同じ「◯・まる」の記号を使っても、さまざまなイメージを作ることは可能です。アルファベットは意味を持ちませんが、漢字は象形文字なので一つの文字でも意味を持ちます。しかし、アルファベット一文字で作られたロゴもクライアント名を知れば、一文字でも意味が生まれます。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
モノグラムを利用しカーブを使ったロゴ作成例
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一つの文字を使い、二つ以上の文字か記号を組み合わせるとモノグラム化したイメージができます。「a」と「◯」を使うと「@・アットマーク」の意味を付加できます。企業ロゴに使えばより意味は付加され、クライアントイメージはマーケティング、ブランディングに効果を与えます。このデザインでは地色の黒色と3色が使われ、より複雑な立体感を出します。使われた3色はグラディエーションとして文字に使用され、交錯する箇所に地色を活かした影をつくることで、立体的なより印象に残るアットマークにしています。
登録商標のようなロゴ作成例
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「®」は、ネーミングやロゴに使われる商標登録マークです。取り上げたロゴは商標登録マークをデザイン化したものではありません。イニシャル文字が「R」に関係する会社のためにデザインしたものです。このロゴも「◯」と「R」を組み合わせたモノグラムです。商標登録(®)に見えないように見せることも意識しているのでしょう。一筆書きで「まる と R」二つのイメージを表現しています。「R」の縦線を描かなかったことが、このロゴデザインの面白さになっています。見る人に無いものを想像させることで、光と影のような効果も作ります。通常あるものを表さない面白さも試してみてはいかがですか。
「S」と「C」のモノグラムロゴ作成例
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このモノグラムはかなり単純な「S」と「C」の組み合わせです。仮名である会社名もしくは商品名の頭文字を組み合わせでデザインされています。”CEUTIVALS”が薬品、化粧品を表すので、デザインは繊細なイメージになっているのでしょう。円を強調したデザインでありながら、よく見ると文字を確認できるほど一体化しています。化粧品などの対称形の容器にも綺麗にまとまりそうです。ラベルなどを想定したデザインの提案であることがわかります。
3つのモノグラムを使用したロゴを取り上げてみました。いずれも視覚的遊戯性に富んだものです。デザインでよく視認性が問題になりますが、記号として如何に記憶に残るものにするかが重要です。その手法のひとつとして一般的なのがモノグラム化なのです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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