文字からロゴを生み出すお洒落なロゴタイプによるブランディング

ブランドや企業を立ち上げに、ロゴデザインは必須となっています。名刺や看板・商品のタグや広告のアイキャッチなど、あらゆるシーンでロゴは必要となり、ブランドの知名度を上げるために活躍します。

今回は、ロゴタイプと呼ばれる社名やブランド名などの文字を図案化したロゴデザインをご紹介いたします。海外デザイナーによる、文字をロゴへと転換するお洒落なロゴタイプのデザインを一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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4つの文字でブランドイメージを表現する機能的なロゴデザイン

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ブラジルのデザイナーVitor Linharesさんによるロゴデザイン。クローンでミニマリストなデザインの具現化というコンセプトのもとにデザインされたこのロゴは、コンセプト通りとてもシンプルに仕上がっています。直線と角だけでなく大きな曲線も同居させたデザインは、シンプルでありながらとても大胆で印象的です。

また、赤はエネルギー、白はシンプル、黒は洗練、グレーはバランスと、色それぞれにメッセージを託し、ブランドイメージを表現しています。アルファベット4文字の中にブランドのコンセプトやメッセージを湛えた、とても機能的なロゴデザインとなっています。

構成する全ての要素をお菓子のイメージにリンクさせたロゴデザイン作例

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ジョージアのクリエイター集団、Morever Agencyによるペストリーショップのロゴデザイン。ペストリーとは小麦粉を主体とした甘いお菓子のことで、ぷっくりとした丸みのあるフォントはスポンジケーキをイメージしてデザインされています。

フォントにハイライトを施すことで、釉薬を塗られてツヤツヤと光を反射するおいしそうなパイ生地を表現し、ロゴとしてのわかりやすい可愛らしさも演出しています。

さらに、紫色は新鮮なブルーベリーを、ピンクはバブルガムを、明るく陽気なレモンイエローは、お菓子が本来的に持つポジティブなイメージを表現するためにチョイスしたそうです。

フォントのフォルムやハイライトなどの細かい仕掛け、さらに色構成とロゴを構成する全ての要素を、商品であるお菓子のイメージにリンクさせた、実に計算されたロゴデザインとなっています。

ナチュラルな雰囲気と人目を引くインパクトを両立させるロゴデザイン制作例

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アメリカを拠点とするデザインスタジオDirector Studioによる、植物ベースのハンバーガーブランドのロゴデザイン。パッケージとしても、また、ソーシャルメディアの中でも目立つということをコンセプトのひとつとしたデザインで、原色の赤という色のチョイスは実にわかりやすく効果的といえるでしょう。

独特な文字のバランスも目立つという点では実に効果的で、パッケージになった時のインパクトはとても大きく、印象的です。

また、手描き風のロゴフォントが演出する人間味のあるナチュラルな雰囲気は、植物ベースの原料にこだわるブランドの理念と、とても自然に調和しています。人目を引く目立つビジュアル・ブランドの理念の表現、そしてナチュラルな雰囲気で消費者にとってのポジティブなイメージを色とフォントだけで表現する、見事なロゴデザインといえるでしょう。

海外デザイナーによる、文字をロゴへと転換するお洒落なロゴタイプのデザインをご紹介いたしました。

イラストやロゴマークを使わずに、文字だけでさまざまなイメージや世界観・メッセージを表現する素敵なロゴタイプの数々は、デザインの可能性や力を再確認させてくれるでしょう。