現存するエスニックなデザインのモチーフやエッセンスを取り込んで、新しいロゴに仕立て上げたサンプルをピックアップしました。いずれもモダンな加工を施してありますが、どこか柔らかく、また自然を感じさせるものです。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
カメをシンボライズした整体療法のロゴ
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頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)と呼ばれる施術とマッサージを組み合わせたビジネスのためのロゴマークです。ビジネスの名称は「Turtle Moon」(カメの月)。アメリカ大陸の先住民の一部は、月の満ち欠けで1年を計っていました。1月が28日で、1年が13ヶ月となります。実は、カメの甲羅は13枚の大きな板とそれを取り囲む28枚の小さな板から成ります。このため、亀の甲羅をカレンダーとして使っていたそうです。これは「turtle moon calendar」(亀の月カレンダー)とも呼ばれています。このロゴではカメの背中を渦巻きにしてあるのも、神秘的な力を感じさせますね。
デジタルアーカイブシステムの象形文字風のロゴ
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歴史的な町や都市の資料として、記録文書や写真、新聞を保存するためのデジタルアーカイブシステム「Archivo」のためのロゴです。シンボルマークはライオンの横顔をモチーフにしています。そのタッチは、アステカやマヤの象形文字を思い起こさせます。シンボルマークの下に置かれたロゴタイプも、おそらくオリジナルのフォントと思われますが、シンボルマークの雰囲気にマッチしています。
アフリカンマスクをモチーフにしたロゴ作成例
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魔除けなどさまざまな思いを込めて使われる仮面は、日本人にとっても馴染み深いものです。仮面が文化や生活に根付いている地域は、世界でも一部に限られているそうです。西アフリカもそのひとつで、このロゴマークはそれにインスパイアされたアイデアです。「UMBA consulting」(UMBAコンサルティング)という会社がどんな分野を対象としているのかわかりませんが、これを見た人の記憶に残ることは間違いありません。商談もはずみそうです。
エスニックな印象を受けるロゴを並べてみると、曲線と複雑さに特徴があるようです。幾何学的な要素をできるだけ減らして、有機的な曲線にする。モチーフを繰り返す。やや不規則にする。などの処理によってエスニックな風合いが得られるのではないでしょうか。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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