が内覧会に行ってみたいと思えるようにするのが目的なので、必要なことをすべてチラシに含まなくてはいけません。

特徴的なデザインのポイント

チラシデザインのなかに文字をたくさん使い読み手に伝えることがあるからこそ、全体的にパステルカラーにして重々しくならない優しい印象を残しています。 5つの特徴に関してもすべての枠の色が違うので、よりわかりやすくなっています。たくさんの色を使っているのに統一感もありとても清々しい印象を与えてくれること、それでいて伝えたい内容がしっかりとまとまり写真を載せることで文字を読まなくともある程度情報を得ることができます。 老人ホームだからこそこのチラシデザインが生きるのではないでしょうか。