展示会はハードスケジュール
当時はパッケージのデザインも行なっていたので、図面にも慣れていたのですが、まさか展示ブースのオブジェ作りから着手することになるとは、思っていませんでした。普通こんなの外注じゃないんでしょうか?(笑) そりゃ営業もビックリしますよね。「家の椅子直せる?」とか聞いてくるようになりますよね。
漫画ではコミカルに仕上げていますが、通常の仕事が終わってから展示会プロジェクトに取り掛かっていたので、本当にハードスケジュールでした。
「手を抜けば?」と思う方もいるかもしれませんが、そこは悲しいデザイナーたちの性。
頑張ってしまうんですよね。
デザイナーのカテゴリーについて
デザイナーにも実は色々と「○○デザイナー」というカテゴリー分けがあります。
グラフィックデザイナー
ASOBOADは、チラシやポスターなどのデザインを中心としていますので、僕はいわゆる「グラフィックデザイナー」です。グラフィックデザイナーの中でも、雑誌編集などに特化した「エディトリアルデザイナー」、パッケージデザインに特化した「パッケージデザイナー」という具合に、一つのカテゴリの中でより細分化される場合もあります。
ファッションデザイナー
例えば、「ファッションデザイナー」の中にも、イメージ画だけを描く人もいれば、実際に作る人もいます。布地や織物をデザインすることに特化した「テキスタイルデザイナー」や、型紙を作る「パタンナー(パターンメーカー)」などが存在しています。
プロダクトデザイナー
日用品であったり、インテリアであったり、立体物(製品)のデザインに関わる人たちは「プロダクトデザイナー」と呼ばれています。これも、家具専門の人がいたり、雑貨が得意な人がいたり…
他にも色んなデザイナーが…
WEBデザイナーも忘れてはいけませんね。これもまた細分化できるのですが、長くなるのでここではやめておきます。
つまり、一口にデザイナーと言っても、出来る事と出来ないことが実は結構あります。メインで使用するソフトが全然違ったり。
そのため、デザイナーはそれぞれの専門分野を活かしつつ、大きなプロジェクトでは、互いのスキルを持ち寄って協力して仕事を進めることもあります。
それぞれのカテゴリで、デザインのセオリーや常識が違ったりして、交流すると結構面白いのです。
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とあるデザイナーの独立までの色々を描いたWEBマンガです。漫画を通してデザインという仕事やデザイナー、印刷などに親しみを持っていただけたら幸いです。SNSやブログでシェアしていただけると、喜びます。
-登場人物-トミナガ
普通の大学からデザイナーを急に志し、何故か採用される。
後に独立して今のサービスを立ち上げる。
ニシヤマさん
デザイン課をまとめるチーフデザイナー。
駄目駄目な私を育ててくれた尊敬する上司。
明るく元気なスポーツマンで、情に厚い。
カワイさん
職人気質のベテランデザイナー。
同じくとても面倒を見て頂いた尊敬する上司。
実は結構お茶目。
絵 : ヤマダタカエ
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