料理を品良く美しく見せるホテルレストランのデジタルメニューブックデザイン。
レストランなどの飲食店のメニューを作成する際、料理を美味しそうに見せるのは大前提ですが、雰囲気を重視するホテル内のレストランや一流と呼ばれる高級レストランでは、美味しさの他に、店内の上質な雰囲気や店のグレードを感じさせる格式のあるデザインがおすすめです。
グリーンと白場で落ち着いた雰囲気の演出
こちらのデジタルパンフレット見本では、ホテル内のレストランを想定し、グリーンを基調にした落ち着いた雰囲気で贅沢に白場を使い、余裕のある優雅なデザインで全体を統一しました。
料理の個性を主張するレイアウト
メインとなるメニュー写真は切り抜きで編集し、白いテーブルクロスの上に並ぶように配置。サブメニューは角版で使うことで、枠は小さくてもメニューそれぞれの個性を主張しています。
スクリプト体と飾り罫で品格を高める
デザインのアクセントにスクリプト体で表記したメニュー名や植物モチーフの飾り罫を入れ、単調さを払拭した品の良さを感じさせるデザインで仕上げました。
※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。
料理の質を格上げさせるデジタルメニューブックデザインの3要素
デジタルメニューを使用する飲食店が増えています。デジタルメニューは紙媒体のメニューとは異なったデザインができるというメリットがあります。デジタル対応のデザインを工夫することで、より料理の魅力を引き出せるようになるでしょう。
紙媒体でのメニューだった時代は、メニューブックを手にとり自らの手でページをめくるという「リアリティー」がありました。メニューブックをめくるたびに「ワクワク感」を得られるのは紙媒体のメニューブックの利点です。
デジタルメニューブックの場合、印刷が不要で、顧客のスマートフォン等からも閲覧できる利便性があります。紙媒体の「ワクワク感」とデジタルメニューの「利便性」の両方を高めることによって、売り上げに影響をあたえられる可能性が高くなるでしょう。
ワクワク感と利便性を両立させるためのキーワードとなるのが「料理の質を格上げできるメニューブック」です。サンプルのデジタルメニューブックは料理にフォーカスをあてたデザインになりました。
当サービスがデジタルメニューブックのサンプルデザインで心掛けたことは3つあります。
- 清潔感を与える白場背景を贅沢に使用して余白の美を作る
- 写真の雰囲気に合わせたフォントや装飾でリズム感を出す
- スマートフォンでも見やすいフォントサイズに設定する
清潔感を与える白場背景を贅沢に使用して余白の美を作る
背景を白で統一すれば、1品1品の料理を際立たせることができます。背景が白であることから余白が際立ち、その余白が優美さや贅沢さを醸し出すエッセンスになります。
作例のサンプルでは、メインとなる料理写真を切り抜き編集してからレイアウトしました。真っ白なテーブルクロスに並べられているかのように見せることで、臨場感を演出しています。白は清潔感のイメージを与える色なので、料理写真との相性は抜群です。
サブメニューはあえて背景ありで掲載することで、表示サイズは小さくてもそれぞれの個性を垣間見せるようにしました。写真を整然と並べることで、均整のとれた心地よさが「品」を醸し出しています。
写真の雰囲気に合わせたフォントや装飾でリズム感を出す
メニュー選びは食事前の楽しみの1つとして感じているお客様もいるでしょう。だからこそ、メニューにワクワクさせるような工夫をほどこすことも大切です。
格式高い雰囲気に仕上げたいならば、飾り罫を効果的に使うことも1つの方法です。さりげなくレイアウトすることで上品さやエレガントさが際立ちます。また、写真に合わせたフォント選びも雰囲気作りには必要です。
作例サンプルでは、単調さをなくしたデザインを心がけました。スクリプト体でメニュー名を表記したり、植物などの飾りを添えたりすることで上質なリズムを奏でているようなデザインに仕上げました。さりげなく添えるフォントと、メニュー名のようにしっかり表示させたいフォントの色分けも大事なポイントです。
スマートフォンでも見やすいフォントサイズに設定する
電子メニューはタブレットで選ぶこともありますが、中にはスマートフォンからアクセスをしてメニュー確認や注文をする場合もあります。一番画面が小さい媒体であるスマートフォンでも見やすいフォントサイズを知っておきましょう。
Yahoo!ニュースや日経など、webコンテンツを発信しているメディアでは、フォントサイズを16pxに設定しているところが多くあります。パソコンサイトの場合でも同様に16pxに設定しているところが多かったことから、16pxにしておけば可読性は補償されます。
作例のサンプルは、メニュー名や価格を同じ大きさに設定しました。料理の詳細をあえて小さくすることで、必要最低限の情報だけが瞬時に目に入りやすくなります。フォントサイズを工夫するだけでもデザインにメリハリが出て、スッキリとした印象が品につながります。
制作電子メニューデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
食材の美しさが際立つ電子メニューデザインですね。
清潔感のあるホワイトに踊る食材にゴクリ
大きくて真っ白な皿を彷彿とさせる背景に、肉や魚料理、ハーブとサラダがあしらわれています。文字サイズは控えめで上品な印象ですが、知らず知らず食欲を刺激されているような強さも感じられます。中面は、右端と左端にそれぞれ淡いグリーン色がレイアウトされて、ナプキンやテーブルクロスのような風合いが感じられます。飾り罫風の模様も、格式高さを演出するワンポイントアクセントとして効いていますね。レストランの雰囲気が伝わってくるようなメニューデザインです。
料理は整然と並べて見やすく
ピザとパスタ、魚料理、肉料理といったディッシュはカテゴリ別に並べられ、読みやすい印象です。ですが、バリエーションに富んだアペリティフはリズミカルな配置が見られ、単調さを破るワクワク感を感じます。ウラ面は小さくロゴと店名と配置したグリーン一色の落ち着いた装いで、洗練されています。四隅のクラシカルな模様が味わい深いですね。
エレガントなホテルレストランのデジタルメニューの魅力
・洗練されたデザインの統一感
ホテルレストランのデジタルメニューブックは、グリーンを基調にした落ち着いた雰囲気で、贅沢な白場を使用し、優雅なデザインで全体をまとめています。これにより、上質な雰囲気と店のグレードを感じさせる効果があります。
・メニューの魅力的な配置
メインメニュー写真は切り抜きで編集され、白いテーブルクロスの上に並ぶように配置されています。サブメニューは角版を使用し、枠が小さくても各メニューの個性が際立ちます。
・アクセントとしての華やかさ
スクリプト体で表記されたメニュー名や植物モチーフの飾り罫がデザインのアクセントとなり、単調さを払拭し、品の良さを感じさせる仕上がりになっています。
・美しい食材の演出
真っ白な皿を思わせる背景に、肉や魚料理、ハーブとサラダが美しく配置され、文字サイズも控えめで上品な印象を与えています。中面には淡いグリーン色がレイアウトされ、ナプキンやテーブルクロスの風合いを感じさせます。
・見やすいカテゴリ分け
ディッシュはカテゴリ別に整然と並べられており、読みやすさがあります。バリエーション豊かなアペリティフはリズミカルな配置でワクワク感を演出しています。
・上品なウラ面
ウラ面はグリーン一色でロゴと店名が配置され、洗練された雰囲気が漂います。四隅のクラシカルな模様が味わい深さを加えています。このデジタルメニューは、レストランの雰囲気を伝える効果的なデザインとなっているのではないでしょうか。
※掲載しているデジタルパンフレットのサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。