知的なイメージを全面に押し出して落ち着いた印象を心がけました。
集中して勉強に取り組み、自分自身をレベルアップさせる場所というコンセプトを大切にして、落ち着いた色とレイアウトでまとめました。メインカラーである明るいブルーは、小中学生のフレッシュさ、塾環境の清潔さ、クリーンなイメージを象徴する色として選びました。
メインカラーの選定 – ブルーとライムグリーンの役割
明るいブルーと共に用いると爽やかな印象に仕上がるライムグリーンをもう一つのメインカラーとして選び、文字や囲みフレームに適宜使用しています。明るく落ち着いた印象の写真をたくさんレイアウトして、多くの生徒さんが一生懸命学んでいるのが伝わるようになっています。
ターゲット別の情報提示 – 小学生・中学生コースの特色
中面は、小学生の2コース、中学生のコースをそれぞれ別に紹介して、ターゲット(保護者)が知りたい情報を端的に提示できるような構成にしました。小学生コースは、文房具のイラストをあしらって親しみやすさを出し、中学生コースは通塾で得られる達成感をイメージして笑顔の写真を大きく載せました。
塾案内の新スタイルは『世代ごとのアプローチ』
当サービスで作成した個別指導塾の小中学生向け案内パンフレットでは、異なる年代の生徒に適した情報提供とデザインの調和を目指しました。
世代で分かれたセクション – カラフルで活発なデザイン
小学生向けのセクションでは活発でカラフルなカラーパレットを選び、子供たちの好奇心を刺激するデザインを心掛けました。対照的に、中学生向けセクションでは、少し落ち着いたトーンを採用し、成長した学習環境を反映しようとしました。それぞれのセクションではフォントやイラスト、基本的なカラー構成を統一し、全体のデザインには一貫性を持たせることを意識しました。
共通コンテンツのビジュアル表現
裏面では、小中学生向けのプログラムで共通する内容を、シンプルで理解しやすいイラストとアイコンを使用して表現しました。これらのビジュアル要素は、年齢を問わずすぐに理解できるようにデザインし、塾の教育サービスの概要を効果的に示すことを考えました。共通のビジュアルアプローチは、塾の教育の質と一貫性を伝えるためにも重要なデザイン要素です。
教育サービスのブランドイメージの維持
今回のパンフレットデザインは、異なる年代の児童、生徒さんたちにサービスの内容を適切に訴えかけ、塾全体のブランドイメージをしっかり保持することを目的としました。年代ごとのアプローチを取り入れることで、各生徒が自分たちに特化した情報を受け取っていると感じるよう意識しました。
保護者への配慮と教育の架け橋
このパンフレットのデザインにおいてとくに重視したのは、小中学生それぞれの視点を理解し、彼らが直面する学習上の課題や興味に対応することでした。小学生セクションでは、遊び心のある要素を取り入れることで学びの楽しさを伝え、中学生セクションでは、より実践的で深い学びへの関心を喚起するようなデザインを意識しました。
また、保護者がパンフレットを見た際にも、子どもたちが塾でどのような経験をするかをイメージしやすいように配慮しています。パンフレットは単なる情報媒体ではなく、教育への架け橋となる効果的なツールとも言えるのではないでしょうか。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
明るいブルーが未来ある子どもに寄り添うようなデザインですね。
前向きな印象を与えてくれる清潔感ある色使い
背景の白は、すっきり鮮やかな強い色で、明るい青色がよく映えています。アイボリーのような柔らかみのある色よりもエネルギッシュな印象で、学ぶ意欲を想起させてくれるような気がします。ブルーは知的な印象を見る人に与える色と言いますが、このパンフレットデザインでは、グリーン、赤やオレンジなどの暖色系カラーがポイント使いに効いていて、おとなしくなり過ぎていないのが良いと思います。
保護者向けではありますが、パンフを手に取った子どもにも、やる気や勉強に対する意欲を見出してほしいので、ヘルシーな色使いは魅力です。文房具のイラストも、ほっとできるような優しいタッチが素敵です。
裏表紙を見れば塾の強みが分かる構成がGood
授業と自習を組み合わせたスタイルは、裏表紙に大きく、そして分かりやすく提示されていて、塾の強みがしっかりアピールできています。ブルーのシルエットもさりげないサイズで、洗練された印象です。入塾までの流れは、イラストで説明されていて、時間割もすっきりまとまっていると思います。カラーが水色とグリーンの2色なので、情報がばらつかず、一貫性が感じられるのも、誠実な印象をアピールできそうです。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。