アンドロイドの女性キャラをフィーチャーしたitunesのアートワークデザインです。
アンドロイドの女性キャラが歌うボカロ曲2曲のアートワーク。1曲は氷の世界のような凍てついた風景をデジタルで表現し、もう1曲は、キャラクターの背後にスピーカーを配置し歪ませるようなエフェクトを加えることで、激しいビートが繰り出されているようなイメージを湧かせます。
アンドロイドキャラクターの魅力
どちらの曲も使用しているキャラクターのイラストは同じもの。愛らしくも無表情な風貌は、アンドロイドという設定にぴったりの雰囲気。背景を曲に合わせてデザインし、楽曲とボカロのイメージを壮大に膨らませています。
制作CDジャケットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
背景であらわす二面性がボカロにぴったりなジャケットデザイン
凍てつく硬質な世界と無表情の少女がマッチしたデザイン
氷に閉ざされたクリスタルの世界に佇むアイドロイド(特撮とアイドルをミックスしたAIドロイドのこと)は、露出の多い衣装でも寒さを感じていない無表情が魅力。未来感と二次元性を強調したデザインがクールなデザインです。氷の世界と数字、そして人物とタイトルが奥行きを感じられるようにレイアウトされていて、不思議な立体感が生まれています。
無表情だからこそ引き立つ熱さも魅力です
スピーカーがレイアウトされた激しく熱い世界でも、表情を変えることがないアイドロイド。世界がどんなに変わっても我関せずといった出で立ちが、近未来を感じさせます。衣装のカラーをチェンジしただけですが、印象ががらりと変わって感じられるのがユニークですね。赤い方のジャケットは、強いイメージのカラーとキャラクターの涼しげな表情の組み合わせが、圧倒的な力を見る人に想像させます。ファンシーなロゴマークとのギャップもユニークです。アイドルらしいレトロな色使いが一周回ってキュート。パステルカラーでもジャケットの背景と衝突しない奥深さが、日本のアニメやアイドル文化の特徴なのかもしれません。
※掲載しているCDジャケットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。