
カフェのほんわかした雰囲気が伝わるコーヒーカップ型フライヤーデザイン。
コーヒーカップの形に紙をカットしたハンディサイズのユニークなフライヤー。従来の四角い定型用紙スタイルに捕われず、自由な形に紙を裁断することでカタチそのものに意味が生まれ、一目見るだけで何を伝えたいフライヤーであるかが認識されます。
また、可愛らしい形にカットされたフライヤーは手に取られやすく、コンパクトサイズであるため手元に残してもらいやすくなります。
ほのぼのとした表面のデザイン
デザインは、コーヒーを連想させるほんわかとしたゆるいタッチの絵柄を配置しました。おもて面は優しいブルーで全面を塗り、下からニョキっと真上から見たコーヒーの絵柄を挿入。可愛らしい湯気のマークを足しました。周りにはコーヒー豆のイラストを散りばめ、上部にカフェのロゴを入れバランスを取っています。
裏面のシンプルさと心地よさ
裏面はモノクロでシンプルなデザインに徹しながらも、人物イラストやコーヒーのイラストをほっこりとしたタッチで描き、カフェのリラックスしたムードを表現しています。マグカップの持ち手部分のカーブを生かし、キャッチコピーとイラストを入れアクセントとしました。



優しい気持ちになれるほんわかした雰囲気のフライヤーデザインのポイント
ほんわかした雰囲気のデザインは、見た人に優しさや温かみといった印象を与えます。ほんわかした雰囲気は色の使い方、イラストなどの選び方で表現できます。言葉を語らずとも雰囲気で伝わるデザインを形にしてみましょう。
当サービスが今回のカフェのフライヤーデザインで意識したポイントは次の3つです
- パステルカラーを効果的に使う
- フォントやイラストの線を統一する
- 店舗情報などは裏面にまとめて記載する
心が和んで思わず手にとりたくなるようなフライヤー制作のポイントについてお話していきます。
パステルカラーを効果的に使う
ほんわかした雰囲気を引き出す色としてパステルカラーが有効です。パステルカラーとは、淡いトーンの色彩の色を指します。鮮やかな原色に白を混ぜたような色味が特徴です。
寒色系のパステルカラーは寒すぎず、涼やかな印象を与えられます。一方で暖色系のパステルカラーはデザインに素朴な温かみを加えられます。パステルカラーはどんな色味でも優しい印象になるため、汎用性の高い色彩と言えるでしょう。
パステルカラーを効果的に使うことでデザイン全体に優しい雰囲気を演出できます。
作例では、優しいパステルブルーを表面全体に使用することで落ち着きのある印象に仕上げました。ブルーは寒色ですが、パステルカラーにしてコーヒーの茶色と配置することによってコントラストが生まれ、茶色の部分からぬくもりのある優しさが感じられます。
また、ブルーには「落ち着き」や「知的」な印象を与える効果もあり、大人のコーヒータイムを表現するのに最適な組み合わせです。優しい青みなので、白いフォントとも相性が良く、何のフライヤーなのかが一目で理解できるでしょう。
フォントやイラストの線を統一する
ほんわかした雰囲気を出したい場合には、イラストやフォント選びも重要です。配色だけでなく選ぶフォントやイラストによってデザインの雰囲気が大きく変わります。とくにイラストは情報を直感的に伝えられるので、印象に残りやすいものです。
イラストやフォントの選択で重要なのが、そのイラストやフォントをかたどっている「線」です。線が集まると図形になり、デザインは図形によって全体的な印象が決まると言ってもよいでしょう。
線のタッチを工夫することで、与えたい印象を操作できるのです。
作例では、ホッと一息ついているコーヒータイムが創造できるように、ほっこりとしたタッチの線を使用しました。ゆるい線のみで描かれたイラスト素材が優しい雰囲気に溶け込んでいます。
人物やコーヒーのイラスト、フォントの線のタッチを統一したことで、より全体的にリラックスした雰囲気が演出できました。
店舗情報などは裏面にまとめて記載する
店舗の置くフライヤーはスーパーのチラシ等とは違い、サイズが小さめな場合が多いです。小さなサイズというデメリットを補う方法として、形やデザインに個性を持たせることがポイントになります。
個性的な形やデザインのフライヤーの場合、表面に中心となるデザインを置き、裏面に店舗情報などの顧客誘導に向けた重要な情報を記載することが多いでしょう。フライヤー自体のサイズが小さいために、伝えたいことを簡潔にまとめることも大切なポイントです。
作例では、表面をカップに見えるようにデザインすることで、思わず手にとりたくなるようなフライヤーに仕上げました。
コーヒーカップの独特な形状を活かし、裏面にはコーヒーやコーヒーを飲みながら談笑するカップルのイラスト素材、キャッチコピーを入れてアクセントをつけました。メニューからお店の住所などをカップの形に沿って余すことなくレイアウトしているのも特徴です。
モノクロでシンプルなデザインであるため、情報を読みやすいのもメリットです。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
「コーヒーブレイクしたい」と思わせるフライヤーデザイン
陶器カップ風カラーが魅力的
淡いブルーが印象的なフライヤーは、ぽってりしたコーヒーカップの形でユニークです。ブルーにコーヒー豆がよく映えて、今にも香りが漂ってきそうな気配。白抜きの文字もおしゃれな雰囲気で、手に取った途端にカフェへとトリップするような体験を提供できそうです。
ゆるイラストとメッセージで「ほっと一息」
ウラ面は、ゆるい雰囲気のおしゃれイラストがあしらわれて、カフェのムードをより高めているようです。丁寧でゆとりを感じさせる優しい風合いのフォントで表されたメッセージも、喫茶店の佇まいを彷彿とさせてくれますね。カップ型だと情報がうまく盛り込めないかも、と思ってしまいがちですが、メニューや店舗情報、QRコードまでがバランスよくレイアウトされていて、必要なインフォメーションはすべて揃っているようです。手に取った人が思わずにっこりしてしまうような、ほっとできる瞬間を提供できるフライヤーデザインと言えるのではないでしょうか。
「四角くないチラシ」が勝つ場所。コーヒーカップ型フライヤーが仕掛ける五感のデザイン
A4の長方形が「見えなくなる」問題
店頭のラックやカウンターに並んだチラシを見て、「一枚一枚を丁寧に読んだ」という経験がある人は少ないのではないでしょうか。同じサイズ、同じ形の長方形が整列している中では、すべてが風景の一部になってしまいます。
カフェのプロモーションにおいて、この「埋没」は死活問題です。カフェの競合は同業態の他店だけではなく、コンビニをはじめとするすべての飲食の選択肢です。その中で「存在を認知してもらう」最初の一歩を、このフライヤーはコーヒーカップの形を取ることで突破しています。
型抜き加工(ダイカット)によるカップ型のシルエットは、ラックに並んだ瞬間に「異質なもの」として認識されます。人間の視覚は「規則の中の例外」に自動的に反応するため、四角い紙の中に一つだけカップ型があれば、選択的に注意が向くのです。
パステルブルーが伝える「コーヒーの体験価値」
カフェのフライヤーといえば、コーヒーブラウンや暖色系を基調としたデザインが主流です。しかし、このフライヤーは表面全体を優しいパステルブルーで覆っています。
この選択は一見意外ですが、このフライヤーが訴求しているのは「コーヒーの味」ではなく「コーヒーを飲む時間」です。パステルブルーが持つ「落ち着き」「穏やかさ」「リフレッシュ」のイメージは、カフェという空間で過ごす体験価値そのものを色彩で表現しています。
さらに、パステルブルーの背景に配置されたコーヒーのブラウンは、青と茶という対比で互いを引き立て合い、淡い背景の中でアイキャッチとして機能します。もしブラウン基調の紙面にブラウンのコーヒーを描いていたら、この対比は生まれません。「カフェの広告ならブラウン」という先入観から離れたことで、逆にコーヒーの存在感が際立つ結果になっています。
「ゆるい線」が下げる心理的ハードル
フライヤーに描かれたコーヒーカップや湯気、コーヒー豆のイラストは、すべて手描き風の緩やかなタッチで統一されています。定規で引いたような精密な線ではなく、わずかに揺らぎのあるフリーハンド風の線です。
この線のタッチは、それ自体が「ここは肩肘張らない場所です」というメッセージを発しています。高級レストランのような洗練されたデザインは、同時に「敷居の高さ」も伝えてしまいます。「誰でも、いつでも、ふらっと立ち寄れる」──そんなカフェのブランドメッセージが、線一本のタッチから感じ取れます。
フォントの選択もイラストのタッチに合わせた丸みのあるものが使われており、紙面全体のトーンに統一感があります。一つひとつの要素が同じ「ゆるさ」を共有していることで、見る人は理由を意識することなく「なんだか心地いい」と感じるのです。
「表=感情」「裏=情報」の役割分担
フライヤーの表面は、パステルブルーの背景にコーヒーのイラストとロゴだけ。文字情報は最小限です。一方、裏面はモノクロでシンプルにデザインされ、メニュー、住所、地図、QRコードなど実用情報が整然と配置されています。
この表裏の使い分けは明確な戦略です。表面の役割は「感情を動かすこと」──「可愛い」「行ってみたい」「おしゃれ」という直感的な反応を引き出します。裏面の役割は「行動を支えること」──「どこにあるの?」「何が飲めるの?」「高いの?」という実務的な疑問に答えます。
特筆すべきは、裏面のレイアウトがカップの持ち手部分のカーブに沿って構成されている点です。通常のグリッドレイアウトではなく、フライヤーの特殊な形状を活かした遊び心のある配置によって、裏面の実用情報にも「カフェらしさ」が宿っています。
「捨てられないサイズ」という物理的な設計
ポストカードほどの小ぶりなサイズにカップ型という可愛らしい形状を組み合わせた結果、このフライヤーには「なんとなく捨てにくい」という物理的特性が生まれています。
手帳に挟んでおく。冷蔵庫にマグネットで留める。コルクボードにピンで刺す──「飾っておきたくなる」ほど愛着のわくフォルムは、家庭内での滞留時間を長くし、チラシを受け取ってから実際に来店するまでのタイムラグを埋める役割を果たします。
A4チラシなら「今すぐ行くか、捨てるか」の二択ですが、手帳にずっと挟まっているカップ型フライヤーは、ふとした瞬間に目に入り、「そういえば、行ってみようかな」と思い出させます。
デザインそのものが非常にユニークで目を引く
このコーヒーカップの形をしたフライヤーは、カフェの魅力を伝えるだけでなく、デザインそのものが非常にユニークで目を引きます。形状が他のフライヤーと異なるため、視覚的にも印象に残りやすく、効果的な広告手段となります。また、手に取りやすいサイズであるため、保管時や配布時のコストも削減することができそうですね。
・ターゲットを捉えるデザイン
フライヤーのデザインには、コーヒーを連想させるカラーと絵柄を使用しています。おしゃれでかわいらしいデザインは、ターゲット層である若い男女から支持されるでしょう。また、裏面のシンプルなデザインと手書き風のイラストは、カフェの温かみや居心地の良さをアピールしています。
・デザインで伝えるカフェの魅力
チラシ作成・デザインにおいて、デザインの美しさだけでなく、読み手にアピールする内容を盛り込むことが重要です。このフライヤーでは、コーヒーの美味しさや居心地の良さをアピールすることで、ターゲット層を引きつける効果的なデザインを実現していますね。

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