ヘクトグラフ(コンニャク版)の仕組み・歴史について:印刷史のなるほど雑学10
ヘクトグラフとは? ヘクトグラフ(hectograph)は、平版印刷の一種で、ゼラチンを利用した方式です。ゼラチン版、ゼラチン複写機(gelatin duplicator)、ゼリーグラフ(jellygraph)と呼ばれる…
ヘクトグラフとは? ヘクトグラフ(hectograph)は、平版印刷の一種で、ゼラチンを利用した方式です。ゼラチン版、ゼラチン複写機(gelatin duplicator)、ゼリーグラフ(jellygraph)と呼ばれる…
輪転印刷機とは? 輪転印刷機(りんてんいんさつき)は、円筒形のドラムを回転させながら印刷する機械です。大きなドラムに版を湾曲させて取り付けます。ドラムを高速で回転させながら、版につけたインクを紙に転写することで、短時間に…
オフセット印刷とは?:基本とその特徴 オフセット印刷は、商業印刷の用途では最もポピュラーな印刷方法です。 インクを版からブランケット、そして印刷面に転写(オフセット)する印刷技術で、油と水が反発する仕組みを活用しています…
クロモリトグラフとは? クロモリトグラフ(chromolithography)は、1796年にドイツ人アロイス・ゼネフェルダー(Alois Senefelder)が生み出した石版印刷「リトグラフ(lithography)…
リトグラフとは? リトグラフは水と油の反発を利用してイメージを印刷する方式です。凹凸を利用してインキを載せるのではなく、化学反応によってインキを付ける部分を決めます。版面がフラットなので平版(へいはん)に分類されます。1…
アクアチントとは? アクアチントは銅版画のひとつの技法で、水彩画のように「面」で濃淡を表現できることが大きな特徴です。表面を酸で腐食させてできた凹みにインクを詰めて、それが紙に転写されるので、凹版(おうはん)印刷に分類さ…
メゾチントとは? 銅版画の一種であるメゾチントは階調表現にすぐれています。銅板の表面に傷をつけてインクを詰め込み、それを紙に転写します。くぼんだ部分のインクが印刷されるので凹版(おうはん)印刷に分類されます。17世紀にオ…
エッチングとは? エッチングは銅などの金属板に傷をつけてイメージを描き、そこへインクを詰め込んで紙に転写する技法です。くぼんだ部分がイメージとして印刷されるので凹版(おうはん)印刷に分類されます。 銅版画にはいくつかの種…
プレス印刷機とは? 15世紀中期に神聖ローマ帝国(現在のドイツに相当)出身のヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutengerg)が活版印刷技術を発明したといわれています。 活字に油性インクを塗り、印刷機を使っ…
米国サウスカロライナ州でパッケージについて専門知識を教えているThe Packaging Schoolが、商品パッケージに使われる板紙の製造工程についての動画を非常に分かりやすく公開しています。今回は、The Packa…