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パッケージデザインの色々な賞

パッケージデザインの色々な賞について


パッケージデザインの色々な賞

日本パッケージデザイン大賞

日本パッケージデザイン大賞は、公益社団法人日本パッケージデザイン協会が開催している賞になります。公募形式で作品を集め、集まった商品のパッケージデザインを審査し、優秀なデザインだと判断されることで、各賞が決定する流れです。

1985年から実施されている歴史ある賞で、2年ごとに開催されるのが特徴です。最新の開催は2017年でしたので、次回は2019年に開かれる予定になります。包装に使われている素材についてだけでなく、デザイン性や観点なども総合的に判断して評価します。審査については会員審査員と、外部から招いた特別審査員によって行われます。

最も高いランクの賞が大賞です。1回の開催で1作品だけが選ばれる訳ではなく、場合によっては複数の作品が大賞に選ばれることもあります。2017年には亀の子スポンジとDerekLam10Crosby香水ボトルの2作品が、大賞に輝いています。

続いて金賞、銀賞に銅賞、そして審査員特別賞がそれぞれの該当作品に与えられる仕組みです。応募作品の中から第一次審査を通過したものが、入選作品として選ばれます。第一次審査は協会会員の選挙で決定します。第二次審査は会員審査員と数人の特別審査員が加わり、実施されるのが基本です。

 

ペントアワード

ペントアワードは日本国内という狭い規模ではなく、世界規模で開催されるパッケージデザインの賞です。2007年から開催されている賞ですので、実績としては10年程度となるでしょう。賞を運営する本部はベルギーのブリュッセルです。毎年開催されており、世界で最も権威のあるパッケージデザインの賞として高い注目度を誇っています。

公募形式で作品を世界中から募集し、12人の国際審査員の手により、各賞が決定します。審査員には著名なデザイナーや大手企業のパッケージデザインディレクターが選ばれます。創造性といったデザインの素晴らしさだけでなく、マーケティングにおいて効果が発揮された作品が選ばれるのが特徴です。

賞の種類として、ダイヤモンド賞にプラチナ賞、金賞や銀賞、銅賞が用意されています。全ての作品を分け隔てなく審査するのではなく、ジャンルごとに作品を分けて選出する仕組みです。たとえば、香水の瓶と化粧品の瓶は美容ジャンルではあるものの、それぞれが細かくジャンル分けされますので、同じ基準内で審査されるわけではありません。

本部はベルギーですが、世界各国で毎年トロフィーの授与式が行われます。2017年の応募は2月20日~4月7日までです。

 

日本パッケージングコンテスト

日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会が開催しているパッケージデザインの賞になります。作品のデザインの魅力や環境への配慮の他、原材料の調達や生産などに関する物流の合理化する技術まで幅広い分野を審査して、優れた作品に賞が授与されます。

入賞するとGPマークを使えるようになりますので、消費者や取引先に対して作品の素晴らしさをアピールすることができるでしょう。GPマークの使用許可だけでなく、ワールドスターコンテストという世界規模の包装コンテストにも出品できるようになるのがメリットです。

最も優れたパッケージデザインには、経済産業大臣賞が与えられます。他にも経済産業省産業技術環境局長賞や、経済産業省製造産業局長賞といったものなど、たくさんの種類の賞が用意されています。毎年開催されていますが、2016年の募集は2016年5月24日に募集締め切り、同年6月14日に審査が行われています。

出品条件の他、出品料が発生する点に注意が必要です。2016年募集の場合だと、出品料として1点で協会会員が1万5120円、非会員だと2万520円を支払います。2点以上になると1点の出品料が安くなる仕組みです。シリーズ商品の出品の場合なら、1シリーズごとの出品料が発生します。

 

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