Blog

Home  /  デザイナーのブログ   /  アプリケーション・サービス   /  夜の街を闊歩するタコをPhotoshopで合成してみた。
フォトショップ合成事例

夜の街を闊歩するタコをPhotoshopで合成してみた。

今回は夜の街にタコを上手く馴染ませるPhotoshopプロセスをザックリとご紹介します。

ビフォーアフターはこちら↓

 

タコに陰を足す

制作プロセス1

とにかくタコが明るすぎて存在感が浮いているので、まずは思い切ってタコに陰を加えます。調整は後からでも出来るので、ここは大胆にエイヤーという感じです。

光の当たっていない側は暗闇に近いはずなので、大半が暗くなります。

 

タコにハイライトを加える

制作プロセス2

逆に電飾看板からの強めの光を受けている側はギラッと光るはずです。光の当たる側はハイライトを加えます。多少背景に馴染んできましたね。

 

レンズフィルターで色味を調整する

タコのレイヤーにレンズフィルターを重ねる事で、背景画像のグリーンっぽさに合わせます。

レンズフィルターを適用

違和感が無くなってきました。まだ浮いて見えるのは、これでもまだ明るいからですね。

思い切って更に暗くします。

更に暗い画像に

 

しっとりとした雰囲気で仕上げる

雨上がりのジメッとした湿度のある空気感を表現する為に、光源をボンヤリとさせて完成です。

 

 

グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。