欧米のダンスシーンを彷彿とさせる楽しいデザインにまとめました。
ダンススタジオのメモリアルアルバムをリング製本で作成した場合のサンプル例です。全体的にポップな印象になるよう、背景にこだわりました。
色と形で楽しさを演出する背景づくり
大小の異なるドット、クラッカーの中に入った紙吹雪のようなパターンを散りばめて、見ているだけで楽しかったシーンを思い返せるような一冊にまとめています。表紙は思い思いのポーズで自分を表現している人物のイラストを、紙面いっぱいにレイアウト。楽器を持って踊る人、全身を大きく動かしてポーズをとる人など、個性あふれる姿を見れば誰もが思わず笑顔になることでしょう。
写真と文字で魅せるページ構成
中面は写真をメインとして、インストラクターのコメントやステージの紹介といった文章をバランスよく配置しました。表紙との統一感を出すために、小さくダンスするイラストカットを盛り込んでいます。背景が賑やかな印象なので、写真のレイアウトはまっすぐ、同じサイズを並べていく構図にして画面がうるさくなりすぎないように調整しています。
見るだけで弾む気持ちになるアルバムデザイン
ダンススタジオで育まれるさまざまな思い出を、一冊にまとめるときは華やかさだけでなく、ページをめくる楽しさも大切にしたいものです。今回のデザインは、活気あるダンスの世界観をイラストや写真で表現しながら、ページを開くたびに自然と気分が高まるよう工夫されています。多彩な色づかいが印象的であり、ダンサーたちの豊かな動きが見た目に伝わってくるのが特徴です。仕上がりとしては個々のシーンをしっかり引き立てつつ、スタジオでの練習風景や舞台の熱気が一望できる構成になっています。
ダンサーの熱量を捉える紙面レイアウト
躍動感あふれるダンスシーンを、見やすい形でまとめたいときに役立つのがレイアウトの工夫です。大小のコマを組み合わせた配置によって、ひと目で複数の写真を楽しめるようになっています。ページの余白を適度に活かすことで、それぞれの動作の迫力や表情が自然と目に飛び込んでくる印象です。
リング製本のメリットを活かしたデザイン
リング製本にすることでページがフラットに開きやすく、好きなシーンをじっくり眺めることができます。また、ページをめくる動作自体が軽やかになるので、アルバム全体に流れるリズム感がより引き立つ構成となっているのもポイントです。写真とイラストを組み合わせることでページごとの華やかさが増し、読み手を飽きさせない仕上がりを実現しています。
思い出を彩る一冊に
ダンススタジオでの出来事を写真と文字で記録するアルバムは、後から見返したときに笑顔や感動を呼び起こしてくれます。にぎやかなデザインでまとめると、一人ひとりの個性が際立ち、当時の活気がまるでそのまま残るような印象を与えてくれるでしょう。ダンスが好きな方、スタジオのイベントを鮮やかに記録したい方にとって、思い出を大切に保管できる一冊となりそうです。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ワクワクした気持ちをぎゅっと閉じ込めたような製本デザインですね。
スタジオで過ごした時間がよみがえる写真がぎっしり
リング製本は、適度な嵩があるのでずっしりとした存在感を感じることができ、思い出をしみじみと振り返るのに最適な仕様だと思います。特に、ダンスステージのイベントを記念したアルバムや、ダンススタジオの軌跡を辿る周年記念のアルバムには最適ではないでしょうか。こちらのサンプルでも、中面には写真がたくさん並んでいて躍動的な姿を見ることができます。インストラクターのコメント欄もあり、ダンスプログラムの解説などを入れると参加特典などにも応用しやすいデザインだと感じました。
個性を感じる表紙デザインが素敵
きっちりと揃ってポーズをとるのではなく、自由に自己表現をしている表紙の人物イラストも、楽しげなムードを後押ししてくれる存在ですね。ヘアスタイルで推定はできますが、男女の区別が殊更に強調されていないイラストも現代風だと思います。色使いもポップで元気がよく、ダンスというジャンルにぴったりの表紙ではないでしょうか。中面の背景のオレンジ色と表紙のパープルという組み合わせも、華やかな雰囲気でテンションが上がりますね。強い色の組み合わせも、ドットパターンなどで抜け感が作られていておしゃれです。
※掲載している冊子のデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。