ブランドや企業を立ち上げたなら、多くの場合ロゴマークが必要になるでしょう。どんなサービスを扱っているのか、どんな理念をもっているのか、ロゴひとつでさまざまな情報を表現するためにデザイナーはたくさんの技術と知識を駆使します。
今回は海外デザイナーによるミニマルな形でブランドのメッセージを表現する、洗練された見事なロゴデザインを一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
インテリアデザインスタジオとしての説得力を持つロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Behance)
ポーランドのクリエイター、Dariusz Jabłońskiさんによるロゴデザイン。わずか5本の線で描かれたとてもシンプルなこのロゴは、インテリアデザインスタジオのものです。
一見するとアルファベットを変形させたロゴフォントのようにも見えますが、インテリアデザインスタジオという前提をもとに見ると、椅子や棚など、家具を表すシンボルのように見えてくる不思議なデザインとなっています。
見る人の視線を左上から右下へ気持ちよく誘導する仕掛けや、絶妙な余白の切り取り方には、インテリアを扱うデザインスタジオとしての高い説得力を感じさせます。極めてシンプルな造形ながら、さまざまな技術が駆使された存在感のあるロゴデザインといえるでしょう。
丸と三角で未来へのメッセージを伝えるロゴデザイン作例
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韓国のグラフィックデザイナー、Hyek Imさんによるロゴデザイン。拡張現実ゴーグル、いわゆるVRゴーグルの製造・開発をしている企業で、ロゴとして描かれている丸い形は人間の目、下部の三角はコンパスを表しています。
そこには、自社のコンテンツ開発によって人々を楽観的な未来へ導くというメッセージが託されているそうです。シンプルで無駄がなく丸い柔らかなフォルムは、楽観的な未来という言葉と気持ちよくシンクロし、救いのイメージを描かせます。
単純な丸と三角の組み合わせでメッセージを表現し、イメージを描かせるデザインの不思議な力を感じさせてくれるロゴといえるでしょう。
縦でも横でもシルエットが崩れないミニマルなロゴデザイン制作例
ロゴデザインを見る (via Behance)
フランスのデザイナーHichamさんによる、屋外用のLCDディスプレイの提供を専門とするブランドのロゴデザイン。3つの線で作られたミニマルなデザインは、さまざまなアプリケーションやプラットフォームに、シームレスにリンクできるよう設計されています。
ディスプレイの様々な画面の向きを象徴するために「縦に表示されても横に表示されても崩れないシルエット」にこだわり、細心の注意を払ってデザインされたそうです。
連続性を感じさせる動きのあるデザインも、日々進化していくテクノロジーというイメージとリンクし、ブランドにポジティブなイメージを与えてくれるでしょう。
ミニマルな形でブランドのメッセージを表現する、洗練された見事なロゴデザインをご紹介いたしました。シンプルな図形の組み合わせで、さまざまなメッセージやイメージを表現できてしまうロゴデザインの不思議な魅力。
あなたの身の回りにある一見なんでもないミニマルなロゴにも、ブランドのメッセージが託され、表現されているでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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