スーパーカットという言葉をご存知ですか?簡単に言うと色んな映像からワンシーンを集めてきてつなぎ合わせた動画のことです。当然、違う目的で撮られた動画からバラバラに集めてくるわけですから、ただ集めただけではなんの意味も持ちません。しかし、そこに縛りをつけてあげるだけで新たな発見が生まれたり、意味を持つ動画になることもあるんです。例えば「犬」という縛りをかけて、テレビ、CM、映画など様々な映像から犬が映っているシーンだけを集める。するとそれはもう立派な犬の作品集です。今回は映画を基にしたスーパーカット動画をご紹介します。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)
スニーカーは今も昔も永遠のアイコンだと気づかせてくれるスーパーカット動画
Sneakers / Candice Drouet
胸がときめくとはこのことじゃないでしょうか?様々な映画の中からスニーカーのシーンだけを切り取って、メーカーと型番を教えてくれるなんて素晴らしすぎます。誰も気づかないような些細なところに神が宿ると言われる映画の世界で、ちゃんと衣装や靴などに気を配っていることがうかがえます。個人的には、ど頭のオニツカタイガーのカットで撃ち抜かれました。バットマンはNIKEだったんですね。ちなみにスニーカーって「音を立てずにコソコソ歩く人」って意味なんですよ。
まさかあのシーンがあの名画を真似して撮られていたんて…驚きのスーパーカット動画
FILM MEETS ART II
映画とアートが出会ったら、なんて素敵なタイトルでしょう。作為的なのか偶然なのか、まさかあの絵画をそのままワンシーンにしてしまっていたなんて夢にも思いませんでした。しかもこれほどまでに多くの映画で何百年も前に書かれた絵画を模していたなんて。作者が映画を観たらなんて言うでしょうね。ちなみにFILM MEETS ART IIってことは当然ⅠとⅢもあります。そちらも観ていただけるとさらに映画の奥深さに触れられるかもしれません。
映像の魔術師、マーティン・スコセッシの作品の中にもズームイン出来るスーパーカット動画
Martin Scorsese // Fast Dolly Zoom in
グッドフェローズ、タクシードライバー、ウルフ・オブ・ウォールストリート。名作を挙げたらきりがない映画界の巨匠、マーティン・スコセッシ。近年では日本を題材に「沈黙」を撮って話題になりましたよね。そんな彼の作品の中から「zoom in」のカットだけをひたすら集めたスーパーカット集です。よくぞまぁ、集めたなと思うのですが、撮影された年代やシチュエーションによってもズームの仕方に違いがあって面白いですね。とにかくアル・パチーノとレオナルド・ディカプリオがカッコイイです。映像の終わり方もちゃんとBGMのボリュームを下げて終わるあたりが洒落てます。
偉大な映画を“偉大な”アニメーションで再現したスーパーカット動画
The Simpsons movie references
ザ・シンプソンズをご存知でしょうか?アニメ自体は見たことなくても、CMやキャラクター、ニュースになっているのを観たことはあるのではないでしょうか。そう、ザ・シンプソンズはアメリカアニメ史上最長寿番組としてだけでなく、様々な社会風刺やブラックジョークで話題になっているザ・アメリカンテレビアニメです。政治や人種、宗教などタブーを飛び越えて世界の「今」を映し出す鏡でもあるのです。そんなザ・シンプソンズが映画を放って置くはずがありません。名作から駄作までありとあらゆる映画のワンシーンを再現し、茶化しています。こうした海外作品の凄いところはちゃんと批判や批評的な側面をジョークに混ぜるところだと思います。
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