
社章のデザインはシンプルに
社章を作る際のポイントですが、デザインを出来るだけシンプルにして社章をわかりやすくすることが大切です。元々の企業ロゴが非常にシンプルであれば支障ありませんが、社章の金型を作成する際にロゴが複雑ですと再現できない場合があります。そのため、場合によっては社章用にロゴを簡素化する必要もあります。
社章のサイズを考慮したデザインにしよう
また胸につけるバッジのサイズは非常に小さいため、仮に複雑なデザインが再現できたとしても、実際に対面距離で認識することは難しいでしょう。そういった意味でも社章のデザインは出来るだけシンプルな方が、相手にも伝わりやすくなりますし、企業を簡単に認識をしてもらう事が出来るようになるのでおすすめです。
社章のデザインは「1cm以内のサイズ」でも認識できるかが最優先条件
社章(バッジ)は、スーツの襟元に着用する小さなアイテムです。そのサイズは一般的に直径1cm〜2cm程度であり、ロゴを名刺やWebサイトに配置するのとは比較にならないほど小さいサイズでデザインが再現されます。
このため、社章のデザインは「ロゴをそのまま縮小する」だけでは成立しないケースがあります。細い線は金属加工で再現できず潰れてしまい、色数が多いデザインはエナメルや七宝の塗り分けに限界があります。
「最小サイズでも認識できるか」のテスト基準が、社章の制作では最も厳しい形で試されます。ロゴから「社章用の簡略版」を別途デザインする必要がある場合もあり、ロゴ制作時にあらかじめ「社章への展開可能性」を考慮しておくと、後工程がスムーズです。
社章の素材別・特徴比較
| 素材 | 特徴 | コスト感 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 真鍮(メッキ) | 最もスタンダード、加工しやすい | ★☆☆ | 全般的に |
| 銀(Sterling Silver) | 高級感がある | ★★★ | 金融、士業 |
| 金張り | 重厚感、ステータス | ★★★ | 役員用、老舗企業 |
| ステンレス | 軽量で錆びにくい | ★☆☆ | 屋外作業が多い業種 |
| プラスチック(七宝風) | 軽く、カラフル | ★☆☆ | カジュアルな企業 |
社章の主な製作技法
| 技法 | 特徴 | 仕上がり |
|---|---|---|
| 七宝(しっぽう) | 色ガラスを焼き付ける | 深みのある色彩、高級感 |
| ラッカー(エポ仕上げ) | 樹脂を充填 | 鮮やかな色、コスパ良い |
| エッチング | 金属を腐食させて模様を出す | 繊細な線画デザイン |
| ダイキャスト | 金型で鋳造 | 立体感のあるデザイン |
| 印刷仕上げ | 金属面にダイレクト印刷 | 写真やグラデーション可 |
社章制作のフロー
| ステップ | 期間目安 | やること |
|---|---|---|
| 1. デザイン決定 | 1〜2週間 | ロゴデータを社章用にアレンジ |
| 2. 見積もり・仕様確定 | 3〜5日 | 素材、技法、留め具、数量を決定 |
| 3. サンプル制作 | 2〜3週間 | 試作品で色味・サイズを確認 |
| 4. 量産 | 2〜4週間 | 本生産 |
| 5. 納品 | 3〜5日 | 検品して納品 |
社章デザインの注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| サイズは12〜15mmが標準 | 大きすぎるとスーツに合わない |
| 細すぎる線はNG | 1mm以下の線は製造できない場合が多い |
| 色数は5色以内 | 色数が増えるとコストが上がる |
| 留め具を選ぶ | タイタック(ネジ式)が最も一般的 |
| ロゴをそのまま使えるとは限らない | 社章用に簡略化が必要な場合も |
長く使用するなら金属製がオススメ
材質にも気を使うことで、壊れにくいものを作ることが出来ます。プラスチック等よりも真鍮等の金属の方が長い期間使用できるでしょう。強度の高い材質を利用することで、傷つきにくい物を作ることが出来るようになりますし、落としても壊れてしまう心配もなくなります。
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