
フライヤーを外注するということ
フライヤーの制作を外注するメリットは、幅広いデザインの選択肢から、その時の目的に合ったものを選べるという事です。
今はネットで様々な外注業者がありますから、そのような中で最も用途に合っている所をこちらが選んで、発注をすることが可能となっています。各デザイン会社のホームページやSNSを覗けば、これまでの実績がサイト上に掲載されているでしょう。
そこで、ある程度信頼できそうな印刷会社・デザイン会社を絞り込み、実際に1社ずつコンタクトをとります。その後は各社で同じデザインでの見積もりを依頼して、コストパフォーマンスも含めた最適な所を選ぶようにすればいいわけです。

自社で作るとどうしても、制作者の好みやクセによる偏ったデザインや絵柄になる事が多く、オリジナリティーは出せるものの、目的のものとならないケースもあります。
また自社制作だと、場合によっては無駄な時間がかかるという事も、大きなデメリットとなってくるでしょう。
そして何よりコストもかかり、クオリティの面ではなかなかデザイン会社のような出来栄えにならないことも少なくありません。
今は常に品質とコスト意識が求められる時代ですから、このような事を考えれば外注という事には大きな意味があるといって良いでしょう。
外注業者同士も常に競争にさらされているところはやはり技術も高いのです。
自社制作の方が安い?

「フライヤー制作は自社で行ったほうが安い」と考える方は多いですが、意外にも外注したほうが品質・時間的コストなども加味するとメリットが上回る場合もあります。
フライヤーの宣伝効果を上げるためには、品質が想像以上に重要視されます。
「見た目がキレイ」「とにかく目立つ」「インパクトがある」。そんなフライヤーは自然と人目にとまりやすく、見てもらえる確率がぐんと上がるでしょう。
フライヤー制作に対応した印刷会社・デザイン会社は、以前より安値でサービスを提供しているところが増えています。ネットの普及によってユーザーが気軽に料金比較をできるようになったところも、少なからず影響していると考えられます。
依頼主はほぼ例外なく、同品質の作業なら1円でも安いところに依頼したいと考えます。それに倣い、フライヤーの外注を検討中であれば、複数の制作会社をWEBサイトで比較しておきましょう。
特に無料見積もりに丁寧に対応してくれる会社、お問い合わせ時の対応が誠実だと感じる会社などは、作業も迅速・丁寧である可能性が高いでしょう。このような依頼主への対応力は、そのまま作業品質に出てしまうものです。
フライヤー制作をするときは、自社制作と外注のメリットとデメリットを比較して決めることをおすすめします。
それぞれの例を挙げると以下の通りです。
【自社制作のメリット】
・外注する費用は浮く
・外部との打合せが不要
・自由度が高い
【外注のメリット】
・クオリティの高い仕上がり
・制作に時間を取られない
・デザインが合わなければ他の業者に依頼できる(キャンセル費用などのコスト負担はあり)
ぜひ、参考にしてください。
フライヤー制作の自社vs外注──コストの本当の比較
「自社制作の方が安い」という見方には落とし穴があります。表面的なコストだけでなく、隠れたコストも含めて比較することが大切です。
| コスト項目 | 自社制作(社員がCanva等で作成) | 外注(デザイン会社に依頼) |
|---|---|---|
| デザイン費 | 0円(ソフト利用料のみ) | 2〜8万円 |
| 人件費(作業時間) | 時給2,000円×8時間=16,000円 | 打ち合わせ1時間程度 |
| 修正・やり直しの時間 | 追加3〜5時間発生しがち | デザイナーが対応 |
| 印刷データの品質 | 解像度不足・色ズレのリスク | 印刷適性を考慮したデータ |
| 反応率の差 | テンプレート感で低い傾向 | プロの設計で向上が期待 |
| 実質コスト合計 | 16,000〜26,000円+リスク | 20,000〜80,000円(確実な品質) |
人件費を含めた「トータルコスト」で見ると、その差はそこまで大きくありません。さらに反応率の違いまで考慮すれば、プロに外注するほうが費用対効果は高くなるケースが多いのです。
フライヤー制作の外注先比較
| 外注先 | デザイン費目安(A4片面) | 特徴 | おすすめのケース |
|---|---|---|---|
| ネット印刷×テンプレート | 0〜3,000円 | テンプレートに文字・画像を入れるだけ | コスト最重視。デザインにこだわらない短期イベント |
| 印刷会社のデザインサービス | 5,000〜15,000円 | 印刷とセットで発注できラク | シンプルなデザインで十分な場合 |
| フリーランスデザイナー | 15,000〜40,000円 | 柔軟な対応、得意分野に個人差あり | SNSやポートフォリオで好みの作風が見つかった場合 |
| デザイン事務所・制作会社 | 30,000〜80,000円 | ブランディング視点での提案力 | 集客に直結する販促、シリーズ展開するフライヤー |
フライヤー発注から納品までの流れ
初めてフライヤーを外注する方のために、一般的な制作フローを紹介します。
| ステップ | 内容 | 所要日数目安 |
|---|---|---|
| ①お問い合わせ・見積もり | 目的・部数・予算を伝え、見積もりを依頼 | 1〜2日 |
| ②ヒアリング・打ち合わせ | デザインの方向性、使用素材、参考デザインを共有 | 1日 |
| ③デザイン制作 | デザイナーがラフ案→本デザインを制作 | 3〜7日 |
| ④確認・修正 | 初稿を確認し、修正指示。通常2〜3回 | 2〜5日 |
| ⑤入稿・印刷 | デザイン確定後、印刷データを入稿 | 3〜7日 |
| ⑥納品 | 印刷物が届く | 1〜2日 |
| トータル | 約2〜3週間 |
急ぎの場合は「特急対応」に対応している制作会社を選びましょう。ただし、特急料金が加算される場合が多いため、余裕を持ったスケジュールが理想です。
外注で失敗しないための発注チェックリスト
フライヤーを外注する際に、以下の点を事前に確認・準備しておくとスムーズです。
デザイン依頼前に準備するもの
- [ ] フライヤーの目的(集客?認知?告知?)
- [ ] ターゲット(年齢層、性別、地域)
- [ ] 掲載したいテキスト情報(見出し、本文、連絡先、URL)
- [ ] ロゴデータ(AI形式が理想。JPGでもOKな場合あり)
- [ ] 使いたい写真・画像(高解像度のもの)
- [ ] 参考にしたいデザイン(好みのテイスト3〜5点)
- [ ] サイズ(A4、A5、B5など)
- [ ] 片面 or 両面
- [ ] 印刷部数
契約前に確認すべきこと
- [ ] デザイン案は何パターン出してもらえるか
- [ ] 修正は何回まで含まれているか
- [ ] 納品データの形式(PDF、AI、JPGなど)
- [ ] 著作権の帰属先
- [ ] 印刷手配は含まれているか
- [ ] キャンセル時の費用
フライヤーとチラシの違い
フライヤーとチラシは同じものとして使われることもありますが、厳密には以下のような違いがあります。
| 項目 | フライヤー | チラシ |
|---|---|---|
| 由来 | 英語の “flyer”(飛ばすもの) | 「散らし」(広く撒くもの) |
| サイズ | A5〜A4が多い | A4〜B4が多い |
| 紙質 | やや厚め(コート紙135kgなど) | 標準的(コート紙90kgなど) |
| 印象 | おしゃれ、イベント感 | 実用的、セール感 |
| 主な用途 | 音楽イベント、カフェ、アート系 | スーパーの特売、不動産、塾 |
依頼時に「フライヤー」と「チラシ」どちらのテイストを求めているかを伝えると、デザイナーとのイメージ共有がスムーズになります。
デザイン外注の価値は非常に大きい

フライヤーは宣伝の方法として、いたってポピュラーなものです。ところが現代社会にインターネットが普及したことで、フライヤーの重要性も昔に比べれば低下しました。
それでも、見やすい上に情報を瞬時に取得できるこの方法は、発信する側も受け取る側にも、各々にメリットのある方法です。
それに今では、アプリで簡単にフライヤーを制作することができます。
それらをある程度使いこなせる人であれば、空いた時間にすぐに作ることも難しくありません。それでも、より効果的なものを作りたい場合は、思い切って外注を検討してみるのも良いでしょう。
フライヤーの制作で意識するべきことは、伝えたい情報をいかにわかり易く伝えられるかということです。
それを知らない未経験者が制作をすると、紙面上にあれこれ情報を詰め込みすぎて、何を伝えたいのかわからないものになってしまいがちです。
しかし、専門の印刷会社やデザイン会社に任せれば、伝えたい情報を最もわかりやすい形で表現をしてくれて、販促効果の高いフライヤーを作ることができます。
費用に見合うと感じるのであれば、一度試してみるのも悪くは無いでしょう。
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