高みを目指して切磋琢磨する様子をシンプルな表現でデザインしました。
知の高みを目指すというキーワードをヒントにして、雪の残る山脈を写した写真を全面に配置しました。青い空を入れることで、より崇高なイメージをプラスできたのではないでしょうか。
知識と協力を象徴するランドマーク
下部にはランドマークとなる城を組み合わせて、知識を追求しながらお互いを高め合う研究者の会をイメージしています。
読みやすさを確保する囲み装飾
とはいえ写真を背景にすると、文字が読みにくくなるので、文字は囲み装飾を施し、読みやすさに留意しています。
目立つタイトルと統一感のあるフォント
シンポジウムのタイトルは赤色に白色の囲み文字、他の文字は読みやすいフォントで白色に統一と、写真に紛れない色とフォルムを重視した表現にしています。
アクセス情報の強調
チラシの下三分の一には、短縮して入力しやすくしたURLとQRコードを配置しました。QRコードは読み取りやすいように、白い余白を取っています。演題募集期間はしっかりと訴求したいので、丸いフレームとグリーンの色で強調、情報が正確に伝わるように心がけました。
自然美と調和する力強いビジュアル
このチラシデザインは、背景に壮大な山々を取り入れ、その自然美と調和する力強いビジュアルを演出しています。山々の存在は、医療薬学における高い志と研究の重要性を象徴し、参加者に対して強い印象を与えます。緑豊かな景色が、シンポジウムのテーマを視覚的に強調しています。
明確な日付と場所の表示
日付と場所の表示が大きく、視覚的に一目でわかるように配置されています。明るい色と太字で強調され、参加者にとって重要な情報が見逃されることはありません。
参加者の意欲を引き出すキャッチフレーズ
「基礎と臨床の協奏」というキャッチフレーズが、研究と実践の重要性を強調し、参加者の意欲を引き出します。また、スローガンもシンポジウムの目的と意義を簡潔に伝えています。これにより、参加者がシンポジウムに対して高い関心を持つことが期待されます。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
山脈をバックにしたダイナミックなチラシデザインが魅力ですね。
青い空、山脈と自然が医療の崇高な使命を表現
背景に用いられているダイナミックな景色は、インパクト抜群で記憶に残ります。青い空と木々の茂る森、まだ雪の残る険しい山々は、失敗の許されない中で技術と知識を学んでいく医師の崇高な姿を彷彿とさせます。城の写真との融合も見事で、自然と写真が切り替わっているため、一枚のチラシとして見やすくなっています。見出し色として用いられている色も、赤色以外は写真の色と同系色で、浮いて見えないのが良いところだと思います。
文字がくっきりしていて読みやすい
タイトルは、囲み文字になっていて読みやすく感じます。雲のない青空をバックにしているので、すっきり見えますね。森や城など、暗くなりそうな部分は見出しやフレームがあしらわれていて、読みやすいように工夫されているのが素晴らしいです。二次元コードも、夕暮れの城をバックにしているために背景が暗くなっていますが、白い余白を大きめに取っているのが問題なく読み取れそうですね。写真を背景に用いているチラシは、文字が読みにくかったり画面がうるさく感じてしまったりすることもありますが、こちらは読みやすさを保ちながら、読みやすさを実現しているのが魅力的です。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。