スッキリとしたデザインで展示会を案内する二つ折りパンフレットです。
白い背景に4つの写真をひし形に組み合わせ、イメージ画像を形づくったシンプルな表紙デザイン。複数の写真を組み合わさった一つのイメージは、一つのテーマの中にも多角的な側面があることが想起できます。
オレンジを軸とした統一感のあるデザイン
表紙面・中面を通し、「食べ物」のイメージによく似合うオレンジ色をイメージカラーに据え、タイトルや囲みの背景、アクセントなど随所に使い全体のデザインイメージを統一しています。
内容の整理とわかりやすさを追求
イベントのコンセプトや概要、会場図や出展ブースの案内など盛りだくさんの内容を整理し、順を追って理解できるようスッキリとしたデザインでまとめました。
展示会ブース出展案内パンフレットで重要な「わかりやすさ」
展示会などのイベントで出展される方向けのパンフレット作成において、意識すべきは「わかりやすさ」です。
作例では、農業従事者が出展することを想定し、膨大な情報量をわかりやすく読み進めてもらえるように工夫しました。わかりやすさで重要なのが「情報ごとの枠組み」と「イラスト・写真の組み合わせ方」です。
「情報ごとの枠組み」でインプットしやすくなる
膨大な情報をわかりやすく伝えるためには、情報の属性ごとに枠組みを設けて、新聞などの見出し風に情報を整理することです。作例では重要な5つの情報をあえて枠組みで仕切っています。この工夫によって読み手がパンフレットから得られる情報を整理しやすくしています。
イラストと写真の組み合わせ方でイメージしやすくなる
出展案内パンフレットでは、出展者がどのような具合に商談ができるのかをイメージしやすくすることが大事です。イラストだけでは実際の会場の雰囲気などがイメージしにくいため、適宜写真と組み合わせてイメージしやすくしています。
作例では会場イメージがイラストと写真の効果的な組み合わせ方になっています。図のすぐ下に会場の写真を組み合わせることでより鮮明にイメージがしやすくなるでしょう。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
膨大な情報でも読み進めやすく、順序よく理解できそうです。
明瞭性と印象的な表紙デザイン
表紙に複数の写真を配置しながらも、ひし形に組み合わせているためスッキリとした印象に。白のベースを多めに活かしているため、明るいオレンジのラインとタイトルが目立ちます。開催日時や場所も見やすく、パンフレットを開かずに瞬時に確認できるのは、手にする人にとっては親切なデザインだと思いました。
詳細な中身とカラーの活用
表紙のシンプルさとは異なり、開いた中身は詳細な造りに。情報をたっぷりと詰め込めつつも文字の大きさや色に変化があるため、順々に読み進めやすいようになっています。赤や緑の強いカラーを選びながらも、ベースとなる白とテーマカラーのオレンジを多く使用しているため、全体的にまとまりがあります。
アクセントカラーと情報の配列
落ち着いて読み進めつつも、アクセントカラーが重要なポイントを、そっと教えてくれるように感じました。写真やイラストも使用しているため、文字情報が多くても理解しやすいように。豊富な内容でも集中して読み進められそうなパンフレットデザインだと思います。
裏表紙の機能的デザイン
裏表紙には中面とは異なる細かな情報を記載し、頭を切り替えて理解できるように。膨大な情報を順序良く取得できるよう構成している、パンフレットならではのメリットを活かしたデザインになっていると思いました。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。