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ヘアサロンのポイントカード制作例_1

ヘアサロンのシンプルで上品なポイントカードデザインを作成しました。


ヘアサロンのポイントカード制作例_1

贅沢な余白が洗練されたイメージを作り出す美容室のポイントカードデザイン。

真っ白なカードの表紙の右下に入れたショップ名のロゴ。品のあるセリフ体で書いたショップ名の下にラインを入れたシンプルなスタイルながら、白く広々としたカードの中に配置することで、その存在感が多くの視線を集めます。

グリーンのアクセントとスクエアの調和

「a」のアクセントとして配置したグリーンをベースに、カードの右上と左下にスクエアパターンを散りばめました。木漏れ日や植物を連想させる色合いの装飾は、それらをドット絵にしたようなデフォルメ感を伴い、上品でありながらもPOPな印象も持ち合わせています。

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機能性とシンプルさ – 中面のレイアウトと使い勝手

中面はいたってシンプルに、左面はお客様情報欄と注釈で構成し、右面に50マスのポイントスペースを設けました。見やすく使いやすい、シンプルでセンスのよいポイントカードです。

ヘアサロンのポイントカード制作例_2

余白を活用してセンス良くポイントカードのデザインを仕上げるには

理容師や美容師さんは名刺もオシャレなものを使っている人が多いです。とくに個人サロンとなると「洗練された」「上品な」イメージを大切にするため、名刺のデザインにもラグジュアリー感のあるものを使っています。センスのあるデザインにするには、名刺の白さ、つまり「余白」もデザインのひとつとしてレイアウトするのが効果的です。

名刺と並んで理容師や美容師さんが使うツールが「ポイントカード」です。来店した回数に応じて、特別なサービスや割引といった特典が受けられる販促ツールがポイントカードになります。

作例のポイントカードデザインでは、センスのよいポイントカードをテーマに、余白を大きく活かしたレイアウトにしました。ロゴを目立たせるようなカラーリングも工夫している点の1つです。スッキリとセンスよく仕上げるには、以下のポイントが大切です。

  • 四隅のどこか1つを空けたレイアウトにする
  • 色を使用するのはあくまでワンポイントにとどめる

四隅のどこか1つを空けたレイアウトにする

一言で「余白をデザインする」と言っても難しいものです。その方法の中でも、比較的取り入れやすい技法は「四隅のどこか1つを空けたレイアウトにする」ことです。カードにデザインの爽やかさと洗練されたイメージを持たせる効果があります。

作例では、ひとつの角から中央に向かって余白を設けることでカード全体に光がさすような明るいイメージと開放感を持たせるデザインにしました。残りの3つの角にはロゴデザインとワンポイントを入れる事で、名刺の全体をみたときに、ロゴデザインに目がいきます。

今回のポイントカードは白ベースでかつ余白も十分に取っているデザインのため、財布の中でも「どこのポイントカードか」がわかりやすいと言えます。

ポイントカードは理容・美容業界以外でも小売店やスーパーなどで発行されています。現在はスマホアプリに切り替わっていることも多いですが、個人経営の商店などではまだまだ現役で活躍している販促ツールです。シンプルなポイントカードのデザインにすることで、ほかのポイントカードのデザインに埋もれないというメリットもあります。

色を使用するのはあくまでワンポイントに留める

余白をメインにデザインをする際に、気をつけたいのは全体の配色です。メインカラーが派手だったり、差し色に複数の色を使ったりしてしまうと、余白をうまく活かせず上品なイメージが薄くなってしまいます。

余白をメインにレイアウトする場合は、その色を活かした配色にすることが重要です。白を基調とする場合は、アースカラーをワンポイントに取り入れるとデザインの雰囲気を壊さずに目立たせられます。

作例のポイントカードはロゴデザインを挟むようにグリーンメインのスクエアを配置しています。スクエアのデザインが余白と相まって木漏れ日を想像させ、シンプルなデザインでかつ上品なポイントカードになるように心がけました。表面と裏面には必要最小限の情報をシンプルに掲載することで、上品な雰囲気を演出しています。

 

制作カードデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

余白が自由で上品なカードデザイン

一周回って「攻め」の姿勢を感じる余白

端に配置された、ドロップのようなドットパターンと、控えめな店名。中央には大きな余白が広がっている特徴的なデザインです。一見すると何の変哲もない、地味では?と思いがちですが、ショップカラーやコーポレートカラーをメインにしたカラフルなデザインが多い中、カードケースに入っていたら却ってよく目立つかもしれませんね。シンプルを突き詰めて一転「攻め」に回ったデザインといえそうです。ウラ面も店舗情報がシンプルにレイアウトされていますが、水色のドットがアクセントになっていてオシャレです。

無駄がないのが美しい、装飾しない「装飾」

中面も、イラストやロゴなどは一切なく、必要事項のみが記載されています。スッキリしたデザインが魅力的ですね。スタンプカードは来店の度に使用するため目にする頻度が高いカードですが、利用期限のないシステムの場合は比較的長い間、同じカードを使うことにあります。こうしたシンプルなカードは、流行に左右されず、またずっと使っていても飽きがこないため、消費者目線でも嬉しいカードデザインといえそうですね。

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