和洋のバランスが絶妙な日本料理店のロゴデザインです。
桜の花や包丁など和の世界を象徴するモチーフを散りばめた、海外展開する和食料理店のロゴ作成例です。スタンダードなセリフフォントで店名を表記し、「D」の縦線を包丁のシルエットに置き換えています。
西洋のフォントと和のシンボル
ロゴの左側には日本の国花である桜の花を散りばめ、ロゴの右側には店名の日本語表記を古風なイメージを持つ隷書体で記し、判のように赤で囲んでいます。
和食への世界の視点
海外で根強く求められる日本のイメージは「和」。特に食文化に関しては、わびさびを感じるしっとりとした和のイメージが好まれます。ロゴでは、可読性・視認性を確保するため英字の表記をメインにし、和を感じるモチーフを組み合わせることで、和洋を程よく融和させたデザインに仕上がりました。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
日本国内とは異なるアプローチが感じられるロゴデザイン
隠された意味の発見
黒で統一したアルファベットですが、「D」の文字には逆さまになった包丁のシルエットが隠れています。一瞬見ただけでは気づけずに通り過ぎてしまいそうなものの、「D」の違和感が気になってもう一度見てしまいそうな、小さな仕掛けが施されていると感じました。単語の意味が分からなくても、包丁に気づいて料理を思い浮かべた方も多いでしょう。
「和」のイメージを強める
また、可憐な桜と「料道」という漢字が添えられているため、「日本」というイメージを強める効果も。日本料理店であることを、それとなく伝えています。
国際的でありながら日本らしさを感じさせるデザイン
あえて「和」のイメージを全面に出さないことで、海外にあっても自然になじむのではないかと思いました。アルファベットが大きく目立つロゴは看板にしても街中になじみやすいため、違和感もないでしょう。ですが桜や赤い判で押されたような漢字は、和のイメージを強めています。和洋をちょうどよく融合させ、お互いの特徴が感じられるように配分されたデザインだと思いました。文字間も少し開けて、一文字が堂々とした印象に。一品ずつを丁寧に作り上げる、日本料理らしさを想像させます。日本国内とは異なるアプローチで、海外のファンを増やす効果が期待できそうです。
異国の風に舞う桜:和食店のロゴデザイン
・和と洋の調和:デザイン要素のバランス
このロゴデザインは、海外で展開する日本料理店を象徴するような、和と洋の要素が見事に調和しています。英字表記と和風モチーフの組み合わせにより、国際的な印象と日本らしさが共存しているのです。
・包丁の演出:独創性あふれるディテール
「D」という文字に隠された包丁のシルエットは、ロゴデザインに独創性を与えています。これにより、見る人が料理や日本の食文化について考えるきっかけを与えることができます。
・桜の彩り:日本の美しさを伝える
ロゴに散りばめられた桜の花は、日本の美しさを象徴する要素として機能しています。桜は日本の国花であり、海外の人々にも親しみやすいイメージがあるため、ロゴデザインにぴったりです。
・古風な漢字:和のエッセンス
ロゴの右側に配置された古風なイメージの隷書体で表記された日本語は、和のエッセンスを感じさせます。赤い判で囲まれた漢字が、日本料理店の伝統的な雰囲気を演出しています。
海外で展開する日本料理店のロゴデザインは、和と洋の要素が見事に調和した独創的なデザインです。包丁のシルエットや桜の花、古風な漢字など、日本の食文化を象徴する要素が巧みに取り入れられており、海外の人々にも魅力的に映ることでしょう。このロゴデザインは、和食店が海外で成功するための強力な武器となるのではないでしょうか。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。