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介護施設のデジタルパンフレット作成例

介護施設のサービスの内容を紹介する電子パンフレットを作成しました(サンプル作例)


介護施設のデジタルパンフレット作成例

落ち着いた配色でデザインした安心感漂う介護施設の電子パンフレット作例。

木漏れ日を感じるようなキラキラとしたグリーンの光ではじまるパンフレットの表紙。微笑みあう車いすの女性と施設スタッフが写る庭園での一枚をイメージビジュアルに据え、安心して過ごせる施設であることを印象付けています。

電子パンフレットの作成料金について

大判写真と流れるような文章でスケール感を演出

続く見開きページには、紙面下に施設の外観を大きく配置し、施設のスケール感を見せるのと同時に、緑の風が吹き抜けるような爽やかな装飾を施し、施設のサポート体制や特徴を流れるように案内しています。紙のパンフレットの場合、2ページを見開きで見せる仕様になりますが、電子パンフレットは1ページずつ読み進めるのが主流。印刷物としての使用も考慮し、2ページの見開きでも1ページ単体でも成り立つようなデザインで作成しました。

写真と図形の組み合わせでゆったりと読み解く

以降4ページは白場を基本とし、写真や図形を交えながらサービスの詳細、施設案内、生活、利用者の声、費用について順を追って理解できるように構成しました。スペースに余裕を持たせ、ゆったり読みやすくなるようデザインしています。強調したい部分や見出し等にグリーンを使い、全体に統一感が出るように仕上げました。

※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。

介護施設のデジタルパンフレット作成例2

入居者に寄り添った介護施設のサービス電子パンフレットのポイント

介護施設のパンフレットには「安心感」を表現することがポイントになります。なぜなら、介護施設は大切な家族を預ける場所であり、入居者が安心して過ごせる空間であるからです。

紙ベースのパンフレットと違い、電子パンフレットは1ページで読み進められる構成が主流です。紙ベースのパンフレットの場合、見開きを使うようなデザインの自由度がありますが、電子パンフレットはなるべく1ページで情報が伝わるような構成が必要になります。

1ページという制約の中でいかに安心感を持ってもらうかが重要なコンセプトになります。

今回の介護施設のサービス電子パンフレットを作成するにあたって、意識したポイントは3つです。

  • 安らぎのイメージのあるグリーンを背景色に使う
  • 見出しや図を使ったシンプルな構成にする
  • 視覚的な理解を促すために写真を多用する

安心感が伝わる介護施設の電子パンフレットのポイントについてお話していきます。

安らぎのイメージのあるグリーンを背景色に使う

色彩心理効果を利用することで、伝え手側の主張、与えたいイメージを作ることも重要です。グリーンは自然のイメージが強い色で、安らぎ・癒しといった心理効果ももたらしてくれます。

作例では、木漏れ日を感じさせる演出をするために、安心感を与えるグリーンを選びました。木漏れ日の淡い光を表現するために、色のトーンを上げて淡い色味に仕上げています。

全体を通してグリーンを背景に使うことで、施設自体が緑に囲まれた環境にあることも自然と伝えられます。全体的にグリーンを中心とした同系色でまとめているので、まとまりが良く、文章も読みやすい仕様になりました。

見出しや図を使ったシンプルな構成にする

見出しや図を取り入れてシンプルな構成にすると情報の理解がしやすくなります。年齢層問わずわかりやすいパンフレットを作る場合にはとくに有効な方法です。

作例の場合は、介護施設ということで、本人だけでなく家族の誰が見てもわかりやすい構成にしています。見出しをしっかり作ることで、どこに何が書いてあるのかという情報を読み取りやすくしました。見出しはグリーンの色味を変えることで、大見出しと中見出しの区別をつけています。

また、部屋の間取りを図にして表示することで、部屋選びのような楽しさを出しました。写真だけでなく「間取り」という見慣れた図も入れることで、安心感を与えられます。

視覚的な理解を促すために写真を多用する

写真は視覚的な理解を促すこともでき、臨場感を伝える手段としても有効です。文章という「読む」理解と写真による「見る」だけで得られる理解の2段階で、理解もより深まります。また、文章だけでは伝わらない様子も写真ならば視覚的なアプローチができます。写真を入れれば現場の様子がわかるため、施設案内パンフレットなどには写真を用いることが多いのです。

作例でも各ページに写真を入れています。一番気になるであろう施設や室内の様子、食事については写真もしっかりと入れることで直感的な理解もスムーズになるように心がけました。外観よりも、日々を過ごす室内や施設の様子の方が気になるであろう心理を考慮しました。

高齢者ということもあり、なかなか現地に足を運んで見に行けないことが多いかと思います。かゆいところまで手の届く情報を盛り込むことで「寄り添って考えてくれている」という優しさも伝わるパンフレットに仕上げました。

 

制作電子パンフレットデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

高齢者と向き合う姿勢が垣間見える穏やかな電子パンフデザイン

豊かな緑に心安らぐ効果を感じる

豊かな緑に囲まれた場所で、車椅子の高齢者に寄り添う職員。両者の視線はしっかりと合っていて、「信頼」、「安心」、「ゆとり」といった印象が伝わってきます。施設名を記したパンフレット上部の背景も、木漏れ日のようなテクスチャーがあしらわれていて、写真とよくマッチしています。同系色でまとめられているので、広々とした雰囲気になっていますね。表紙は、パンフレットを手に取った人の第一印象に作用するものですが、こちらのデザインなら好感を持って閲覧してもらえそうです。

見出しや図を使ってシンプルに説明

中面も、柔らかい緑色を基調として写真や図がレイアウトされています。写真が沢山載っているので、活動実態がよく分かり誠実な印象を受けます。一日の過ごし方や、入居者が過ごす間取り、入居費用は図で表されているので一目で情報を読み取りやすく、まごつかずに済みそうです。ウラ面も抹茶のような穏やかな色でまとめられていて、シンプルですが優しさを感じる電子パンフレットと言えるのではないでしょうか。

ハーモニー溢れる介護施設の電子パンフレット

・暖かな印象を与えるカラースキーム

パンフレット全体を通して、落ち着いたトーンの緑とベージュが組み合わされ、親しみやすさと安定感が感じられます。色彩心理学において、緑は安らぎや安心を象徴する色とされており、この配色は介護施設のイメージに適切です。

・親切な情報伝達

サービス紹介ページでは、緑を基調にしたデザインが続き、要点を押さえた見出しやイラストが織り交ぜられています。これにより、情報が整理され、読者にとって分かりやすくなっています。また、利用者の声ページでは、実際の顔写真と共に感想が掲載されており、施設の雰囲気をよりリアルに伝えることができています。

・統一感あるデザイン

全体を通して、グリーンをアクセントカラーとして使用することで、統一感が生まれています。また、写真の配置や文字の大きさもバランス良く配置されており、デザインの一貫性が保たれています。

この介護施設の電子パンフレットは、適切な配色やデザイン要素の組み合わせにより、安心感と誠実さを伝えることに成功しているのではないでしょうか。読者にとって親しみやすく、理解しやすい情報伝達が行われており、施設の魅力を十分に発揮しています。

デザイナー
※掲載のデジタルパンフレットは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているデジタルパンフレットのサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

デジタルパンフレットの作成