近年、ロゴ作成の新たな手法として3Dデータを作成するソフトで、ロゴをデザインするという手法が広がってきています。従来のグラフィックソフトでは表現しづらい、独特のテクスチャや存在感を出せるほか、看板やオブジェなどの立体物としてのアウトプットが容易になるなど、たくさんのメリットと個性を持つ3Dのロゴデザイン。
今回は海外デザイナーによる、独特の存在感を持つ個性豊かな3Dのロゴデザインを一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
アルファベットを3Dにしたメタリックで迫力のあるロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Behance)
フィリピンのデザイナーAbraham Famadicoさんと、ヴァージン諸島のデザイナーTaylor Berrickさんによる、Elite C@llのロゴデザイン。
3Dデザインと親和性の高い、メタリックの質感が活かされた、独特の存在感がとても印象的です。
アルファベット2文字を組み合わせた、とてもシンプルなデザインですが、シンプルで見慣れた造形を立体にすることで生まれる、不思議な迫力は、癖になるような魅力を感じさせてくれます。
光の入る角度や、その光を反射する際の質感など、シンプルな造形の中にも、こだわりの詰まったロゴデザインとなっています。
シンボリックなオブジェクトと情報量で説得力を生むロゴデザイン
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パキスタンのデザイナー、Maliha Designzさんによるロゴデザイン。屋根やハンマー、刷毛などのシンボリックなオブジェクトを、3D映えするメタリックな質感で表現した、とても特徴的で目を惹くデザインに仕上がっています。
一般的なロゴと比較して、情報量の多いデザインとなっていますが、それだけに厚みのある立体物としてアウトプットした姿には迫力と説得力があり、まさに3Dの強みが活かされています。
リノベーションという業種をわかりやすく表現したデザインと、3Dという手法の組み合わせが、とても良い相乗効果を生んだ素晴らしいロゴデザインといえるでしょう。
3Dならではの実感的なネオンの質感が魅力的なロゴデザイン
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パキスタンのデザイナー、Hanzala Chohanさんによるロゴデザイン。コック帽とターナー・食材など、一目見てレストランということが伝わるモチーフを多用した、ポップで可愛らしいデザイン。
そのままネオン看板として使えるような独特の質感とデザインが、店構えや入り口のドア、店内の雰囲気などを自然と想像させて、不思議な親近感を抱かせてくれます。
2Dのグラフィックでも、ネオンのような質感を出す手法はありますが、3Dデータならではの実感的な質感と陰影は、とても強力な個性と魅力を放っています。
海外デザイナーによる、独特の存在感を持つ、個性豊かな3Dのロゴデザインをご紹介いたしました。目新しさだけでなく、たくさんのメリットと個性を持つ3Dのロゴデザイン。その魅力と可能性は今後さらに拡大し、ロゴデザインの表現の幅を広げていくでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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