ギャラリー×カフェ×ショップのイベントチラシデザインを制作しました。
表面は写真をベースにした柔らかなイメージが特徴的で、裏面はビビッドなピンクが目に飛び込んでくるチラシデザインです。ごちゃごちゃさせずに、シンプルに仕上げることで上質感を出しています。ふらっと訪れたくなるような訴求力を持つチラシです。
イベントの魅力を引き立てるカラーパレットとグラフィック
このチラシは、その明るく活気あるカラースキームで目を引きます。ピンクと黒の強烈なコントラストは、イベントスペースの楽しい雰囲気と合致しており、イベントのエネルギッシュな性質を象徴しています。シルエットのグラフィックはシンプルながら、カフェとショップの活動的なシーンを描き出しており、観客にイベントのダイナミックな側面を予見させます。
インフォメーションの配置と視認性のバランス
情報の提示方法は、チラシの全体的なレイアウトにおいて重要な要素です。日付、場所、そしてイベントの名称がはっきりと見える場所に配置されており、興味を持った人々が必要な詳細を素早く捉えることができます。
デザイナーの振り返り
■ カフェスペースを利用して行われる展示イベントのお洒落なチラシを作成しました。
■ 期間限定の雑貨ショップ・展示イベント等は話題性もあり、気軽に足を運びやすいです。あまり重々しい雰囲気にはせず、ポストカードのような仕上がりにしています。
■ 表面はイベント名と作品の写真を1点掲載するのみで、情報は裏面にまとめています。好奇心をくすぐるチラシ作りを心がけました。
期間限定、ポップアップショップの宣伝チラシ制作例
ポップアップショップを出店することは、広告にお金をかけるよりも宣伝効果があり、また、ネットだけで展開しているお店にとっても広く世の中に商品を知ってもらう絶好のチャンスです。ところがいざ出店することになっても、会場にお客様が来ていただけないことには、効果がなく無駄になってしまいます。そこで会場に興味をもってもらい、足を運んでいただくためには、効果的なチラシを作成する必要があります。
目を引くキャッチフレーズ – 足を運びたくなるチラシの魅力
チラシ作りのポイントは3つです。まず、どういったお店・会場であるかが、わかりやすく載っていること。次に、来場してもらうことでなにが解決するのか、目的がはっきりしていること。それぞれの要点が絞られていて、シンプルでキャッチーなデザインであること。わかりやすくインパクトがある必要があります。主催者や地図などの細かい情報は掲載さえされていれば、小さくして目立たなくても構いません。
限定感の演出 – 集客を促すプレゼント戦略
また、チラシを見る人がどういう人なのか、ターゲットも絞って考えましょう。道行く不特定多数の人に配るものなのか、ある程度興味がありそうな人が来る場所に配置しておくものなのか、などです。紙のサイズも手渡ししやすい、邪魔にならない大きさにするといいですね。細かい内容をたくさん掲載することは逆効果ですので、シンプルな内容を訴求して、興味をもってもらうことが第一です。例えばギャラリーの場合は、作品の写真を大きく掲載するなどして、興味をもってもらうことが重要です。その作者の特徴などがあれば大きく掲載すると目に止まるでしょう。誰かが絶賛!とか何かの賞をとった!とか来日!とか目立つような特徴があれば掲載するとよいかもしれません。
デザインのギャップ – 表と裏で異なる印象を与える工夫
雑貨店の場合は、おしゃれなデザインにすることで、おしゃれなものを売っていることを想像させるようにしましょう。その雑貨店の世界観をチラシにも反映させると、興味をもってもらえます。また、人は限定という言葉に弱いので、「この紙をもって来場いただいた先着何名様にプレゼント!」などと目立たせて掲載すると集客率がアップすることが期待できます。さらに、裏と表のデザインのギャップがあると目に付きやすく、斜め読みすることなく長く読んでくれるかもしれませんので工夫するとよいでしょう。見る人は、この後に自分の時間をこの会場に費やしても有意義な時間を過ごせるかどうかを、瞬時に判断しています。効果的なチラシを作成して集客を増やし、ポップアップショップの出店を最大限活かしましょう。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
シンプルながらもお洒落なインパクトのあるチラシデザインになっています。
エレガントなアクセサリーの魅力〜チラシ表面のデザインポイント
手作りアクセサリーショップの宣伝広告ということで、チラシ表面には可愛らしいハートのネックレスの写真があります。手作り感や上質感を出すためにネックレス以外のものは写さず、実にシンプルでゴージャスな雰囲気も出されています。
期間限定イベントを際立たせる
チラシ裏面には、期間限定である旨が書かれていて、カフェショップとのコラボレーション、まさに特別であるということがわかります。可愛らしく描かれたイラストも、カフェの様子を表していてよりお洒落なポイントになっています。
デザインのコントラスト〜表と裏で異なる印象を作り出す
チラシの表と裏でデザインをガラッと変えることでメリハリがつき、ただの広告ではなく特別で、お洒落に仕上がっています。ひとつのインテリアとして部屋に飾っておきたくなるような、チラシデザインです。
VOICE ※第三者による感想です
チラシ全体に散りばめられた雑貨店らしい遊び心に惹かれました。
新しく開店したカフェなどの場合、よほど立地がよい場所であればともかく、それ以外の場所で開店した場合は、じっくりと宣伝しないといけません。宣伝する方法はたくさんあるのですが、やはりオープンするカフェの最寄り駅周辺でチラシを配るのが効果的だと言えるでしょう。
チラシの中心を飾るデザイン要素
このチラシデザインは、とてもシンプルなデザインになっていますが、金色が主体になっています。あまり金色を多く使用すると、派手すぎてしまうことがあるのですが、この場合には金色を多用しているものの、光を抑えているので嫌らしい感じはしません。真ん中には金色のペンダントが描かれていますが、ペンダントがアクセントになっていて、全体をまとめあげています。
光の演出で目立つタイトル
真ん中にはカフェの名前が書かれていますが、ただ文字を書くだけではなく、とても好感が得られる作りになっています。カフェの名前だけではなく、真ん中に光が当たっていますが、光の部分が白くなっているので周りの金色が際立つのでしょう。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。