創造力【クリエイティビティ】を高めるには?
以前、クリエイティブになる方法についての記事を書きましたが、そこにはクリエイティビティをどのように高めるのかについては書かれていませんでした。ここに、素晴らしいアイデアを素早く生み出す方法をご紹介します。
出典 : JUST™ Creative ※翻訳・掲載許可をいただいています。
環境を変える
壁一面を古いパッケージでデコレーションしたり、好きなデザイナーの特大サイズポスターを貼ったり、カタログのページを破りとって貼ったり、インスピレーションを感じる音楽を探したり、ランプの前にゆがんだ形の紙を置いて面白い照明を作ってみたり…。自分がインスピレーションを感じられるように装飾してみましょう。また、壁に紙を貼って絵具と筆で遊んでみましょう。実際に、仕事場に花を飾ることで新しいアイデアが生まれる可能性が15%も高まることが知られています。(Roger Ulrich博士 : 行動科学者 テキサス A&M大学 2004年)
なぜ、なぜ、なぜ?のテクニック
自分が直面している問題の見えない部分を探ることができるまで、「なぜ?」という質問を繰り返し問いましょう。例えば、広告を作っているとします。なぜあなたは広告を作ることにしたのですか?クライアントが必要としているから。なぜそれが必要なのですか?彼らの興味深い新製品の宣伝のため。それはなぜ興味深いのですか?暗闇で光るから。なぜ暗闇で光るのですか?それは…。このように、突然様々な情報がわかってくるのです
異なる媒体を使う
色を混ぜて何かをペイントしてみましょう。何か絵を描いてみましょう。なんでもいいから浮かぶアイデアを全て自分の手で描いて再現して、想像と違うかどうか見てみてください。できれば、それをバラして別の方法で組み立てなおしてみてください。
自分で企画書を書く
可能な限りたくさんの情報が詰まった、企画書を書きましょう。問題が何なのか、明確に書くようにしてください。企画書をすでにクライアントから貰っている場合は、自分の言葉で書き直してみましょう。
Edward De Bonoの6つの熟考方法
1. 白―正確な情報を述べる
2. 赤―感情を述べる
3. 黒―マイナスなことを述べる。判断と注意を使う
4. 黄色―プラスなことを述べる
5. 緑―新たな見方をするときに出てくるアイデア。プランBや誘発要因の提案
6. 青―学んだことを足し合わせる。これは議論に役立つものとなる。実際に行ってみる
もし~なら?のテクニック
デザインの途中で前に進めなくなってしまったら、自分の思考を自由に遊ばせてみましょう。
もしそれを鏡に映して見たらどうなる?ここの二つの場所が入れ替わったらどうなる?全体をひっくり返したらどうなる?また、物語やキャラクターを作ることでさらに探求できます。もしこのイラストが意見を言うことができたらどんな意見を言うだろう?何かのドラッグの効果のようにも聞こえますが、この方法で成功する人もいるのです。
“もし〜ならどうだろう?”
批判的にならない
クリエイティブでいると同時に批判的に評価することはできません。これらの二つは異なるプロセスであり、二つの異なる場所で起こるべきことなのです。ダメだと自分に言い聞かせることがどんなに下手でも、全て書き出してください。それらは悪いアイデアではなく、悪い判断なのです。批判は、たくさんのアイデアやコンセプトの中から選択することができるデザインプロセスの、もっと後にすべきことなのです。
オズボーンのチェックリスト
次のチェックリストを見ながら、新たなアイデアや見方が生まれるかどうか試してみてください。決まったやり方などの憶測に囚われないようにしてください。
他の使い方は?そのまま?もし修正したら?
順応させる?これに似たものはあるか?それは何の意味を持つか?過去のものと比較できるか?
修正する?手を加える?色、音、におい、意味、動き、形などを変える?拡大?時間や速度、高さ、長さ、強さなどを追加できる?複製、倍増、強調させることはできる?
縮小?何か取り払えるものはあるか?サイズを小さくする?低く?短く?軽く?省略?分割?
置換?違う材料を使う?違う素材?他のプロセス?他の場所?異なるアプローチ?異なる口調?他の誰かなら?
再配置?要素を入れ替える?パターンや順番、レイアウトを変更する?ペースやスケジュールを変更する?原因と結果を逆にする?
逆転?逆さ?逆向き?役割を逆転させる?状況を意図的に変える?
プラスとマイナスを入れ替える?混合?単位や意味、見た目やアイデアを混合させる?ブレンド、融合、またはアンサンブル?
強制的に関連づけてみる
辞書や雑誌、ウェブサイトなどからランダムな言葉を選んで、その言葉とあなたが解決しようとしている問題を強制的に結び付けてみてください。これはマインドマッピングとスケッチと混合して行われるべきでしょう。
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