
集客に効果的なチラシ
スクールや教室運営において大切なことの一つに集客があります。どれほど魅力的なコンテンツがあっても、人が集まっていなければ届けることができません。

集客に効果を発揮するツールがチラシです。魅力的なチラシを作れれば、ピンポイントでターゲット層にアプローチすることができます。チラシの善し悪しで反応率も変わってきますので、今回は効果的なスクール・教室のチラシ作りのコツを実例を交えてご紹介させていただきます。
チラシのターゲット層を明確にする

教室にはそれぞれのベネフィットがあります。たくさん集客できることはそれはそれで魅力的なことかもしれませんが、教室が与えるメリットに合致していない人ですと、結局去っていってしまうことになりかねません。
チラシを作る際は、どんな人に来て欲しいのか?またどんな人にどんなメリットを届けられるのか?を明確にした上で、ターゲット層を明確にして作成することがポイントです。こちらのチラシデザインは、ヨガ教室の会員募集のチラシです。女性がターゲット層となっていますので、神秘的な女性モデルの写真をメインに活用して一目で伝わりやすいデザインにしてあります。
また、教室の雰囲気を伝えられるように、木目の背景やトロピカルは花を配置して落ち着いた中に可愛らしさをプラスしています。ヨガそのものが神秘的な雰囲気がありますので、女性モデルはあえてパーカーを着用し親しみやすく訪れやすい印象を与えらるように工夫も凝らしてあります。光り輝くような演出もポイントです。
目立つだけでなく、効果があるということが伝わりやすいチラシデザインになっています。ターゲット層が明確であればこそ、チラシの演出効果も具体的に定めることが可能です。教室やスクールのチラシを作成する際は、その教室のターゲット層をしっかり把握してからデザインに移りましょう。
スクール・教室のチラシは「実際に通っている生徒の声」が最も強い訴求になる
ピアノ教室、英会話スクール、学習塾、ヨガ教室などの集客チラシで、講師のプロフィールやレッスン内容を詳しく書くのは当然ですが、制作の現場で最も反応率を上げる要素は「実際に通っている生徒の声(体験談)」です。
講師側が「こんなことを教えます」と伝えるよりも、生徒側が「こんな変化がありました」「この先生のおかげで◯◯できるようになりました」と語る方が、見込み客の共感を得やすく、自分ごと化が進みます。特に、ターゲット層と同じ年代・属性の生徒の声が掲載されていると、「自分もあんな風になれるかも」という期待感が生まれます。
チラシの制作段階で、「数名の既存生徒に体験談を書いてもらう」工程を組み込むだけで、訴求力が格段に上がります。講師の一方的なPRより、受講者の主観的な評価の方が、見込み客の心を動かすのです。
明確なキャッチコピー

起業家のための特別塾のチラシデザインです。目を引くのが「来たれ!未来のリーダー」というキャッチコピーではないでしょうか。走り出すような男性モデルの写真とともに堂々と大きく配置されています。現代日本では日々たくさんのチラシが溢れています。興味がないと思えばすぐにゴミ箱行きです。
その為、まず手にとったとき読んでみようという気になるかどうかは重要なポイントとなります。その判断は、わずか数秒程度で行われますので、最初のインパクトが重要です。
そこで大切になってくるのが魅力的なキャッチコピーです。
「来たれ!」という言葉も印象が強いですし、ターゲット層が明確なので、「未来なリーダー」というはっきりしたメインキーワードを使用していることも目を引きます。中央には青字に白抜き文字でベネフィットも明確にかかれているので、反応率の高い集客が期待できます。起業と聞くと情熱的でアグレッシブな印象から赤い色を多用する傾向が見られますが、こちらのチラシは全体的に爽やかな雰囲気になるように工夫されています。
白や青緑といったクールは配色の中に、さりげなく赤字を用いることで、静かに燃えているやる気に火をつけるような、落ち着いていながらも情熱も感じられるチラシデザインに仕上がるようにしてあります。
チラシには鮮明な写真を使おう

妖艶な雰囲気が漂うダンス教室のチラシデザインです。講師となる女性ダンサーの写真を堂々と配置してインパクトあるデザインにしてあります。写真は大切な教室の雰囲気をしっかり伝えれくれるだけでなく、一気に見栄えが良くなるのでオススメのツールです。
写真を使用する際のポイントとしては、鮮明で美しい写真を選んで使うことが肝要と言えます。ぼやっとした写真は、チラシ全体の印象を損なう恐れがあります。エンターテイメント要素の強いスクールのチラシでは、端的なイメージ表現に抑えてもターゲットに訴えかける力が強いです。
このチラシデザインは両面が使えるというメリットも活かし、表は文字情報をできるだけ絞って華やかで神秘的な強いインパクトを大事にしてあります。その代わり裏面ではしっかりと必要な情報を記載し、情報が足りなくて不満にならないように配慮してあります。
写真や文字に効果を加えることで演出も自在

こちらもダンス教室の写真ですが、神秘的な女性モデルをの写真を使っていながらも全体的に親しみやすい印象が生まれるように工夫してあります。教室やスクールのチラシの目的は集客です。あまりデザインにこりすぎて「魅力的だけど敷居が高い」とターゲットが感じてしまうと逆効果です。
もちろんあえて突き放すような特別感の演出を希望する場合は逆に活用することもできますので、その教室の目的やニーズをしっかり掴むことが大切でしょう。このチラシデザインでは、魅力的な女性講師のダンサー姿の背景にトロピカルは花を配置し、ポップな書体の文字を中央に使用することで、気軽に訪れられる教室であることも伝わりやすくしています。
また、あえて背景をぼかすことで、女性講師の写真がより引き立つように工夫を加えていることもポイントです。目的に合致した効果を加えることで、同じ写真を使用してもチラシの効果は倍増します。配色も暖色系をベースにしたあたたかみを感じる色合いにしてあります。

同じく写真を用いていますがこちらはシルエット写真が活用されています。あえて詳細が見えないシルエットを用いることで、より神秘的な雰囲気を伝えるように工夫してあるのです。またチラシデザインにおいて、最初のインパクトも大切ですが、必要な情報がしっかり記載されていることも大切です。このチラシでは裏面に情報をしっかり盛り込むことで、情報媒体としての役割もきちんと果たされています。
表面で興味を惹かれた人が、裏面へと読み進み、アクションを起こせるようなデザインにしてあるのです。よく見ると情報量は多いですが、区切るようにして読みやすさを損なわないようにしてあります。
持ち味をデザインで表現する

こちらもダンス教室のチラシですが、今までのベリーダンスの教室とは雰囲気が異なります。ダンスに限らず一口に教室といってもジャンルも持ち味も様々です。同じダンス教室でもこちらはストリートダンスを専門にしており、独特のスタイリッシュなクールさを表現できるようにデザインしてあります。あえて表面の女性モデルの顔が見切れるように配置することで、アグレッシブな身体の動きと合わせて、可能性にあふれた若さと躍動感が感じられる印象を与えています。
モノトーン基調の中に、ワンポイントピンクの配色があることで親しみやすさも加わっています。またチラシ内に載せる文章も大切です。必要な情報だけでなく、相手に語りかけるようなメッセージを盛り込むとより人の心をつかみやすいと言えます。
見た人に「やってみようかな」という気持ちを想起させるような工夫は、小さなポイントの積み重ねで生まれます。インパクト重視に部分以外にも全体をみて細部まで気を抜かないようにしましょう。

こちらは英会話教室のチラシです。ここでは外国人講師の写真を大きく配置し加えてグローバルなイラストを組み合わせて、英会話が使えることで世界をまたいで活躍できるような魅力を表現しています。
チラシで宣伝している教室やスクールの持ち味を最大限伝わるように工夫することもチラシ制作のコツと言えるでしょう。
チラシでベネフィットを伝える

チラシを読む目的はなんでしょうか?一つに自分の欲しい結果を得られるかどうか判断することにあると思われます。教室やスクールのチラシでありがちな間違いとして、その教室の持っている機能ばかり伝えようとしてしまい肝心のベネフィットが伝わりづらいデザインにしてしまうことが挙げられます。
音楽スクールのチラシデザインならば、その楽器を弾けるようになれるかどうかが重要なポイントです。このチラシにおいても、前面に各楽器の写真と歓喜するような女性の写真を用いることで、ターゲットが楽器演奏できるようになる楽しさを前面に表現してあります。
「少人数制」「楽器メンテナンスあり」などの機能性の部分も大切ではありますが、それらは裏面の詳細情報に回し、楽器を弾くことに興味を覚えた人が自然と来店を後押しする情報として認識できるように配慮してあるのです。読み手側が一番知りたいのは、その教室に通うことで得られるメリット、つまりベネフィットが何かということです。写真や言葉、イラストなどで、その教室のベネフィットがしっかり相手に伝わるようにチラシをデザインすることが大切です。

こちらのチラシデザインでは写真だけでなくイラストも組み合わせて健康的なイメージというベネフィットが伝わりやすくしてあります。写真だけでなくイラストを用いることで、親しみやすさが増します。イラストはフレンドリーな雰囲気を加える効果があるので、女性や子ども、子供のいる保護者をターゲットにしている時に特に高い効果が期待できるツールです。子供から大人までより幅広い年代にアプローチすることも可能になります。
イラストをチラシに活用してわかりやすく

チラシを作る上で効果的なツールの一つにイラストがあります。写真と比べるとより柔らかで安心感を与えてくれるところがポイントです。こちらの知来でも、母子と赤ちゃんのイラストを大きめに配置することで、どのターゲット層に向けた案内であるのかをひと目でわかりやすくかつフレンドリーに伝えています。全体的な色合いも重要なポイントです。
あたたかみのあるピンク色と、爽やかなホワイト色、ナチュラルな印象がある緑色をバランスよく配置することで「参加してみようかな」という気持ちを想起しやすいチラシデザインに仕上げています。まち針のようなピンを配置することで、掲示板に貼り付けたような手作り感を演出してある点もポイントです。全体的に安心して活用できることを伝えるために、表題の文字も手書きで書いたような自然な印象のフォントを活用しています。
よくよく見ると、1枚の中に4つの講座が案内されていて伝えている情報量は多いのですが、統一感がでるようにそれぞれ左揃えにして色合いを揃えているので、見ている側が雑然とした印象を抱くことなく読みやすいように工夫してあります。
配布場所の特性を生かす

このチラシは、非常にメリットがわかりやすくインパクトが強いです。イベント会場で配るチラシであり、「来場者限定」のサービスを打ち出していることから、とにかく目立ってかつ利用しやすくなるように工夫しています。
チラシを制作するうえで配布場所や配布方法も考慮する必要があります。イベント会場ならば、ほかのお店もたくさん軒を連ねていますから、とにかく目立って、すぐ行ってみようという気になるようなレスポンス高く仕上げるための工夫が必要になります。そのチラシが使われる場所を考えると自ずとデザインが決まりやすいです。このチラシデザインでは一番のメリットである値段を赤字で大きく打ち出し、笑顔の弾ける女性の写真を活用することでサービスの満足感を表現しています。
チラシデザインで世界観を表現する

1つ大きくアイキャッチを配置する方法も良いですが、全体的な雰囲気でその教室の良さを表現する方法もあります。こちらはポーセラーツ(皿の絵付け)教室のチラシデザインです。
全体的にピンクやホワイトを用いた落ち着いていて上品な仕上がりが教室の雰囲気を伝えています。裏面のコース紹介もはっきり色分けするのではなく中間色系の色味を用いることで、統一感がありながらも重層的な印象に仕上げてあります。おとぎ話を読んでいる時のような、独特の可愛らしく魅力的な世界観を表現していることがポイントです。
この教室の空気感を伝え、見ている人が「行ってみたいな」という気持ちになるように配慮してあります。文化系の教室は地味に思われがちですが、その教室ならではの雰囲気を伝えれ上げると、落ち着いていながらも力強いチラシデザインを作ることが可能です。
魅力的なチラシが人を呼び込みます

教室の雰囲気をわかりやすく表現できる点もチラシの利点です。体験教室などが完備されていたとしても、実際に足を運んで時間をかけないと伝わりづらい教室の良さを、チラシならひと目で伝えてくれます。魅力的なチラシは人を呼び込みます。ポイントやコツを抑えて、集客効果の高いチラシを制作してみましょう。
教室の種類別・チラシデザインのポイント
| 教室の種類 | メインビジュアル | 配色 | 最も響く訴求 |
|---|---|---|---|
| 学習塾 | 勉強に集中する生徒 | 青×白(知性・信頼) | 合格実績、成績UP事例 |
| 英会話教室 | 外国人講師との会話風景 | 赤×青×白(国際感) | ネイティブ講師、レベル別クラス |
| プログラミング教室 | 子供がPCを操作する様子 | 緑×黒(テック感) | 将来性、論理的思考力 |
| ピアノ・音楽教室 | 演奏中の写真 | パステルカラー | 発表会、講師の実績 |
| ダンス教室 | 躍動感のあるポーズ写真 | ビビッドカラー | 体験レッスン無料、動画QR |
| 料理教室 | 完成した料理の写真 | 暖色系(食欲) | レシピ持ち帰り、少人数制 |
| スポーツ教室 | 子供たちの練習風景 | 青×オレンジ(活力) | 体力UP、仲間づくり |
ターゲット別の訴求ポイント
保護者向け(子供の教室の場合)
| 保護者の不安 | チラシでの回答 |
|---|---|
| 「うちの子でも大丈夫?」 | 「初心者歓迎」「レベル別クラス」 |
| 「送り迎えが大変…」 | 「駅徒歩◯分」「駐車場完備」「オンライン対応」 |
| 「いくらかかるの?」 | 月謝・教材費を明示 |
| 「先生はどんな人?」 | 講師の顔写真+経歴+資格 |
| 「続けられるか心配…」 | 「体験◯回無料」「入会金0円キャンペーン」 |
大人向け(習い事・スキルアップの場合)
| ターゲットの動機 | チラシでの訴求 |
|---|---|
| キャリアアップ | 資格取得率、転職成功事例 |
| 趣味・リフレッシュ | 「楽しく学べる」雰囲気の写真 |
| 健康・体力維持 | ビフォーアフター、受講者の声 |
季節別キャンペーンカレンダー
| 月 | キャンペーン | チラシ配布時期 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | 新年度先行申込割引 | 12月下旬〜 |
| 3月 | 春の入会金無料キャンペーン | 2月中旬〜 |
| 4月 | 新学期スタート応援 | 3月上旬〜 |
| 7月 | 夏期講習・夏休み特別クラス | 6月中旬〜 |
| 9月 | 秋の習い事スタート応援 | 8月下旬〜 |
| 12月 | 冬期講習・クリスマスイベント | 11月中旬〜 |
体験レッスン申込の導線設計
チラシの最終目的は「体験レッスンの申込」です。申込までの導線をスムーズにしましょう。
| 申込方法 | メリット | チラシへの掲載方法 |
|---|---|---|
| 電話 | 即座に予約確定 | 大きめのフォントで電話番号を表示 |
| WEBフォーム | 24時間受付 | QRコード+「◯◯で検索」 |
| LINE | 気軽に問い合わせ | LINE公式アカウントのQRコード |
| メール | 詳しい質問がしやすい | メールアドレスを記載 |
申込率を上げる3つのテクニック
1. 「無料体験」を目立たせる: チラシの最も目立つ位置に配置
2. 期限を設ける: 「◯月◯日までにお申込みの方限定」
3. 特典を付ける: 「体験当日入会で入会金50%OFF」
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