動物を使ったロゴデザインは多くありますが、その表現の幅はデザイナーによって、実にさまざまです。独自の視点で生み出したアイデアを見事に文字と融合させ、クリエイティブなセンスが光るロゴデザインはきっと人々の記憶に鮮やかに残るはずです。
今回は海外デザイナーによる、アルファベットで動物を表現する、ユニークで楽しいロゴデザインを一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
白鳥の優雅なシルエットを巧みな技術で表現したロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Behance)
シンガポールのデザイナー、Logo. graph12さんによる、アルファベットのSで白鳥を表現したロゴデザイン。曲線だけで構成されているSを使うことで、白鳥の柔らかな印象と優雅なシルエットを実に的確に描いています。
セリフと呼ばれるアルファベットの先端にある装飾部分を白鳥の頭部に見立てることで、フォントのディテールを崩すことなく、白鳥の姿をより細かく表現する技術はとても見事です。
王冠と翼も、強弱のついた速度を感じさせる線で描くことにより、フォントのディテールを損なうことなく、より白鳥らしいシルエットに近づけています。全体的にしっかりとバランスのとれたレイアウトにも注目です。
猫の特徴を活かした意外性のあるロゴデザイン
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ルーマニアのデザイナー、Ana-Maria Grigorovさんによるロゴデザイン。動物たちの特徴を上手く活かした、かわいらしくポップなロゴの数々は、見ているだけで楽しい気分になれそうです。
CATの頭文字であるCを使って表現された猫のデザインは、特にユニークです。
デザインに使えそうな猫の特徴といえば、肉球や耳を想像する人が多いかと思われますが、このロゴでは「柔らかくてよく伸びる胴体」という、実に意外な特徴を利用しています。
実際に猫を飼ったことがある人であれば、意外性よりも共感となり、親近感を覚えるのではないでしょうか。その他にも、特徴的な色使いや個性的なイラストのタッチなど、魅力がたくさんのロゴデザインとなっています。
文字としての視認性を損なわないキツネの全身を描いたロゴデザイン
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フィンランドのクリエイター、Trinh Dinhさんによるロゴデザイン。FOXという文字でキツネの頭から尻尾まで全身を表現した、可愛らしくも、少しクールな印象をもつデザインとなっています。
頭文字のFの形状を利用して描かれた、立体的な2つの耳がとても特徴的です。尻尾も、実に上手くアルファベットの形を活かしてデザインされています。
振り返る狐の全身を描きながらも、アルファベットとしての視認性も保持されている、実に見事なロゴといえるでしょう。遊び心とそれをデザインとして成立させる技巧が生み出した、この素敵な作品を是非チェックしてみて下さい。
海外のデザイナーによる、アルファベットで動物を表現するユニークで楽しいロゴデザインをご紹介いたしました。文字の視認性を保ちながら、絶妙なバランスでユーモラスに動物モチーフを落とし込むロゴデザインの数々。
ユニークなアイデアから生まれた動物を表現するロゴデザインは、きっと今日も出会う人々に驚きと笑顔を届けているでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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