ブルーとレッドの美しいグラデーションで先進的なイメージを大切にしました。
日韓のジョイントイベントということで、国際的なイメージを念頭において作成しました。ブルーとレッドのグラデーションをポイントにしていますが、メインカラーは淡いブルーをセレクトし、落ち着いた知的な印象に。日付なども日本式ではなく国際的な表記を採用しています。
背景デザインの工夫・先進的な雰囲気の演出
背景はシナプスを図式化したような幾何学パターンを配置して、ベタ一色とは違う奥行き感を出しました。グラデーションと幾何学的なパターンを組み合わせることで、先進的な雰囲気を演出。シンプルながらも、パッと見た時に記憶されやすい美しさを目指しています。
読みやすさへの配慮
文字サイズがやや小さめなので、読みやすいよう、2種類のフォントを使い分けています。タイムテーブルも、休みの部分をグレーにして、開会時間と閉会時間はそれぞれ異なる色で表記するなど、視覚的な分かりやすさに配慮してレイアウトしました。ロゴマークや問い合わせ先などの情報は、アクアブルーで線を引いた下部にまとめました。
先進的な素材研究を象徴するチラシデザイン
カラーリング
・ターコイズブルーとコーラルピンクのコントラストが、先進的な雰囲気を演出。
・白を基調とすることで、情報の可読性を高め、清潔感を醸成。
・ロゴやテキストにグレーを使用し、全体の色調を引き締める。
レイアウト
・タイトルとサブタイトルが左寄せに配置され、スッキリとした印象を与える。
・スケジュールがタイムテーブル形式で整理され、見やすく体系化されている。
・フッター部分にロゴとシンポジウム名を配置し、ブランディングを強化。
タイポグラフィー
・シンプルかつモダンなサンセリフ体を採用し、先進性と国際性を表現。
・大小のフォントサイズを効果的に使い分け、情報の階層を明確化。
・行間や字間を適切に設定することで、可読性を高める。
視覚的な要素
・幾何学模様が、イノベーションと先端技術をイメージさせる。
・全体的にミニマルなデザインを心がけ、シンポジウムの洗練されたイメージを構築。
このチラシデザインは、ターコイズブルーとコーラルピンクの鮮やかな配色が、イノベーションと国際協力の雰囲気を醸し出す一方、シンプルなレイアウトとタイポグラフィーにより、情報の明快さと可読性も確保されている。幾何学模様などの視覚的な要素も効果的に使用され、シンポジウムの未来志向のイメージを演出している。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
知的かつ鮮やかさを感じられるチラシデザインです。
地味でなく派手ではないバランスが絶妙
アクアブルーの爽やかな印象に、ピンクオレンジのグラデーションが美しく鮮烈なインパクトを与えてくれます。ブルーと暖色系のグラデーションが混じり合う様子は、日韓という異なる国同士が共にひとつの催しを作り上げることをイメージしているように思えます。白抜き文字と黒い文字色を組み合わせることで、より洗練されたイメージになり、グッと1ランク格上げされたシャープな佇まいと感じられます。
読みやすい工夫は随所にあり
背景は、幾何学的なパターンがレイアウトされていますが、フォントや四角いフレーム、「‥‥」などで情報が整理されているので、内容の読みにくさは特に感じません。背景に模様があることで、奥行き感と高級感が醸し出されているようです。タイムテーブルは、予定のない部分がグレーになっていて分かりやすく、開会、閉会の時間をあらわすフレームも色分けされていて鮮やかです。シンポジウムのチラシというと、どれだけ情報を厳選しても文字量が多くなってしまう傾向にありますが、透明感のある色を効果的に使うことで、すっきりとした印象にまとまっているのではないでしょうか。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。