コミック・インターネットを中心としたメディアカフェの親しみやすいチラシデザインです。
リゾートでスローライフを営んでいるようなイラストが可愛いチラシです。それがアイキャッチになっているだけでなく、店内の写真をたくさん盛り込むことで、リアルに想像できるのでお店に足を運びやすくなります。
カジュアルな雰囲気の魅力
このチラシは、24時間営業のインターネットカフェの気軽で居心地の良い環境を、明るく楽しいイラストと写真で紹介しています。ビーチテーマの背景とリラックスしたキャラクターのイラストは、カフェのフレンドリーな雰囲気を反映し、訪れる人々に快適な滞在を約束しています。店内の写真は実際の空間を見せ、利用可能なサービスの一端を垣間見せます。
アクセスとお得な情報 – 明確な案内と特典
チラシの下部には、来店を促すための明確なコールトゥアクションが配置されています。アクセス方法を示す地図は、訪れる人々がカフェを簡単に見つけることができるように設計されており、初めての顧客にも分かりやすいです。お得な情報、特に初回限定の100円割引は、新しい顧客を引きつけるインセンティブとして機能します。
多様なニーズに対応 – 提供されるサービスの紹介
イラスト素材で描かれた人々が様々な活動をしている様子は、カフェが提供する多種多様なサービスを暗示しています。ゲーム、読書、作業スペースなどのアイコンは、インターネットカフェが単なるインターネット利用だけでなく、様々な用途に適した場所であることを伝えています。
デザイナーの振り返り
■ カジュアルに、リーズナブルに楽しめるのが、メディアカフェの長所ですので、チラシデザインに高級さを感じさせる要素は排除して制作しました。
■ 新規顧客獲得を目的としたチラシですので、入会金無料と100円引きというチケットエリアには、大きめに面積を使っています。
■ 黄色と青色の対比で遠くからでもスッと目に入る様なチラシに仕上げました。
チラシからも感じられるアミューズメント感
メディアカフェという言葉は、まだ耳慣れないという方も多いかも知れませんが、従来の漫画喫茶やインターネットカフェの要素に他の娯楽要素も複合的に詰め込んだアミューズメントショップを意味します。一人でも複数人でもリーズナブルに長時間楽しめるとあって、近年需要を伸ばしている注目の業種と言ってもいいのではないでしょうか。
インドアアミューズメントの新しい形 – 南国背景の斬新な表現
そんなメディアカフェの新規顧客獲得のための販促チラシですが、まず一瞬にして目を惹くのは補色を使用したポップなカラーリングです。遊び心あふれるフォントが楽しそうな雰囲気を助長しており、それだけでもまず注目度はかなり上がっています。さらに気になって内容を読み込めば、ますます興味を惹かれるのではないでしょうか。
コミカルで楽しいシーン描写
基本的にこういったアミューズメントショップや施設はインドアが基本のイメージですから、南国の海のような背景を背に人物がご飯を食べたり本を読んだりしている絵は、不思議でコミカル、それでいて面白い印象をしっかりと見る者に与えてくれます。
リゾート系のデザインで快適さをアピール
新規顧客獲得を目指した設計
ふんだんに盛り込まれた店内写真を見れば、こちらがどういったお店であるかは一目瞭然ですから、イラストとのギャップに思わず微笑んでしまう方もいるかもしれません。こういった新規客の獲得を狙ったチラシ作成の場合、まず何よりも見てもらうことが最大の目的となりますが、そのあとはいかに足を運んでもらうかが鍵となります。そういった観点から見ても、おおよそインドアからはかけ離れたカラーリングとイラスト使いで人目を惹いた上で、想像以上の楽しさを感じさせるこのチラシデザインは、訴求力の高いものと言えるのではないでしょうか。
顧客の目を引くプロモーション戦術
また、敢えて上部には持ってこず、左下隅に「入会金無料」と「100円引き」というお得な情報を大きめに配置しています。下部は細かい伝達情報に割かれることの多いスペースですが、そこに大きめのお得情報があることによって、チラシ全体にリーズナブルなお得感と楽し気な雰囲気を持たえています。
シンプルな裏面デザインの重要性 – 明瞭な料金体系とサービス情報
裏面は表のポップさと比較すると非常にシンプルでビジネスライクな構成で制作していますが、これは解りやすさを追求したデザインです。自分の利用したいアミューズメントの料金体系や時間が一目でわかる構成に加え、最初に目が行くポイントに配置された楽し気なヤシの木のロゴは、また内容との良い意味のギャップを思い起こさせて、メディアカフェの敷居をまたぎやすいものにしてくれていますね。老若男女を問わず親しみが持てるチラシデザインに仕上げました。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
チラシの裏面が何気に実用的で助かります。
メディアカフェという業務形態は、現在ネットカフェのさらにサービスを強化させた個人とグループでも共通の娯楽を提供する店舗として、郊外を中心に拡大している、いわばアミューズメントショップですが、家族的なイメージを定着させ、顧客層を拡大するには、戦略はいくつか必要になります。このチラシデザインの店舗では、若い人でも世代層を少し引き上げ、ビリヤードなどを設置し、総合的に店舗に長く顧客を留めるのがやはりその目的となります。デザインでは、南洋をおもわせる清々しいイメージに、簡略されたイラストを採用していますが、明度の高い色彩で視覚的にはとても捉えやすい感じに仕上がっています。
「ひとりでも、みんなでも24時間楽しめる」のキャッチフレーズに、いつでも来店できる印象と、表面には4つの店内画像を対照的に配置し、特徴であるサービスを中央に支店が集まる様、店の看板ロゴデザインの周囲に配置し、効果的に見る側に理解させる工夫がしてあります。やはり全体の印象を決めているのは、トップのキャッチフレーズでしょう。「コミック・インターネット」と、「ダーツ・ビリヤード・麻雀・オンラインゲーム」とバリエーションの文字と呼応し、ロゴの印象を高めています。提供されるサービスが既存のものの組み合わせで構成されている場合、あまり奇をてらったデザインにこだわる事は、視覚的印象が強まる代わり、店名やサービスの内容の記憶は薄れやすいもので、背景を単純、簡素化するのはやはり宣伝効果を考えると。こうしたチラシの方が効果はあります。
チラシ表面では割引チケットがあるため、このチラシは即効性、つまり持参してすぐにお店で使えるような工夫が必要であり、そのための価格も裏面で詳しくリストにされています。サービス内容は、既存のエンターテイメントの組み合わせなので、詳細を解説する必要はないので、これでも必要十分以上ではあるでしょう。強いて言うなら、表面の割引チケットを切り取ったときに、裏面の項目がカットされないよう、表面のコーナーにわ三角で配置する方が、より裏面がそのまま保存しても、不足する表の下の注意書きが欠けてしまわない工夫があった方が、良かったかもしれません。料金システムの項目の並びは、店内のメニューと同じであり、事前に価格を確認できるので、チラシとしての宣伝と活用できる機能性は備わっているので、このチラシデザインのコンセプトは店のサービスに順応した「使えるチラシ」として良好な感じに見えますね。
VOICE ※第三者による感想です
ネットカフェらしさを感じないチラシデザインがむしろ良い。
メディアカフェと言えばインターネットを自由に使うことができて、好きな漫画を読むことができる店ですが、わかりやすく言えばインターネットカフェ、漫画喫茶です。最近は利用者が増えているので、駅前を中心に店がどんどん増えていると言えるでしょう。そのため、このチラシデザインのように、しっかりと宣伝をしておくことでお客を増やす対策をする店が多くなっています。多くの人に気に入ってもらうためには、まずは内容に目を通してもらわなければいけません。そのための対策が入会金無料、100円割引のサービス券だと言えるでしょう。
男性客は比較的利用しやすいですが、女性はそれほど多くの人が利用するというわけではないので、このようにチラシにサービス券を付与することで、より興味を持ってもらいたいと考えたと思われます。明るくて南国をイメージさせる背景も癒される感じがしてとてもよいでしょう。裏面に詳しい料金の案内やシステムが記載されているので、簡単に情報収集できます。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。