カフェのロゴの一部にコーヒー豆が使われていたりしているのは、日々よく目にしますね。それと同じ考え方です。ロゴデザインの定石のひとつといっていいでしょう。また、広告のキャッチなどでも見かけることがあります。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
まさにそのものを置いてみる
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ペンギンの英語”PENGUIN”の「I」の場所にペンギンが立っています。この手法では、イラストをどの文字と入れ換えるか、という判断が必要になります。ペンギンの姿から、直感的に「I」がいいだろうとわかりますが、それぞれの文字と入れ換えた全パターンを作って、どれが最も”PENGUIN”と読めるか確かめるのがいいかもしれません。このロゴサンプルには、仕上げ段階の着目すべきポイントが二つあります。ひとつは、ペンギンのおなかが「U」に少しかかっている点です。「U」が全部見えているとペンギンの姿が認識しにくいでしょう。もうひとつのポイントは、「U」と「N」の間隔です。ペンギンのために「I」があった時よりも離れています。
なんとなく文字に見える玉子とチーズのロゴ
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目玉焼きの白身の一部が少し別れて「e」に見えます。また、ホールの一部が欠けているチーズはなんとなく「C」に見えます。目玉焼きの方は「G」が大文字なので、白身は「E」に見えないでもないですが、フォルムを決めるにあたっての苦労が感じられます。イラストと馴染むように、「GG」「HEESE」は柔らかく立体的にみえるような処理がされています。
少し文字っぽさが残っている落花生のロゴ
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前項の玉子とチーズのロゴでは、イラストに寄せて文字が加工されているのに対して、このサンプルの落花生は文字の方に寄せて描かれています。落花生の英語は”peanut”ですが、この「ea」の2文字が落花生のイラストになっています。よく見ると、落花生の輪郭に「e」と「a」の一部が残っていることがわかります。文字を落花生に置き換えたというよりも、文字が落花生に変身した、という感じですね。
今回のロゴ制作例はすべて単語の意味と同じモノのイラストを組み合わせています。社名やブランド名のロゴでこの手法を使う場合は、事業内容やコンセプトを象徴するモノは何かを探る必要があります。ユーモアや親しみやすさが欲しい時は試してみてはいかがでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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