「わが社のカラーをアピールできるパンフが作りたい!」、「新入社員のマッチングがうまくいっていない気がする‥‥」こんなお悩みをもつ企業のご担当者さまへ。
社外にアピールできるパンフレットはデザインにコツが必要です。3つのポイントを知って、会社の沿革や企業理念を掲載しつつ、働く社員の熱量や企業スキルが「伝わるデザイン」を目指してみませんか?
会社案内パンフレットは企業の名刺
会社案内を制作する時は、まず「誰に読まれるか」というターゲティングをしっかり意識しましょう。
会社案内パンフレットを手に取る機会があるのは、顧客や取引先と就活生、転職を検討している方です。つまり、会社と関わる(あるいはこれから関わりができる)人たちに向けて、自社のことをよく知ってもらうために制作します。
会社案内パンフレットは企業の名刺のようなもので、一冊で企業の歴史や強み、取り組みが分かるようになっている必要があります。
会社案内パンフレットの基本構成
会社案内パンフレットに掲載するコンテンツには、次のような項目があります。すべてを網羅する必要はありませんが、基礎情報を示す会社概要や沿革、業務内容などは必須事項となるでしょう。
・会社概要
・企業理念(代表の挨拶)
・沿革
・業務(取り扱いサービス、商品)
・入社案内
・社員紹介(先輩の声など)
この中で掲載必須となるのが、設立年月日や所在地、資本金、社員数などのデータを示す「会社概要」です。
会社概要や、企業の歩んできた軌跡を紹介する沿革といった項目は、なるべくオーソドックスな書体をセレクトしてシンプルに分かりやすい表現で記載するのが一般的です。
とはいえ、ゲーム・アプリ開発、クリエイティブIT事業といったクリエイティブな業種であればユニークな表現で意表をつくやり方も功を奏すかもしれません。
企業理念や代表者挨拶は、同じような表現が重複するケースが多いため、どちらかを掲載すれば充分でしょう。
会社案内パンフレットを主に入社説明会で活用するという場合は、入社案内と社員の紹介にしっかりページ数を割く必要があります。入社案内は、担当部署や担当者名、エントリーシートの送付先なども記載して、入社したいという優秀な人材をよりスムーズに獲得する工夫をします。
業務内容が分かりにくかったり想像しにくかったりする場合も、すでに働いている社員の声や、プロフィールを掲載することで、親近感をもってもらえるでしょう。
会社案内パンフレットを顧客向けに活用する場合には、取り扱いサービスや商品について詳しく記載します。商品が時代とともに改良されているという場合には、「沿革」とリンクさせて進化の足取りをアピールするのも有効です。
会社案内パンフレットの作成 紙・色・綴じ
掲載内容を決めたら、製本について検討していきます。
会社案内パンフレットとしてもっともオーソドックスなのは、フルカラーの中綴じ製本による作成です。
フルカラープリントは、ロゴや商品写真が見やすく鮮やかなイメージになります。光沢のある用紙を選ぶことで高級感を出すこともできます。リサイクルペーパーなどを使用して、SDGsを意識したデザインにするのも良いかもしれません。
中綴じ製本の場合、サイズは持ち運びしやすいA4がおすすめです。8ページ、12ページなど4の倍数で構成されるのが一般的なので、掲載内容のレイアウトは偶数で収まるように並べてみてください。
中綴じよりもコンパクトな印象になりますが、二つ折り、三つ折りといった折り加工製本で作成することもできます。この場合、中綴じ製本よりも簡易的なイメージになるため、カラー用紙にモノクロ印刷など、あえてラフな印象にまとめることもあります。
ただし、多くの会社案内パンフレットは中綴じ製本で作成されているため、折り加工製本で会社案内を作成する時は、掲載内容を充実させて企業が軽く見られないデザインにまとめることが重要です。
美しい会社案内パンフレットを作成する工夫
掲載内容、印刷タイプを決定したら、いよいよレイアウトなど具体的な作業を行なっていきます。
会社案内をデザインする上で気をつけたいポイントは、次の4つです。
ロゴや企業カラーを引き立たせる色使い
会社案内を作成する際にもっともデザイン性を高められるのは、企業ロゴやブランドロゴのカラーを基調として配色構成をすることです。企業のテーマカラーが決まっている場合は、積極的にその色を使うようにしてみましょう。
カラフルなイメージにしたい時は、補色(二色を混ぜ合わせて白色光にする場合の他方の色)を使うことで統一感のあるデザインになります。
写真と文章のテンポ良いレイアウト
写真だけのパンフレットは情報量が少なく、文章だけのパンフレットは読み飛ばされて伝えたいことがうまく伝わりません。
手に取って読んでもらえる会社案内を目指すなら、写真と文章のバランスを熟慮し、テンポよく読み進めていける構成にすべきです。
教科書や雑誌(旅行誌や業界紙)のレイアウトを参考にするとヒントを見つけられるかもしれません。
現代の技術を活用する先進的なイメージづけ
QRコードから商品ページにジャンプできたり、採用ページを閲覧できたりといった仕掛けを施すこともできます。
InstagramやTwitter、YouTubeの企業アカウントがある場合はQRコードをレイアウトすることでより簡単に詳細情報へとアクセスできるようになります。
入社案内に力を入れたいパンフレットは、SNSにジャンプすることで「先輩の声」や働く現場のリポートを閲覧できるようにすると効果的です。
一度見たら忘れない印象的でオリジナルなデザイン
ユニーク過ぎる会社案内のパンフレットはビジネスの場にふさわしくありませんが、読んでも印象に残らない、企業のアピールポイントが伝わらない、そんなパンフレットは作成する意味がありません。企業のロゴや主力商品(サービス)といったキャッチーで目を惹くポイントを目立たせるデザインを目指しましょう。
読みやすいフォントを選ぶ、写真をフレームで切り取って目立たせるなどちょっとした工夫でキラリと個性の光るパンフレット構成が可能になります。
ASOBOADならではの会社案内パンフレット作成
もっとも効率よく会社案内を作成するのは、デザインのプロに依頼することです。ASOBOADなら企業の特性を活かしつつ、デザイン性の高いパンフレットをリーズナブルに作成可能です。
ASOBOADなら文字原稿提出で企業の独自性が活きる
ASOBOADでは、パンフレット作成にあたり文字原稿のご用意をお願いしています。企業発信による言葉をデザインに落とし込むことで、強みや特徴をアピールできます。
デザインのみだから低価格で優れた構成に
ASOBOADは、パンフレット作成の「デザインのみ」をお手伝いします。企業でできないことだけをサポートするので、料金もリーズナブル。
パンフレットデザインのみの外注依頼だから費用対効果は抜群です。
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