以前【読まれる&支持されるデザインとは?会社案内パンフレットの作成方法】という記事で、会社案内パンフレットの基本的な作成方法についてお話ししました。
大まかに作成フローをまとめると以下のような流れになります。
- 基本構成を決める
- 製本方法の検討
- 制作
3の制作の中で「読まれる・支持されるデザイン」のポイントとして次の4つについてお話ししました。
- ロゴや企業カラーを引き立たせる色使い
- 写真と文章のテンポ良いレイアウト
- 現代の技術を活用する先進的なイメージづけ
- 一度見たら忘れない印象的でオリジナルなデザイン
今回は、前回の記事を踏まえて、さらに深くまで掘り下げた「会社案内パンフレットの作り方で押さえておきたいポイント」についてお話ししていきたいと思います。今回深く掘り下げていく内容は次の4つです。
- 表紙の色=企業の色
- 写真の使い方
- アイコン・QRコードもデザインの一部として捉える
- 奇抜なデザインすぎないこと
表紙の色=企業の色
企業にはそれぞれイメージカラーがあります。そのイメージカラーを表紙のベースカラーとして使うことで、より企業の特色や強みを活かせられるでしょう。
ロゴや企業カラーをベースにした会社案内のメリットとして、会社案内パンフレットそのものがブランドイメージを作れるという点が挙げられます。つまり、企業の理念やビジョンといった形のないものを視覚化することが可能になるのです。
会社案内パンフレットは1度作って終わりというものではありません。企業の成長やとくに力を入れている新商品、新サービスの発表に合わせて更新することも1つのブランディング戦略と言えるでしょう。
写真の使い方
会社案内パンフレットに写真を入れる場合、写真の使い方に注意しなくてはなりません。写真すべてを入れ込みたいがために、写真の縮尺を強制的に縮めたり、写真の形を変えたりするのはあまりオススメできません。
写真の歪みはデザイン性を著しく落としてしまうことにもつながりますし、写真の形がパンフレットイメージに合っていないと見栄えも悪くなってしまいます。
トリミングや、各写真のトーンなどを調整した上で配置することがポイントです。背景に会社の製品やサービスの様子を入れるのも効果的です。
写真を効果的に使うことで、会社案内パンフレットとして、そして企業ブランディング戦略の一環としてのパンフレットになるでしょう。
アイコン・QRコードもデザインの一部として捉える
会社案内パンフレットにQRコードのような先進的な技術を入れることも効果的ではあるものの、使い方によってはデザイン性を下げてしまう可能性もあります。
アイコンやQRコードはパンフレットデザインの一部として捉えてデザインすることが重要です。企業の特徴や構成段階でどこに入れるかを吟味することで、より洗練されたパンフレットになるでしょう。
奇抜なデザインすぎないこと
競合他社とは異なるオリジナリティを会社案内パンフレットに求める気持ちはとてもよく分かります。しかし、あまりに奇抜なデザインすぎると会社案内パンフレット本来の役割が果たせなくなる可能性もあります。
独特なパンフレットのデザインばかりに目が行ってしまい、内容が頭に入りにくくなってしまうからです。オリジナリティのある要素を入れつつ、ある程度「らしさ」を押さえたパンフレットの方が、読み手に安心感を与え、伝わりやすい会社案内になるでしょう。
ASOBOADでは文字原稿のみでも会社案内が作成できます
当サービスではデザインをリーズナブルにお届けする為に、会社案内パンフレットの制作をご依頼される際は、文字原稿の提供をお願いしております。その為には、社内で「どのような内容を会社案内に記載するべきか?」と考える機会が必ず発生します。企業発信の言葉をパンフレットのテキストに入れることは、自社の価値や商品のパフォーマンス等を再考するきっかけになると考えています。
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