オレンジ色の光とインパクト大なロゴが印象的なロックバンドのチラシデザインです。
時に激しく、そして時にメロウに、唯一のロックサウンドというテーマから想起したデザインです。ロック!そして、パワー溢れるビジュアルイメージで制作しました。赤い閃光が熱気と激しさを伝える、バンド名とアーティストのアートワークに一体感のあるチラシデザインに仕上げました。
火花を散らすバンドのエネルギー
このデザインは、まるで舞台上でのパフォーマンスのようなエネルギッシュな背景に使い、バンドの情熱を色鮮やかに表現しています。
金属的な質感で醸し出す重厚な音楽の世界観
金属の質感が用いられたタイトルのフォントは、ロックの硬質感と重厚なサウンドを思わせ、深みのあるバンドのイメージを強調しています。
デザイナーの振り返り
■ ロックバンドの実力が垣間見えるような、迫力のあるチラシです。バンド名も豪華で力強いイメージに仕上げています。
■ 演奏している姿はなくても、ロックという音楽のエネルギッシュなイメージが紙面から伝わるようなチラシ作りを心がけました。
■ 紙面狭しと走る稲妻のようなエフェクトが力強さを強調します。また説明部分は暗めのトーンにし、文字の読みやすさに気を配りました。
ロックバンドの熱量が伝わるチラシ制作実積
目を奪うアーティスティックな演出
チラシを作成するときには、グラフィックでインパクトを与えるとともに、ライブ日程を知らせるなどの必要な情報を記載しなければならないため、テンションを維持しながら説明にも目を通してもらうデザインを考えなければなりません。
— 情報とデザインの調和
特に、インパクトの強いグラフィックになりがちなメタルやロックとは説明文の相性が悪くなってしまいがちですので、デザイナーのセンスと技術力が問われる案件です。こちらのチラシも、ロックバンドのライブ日程を告知するほか、そのバンドの解説を加えていますので、デザインやレイアウトには非常に神経を使って作成しています。メンバーの写真は、アーティスティックな背景の前で目線を正面から逸らせて立っており、同じ方向を向いていることから息の合った先を見ている姿勢を感じさせます。
— エネルギーを放つカラーパレット
メンバーの周囲はブラックのぼかしを入れ、全体的にややブラウン系に彩度を落としており、やや落ち着いた印象にしていますが、そのすぐ下のバンド名はブラックをベースにした立体的なフォントを用いており、エフェクトも激しくしています。インパクトのあるブラックの文字の背景にはオレンジ色の光と金色に輝くエフェクトを多用し、パワーを感じさせる仕上がりにしています。
簡潔なキャッチコピーで引き込む
熱気や激しさ、力強さなどを感じさせ、その下の唯一のロックサウンドというキャッチコピーに説得力を持たせています。バンド名のロゴは光の効果が強すぎて、インパクトはあるもののすんなりとは読めなくなっています。それほどの力強さを見せるデザインはなかなかないので、逆に何というバンド名なのか、何が書かれているのかが気になり、細部まで目を通すようになります。
— 視覚的な誘導と情報の配置
説明文はすべて白抜きで書かれていますが、読みやすいフォントを用い、背景が暗いところに文字を配置しているため、すんなりと読めるようになっています。文字のサイズにも気を配っており、キャッチコピーやライブの日程などは大きめのフォントで目につきやすく配置し、バンドの詳しい説明は文字を小さくしている代わりに、背景をブラックにして最も読みやすく工夫しています。
— 静寂の中のエネルギー
演奏している姿ではなく、静かに立っているバンドメンバーの写真を用い、バンド名だけでエネルギッシュなライブをも予想させる仕上がりは、デザイナーのセンスによるものです。強い輝きを放つバンド名に気圧されることなく、当然のようにまっすぐ同じ方向を見ているメンバーの写真は、逆に好奇心を掻き立てます。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
パワー全開で、まさにロックなフライヤーデザインです。
エネルギッシュなビジュアルで魅了する
最大級のインパクトを感じさせるタイトルにマッチしたアーティストの写真、そしてしつこくない程度のバンドの活動内容、全てが力強く力が湧き出てくるような雰囲気まで感じます。
ロックスピリットを形にしたデザイン
台詞の通り、このフライヤーからも激しさとメロウさが伝わってきます。熱気までもが伝わってくるようです。そしてタイトルロゴには眩しさを覚えるような力強さ、バンドの良さを全て引き立たせているフライヤーです。
VOICE ※第三者による感想です
これくらい派手さがあるチラシでも、全然OKです。
光と音のシンフォニー〜ロックバンドの躍動感
音楽にはいろいろなジャンルがあるのですが、ロックバンドのイベントも日本各地で行われています。中にはかなり有名なアーティストが開催することもあれば、まだ無名のアーティストが開催することもあるので、情報収集がとても大切になります。
雷光に照らされるアーティストたち〜チラシで伝わるエネルギー
音楽に興味のある人であれば、自分でイベントの開催場所や日にちを調べるでしょうが、あまり興味のない人は調べることをしません。だからこそ、このようにチラシデザインを用いて宣伝するのが効果的なのです。真ん中にはかなり強めの光を当て、上の部分には雷の光で強調されているのですが、きちんとアーティストの顔がわかるようになっています。
派手さと読みやすさのバランス 〜効果的なチラシデザイン
ロックバンドの宣伝なので、これぐらい派手でもあまり違和感はありません。文字が書かれている部分は、光を弱くして文字が読みやすいように工夫されている部分はよく考えられていると思います。全体的によくまとまっていて、一体感が出ているチラシデザインに仕上がっていると言えるでしょう。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。