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Photoshopが大好きなのでMAX CHALLENGEに挑戦してみました。

現在Adobe主催の「MAX CHALLENGE(マックス チャレンジ)」というものが開催されています。簡単に言いますと、Adobe MAXのロゴマークを、自由な感性でデザインして、応募するというものです。

↓これがAdobe MAXのロゴです。


これを自由にPhotoshopやIllustrator(いわゆるAdobe製品)を使ってデザインして、作品として応募してね!という感じです。

お題は「自由」。なんとも可能性が無限大なコンペティションです。

お題に制約を設けないことで、「Photoshop・Illustratorってこんなことが出来るんだ!!」という、驚きや応募作品の幅の広がりをAdobeサイドは期待しているのはないのかなと。

応募点数は無制限なので、バリバリ作ってみました。(迷惑だったらどうしようとビクビクしていましたが、ちゃんとAdobeさんがシェアしてくださったので安心しました)

 

以下、制作した作品になります。

実はお恥ずかしい話、Photoshopがバージョンアップされる毎に生まれる新機能!みたいなものをあまり知りません(笑)

ひたすらに、切り抜きとレイヤーマスク・調整レイヤーを使いまくるという地道な作業で全て制作しています。

もしかしたら一瞬で出来る機能とかがあるかもしれませんね。

 

ただ、こうした作品だけでなく、通常の広告デザイン制作の仕事においても「なるべく可逆性を保つ」ことは意識しています。自分がベストと思うものと、お客さんがベストと思うものは違う場合もありますので、例えば元に戻せないフィルターを使った加工は、極力避けるようにしています。(まぁ元データ残しておけばいい話なんですが)

 

しかしなんと言ってもPhotoshopの魅力は、僕は光の表現にあると思っています。これはIllustratorではなかなか表現するのは難しい部分です。冬の凍えるような空気から、真夏の照りつける太陽まで、その場所の空気をコントロールできるのがなんとも楽しいです。

 

Photoshopであれこれデザインをいじっている時の感覚は、子供の時大好きだったレゴで遊んでいる時の気持ちに少し似ています。このパーツとこのパーツを組み合わせたら意外とカッコイイ!みたいな。

普通と違う使い方をしてみたら、面白い表現になったり、発見があったりして、作品や遊びを通じて体得した技術が、広告デザインで活かせたりすることもありますね。

 

こうした作品は、派手さがあってウケも良かったりしますが、実際のチラシやポスターなどの広告物は文字要素も絡んできて、ただ目立てば良いという物では無くなります。なので、端的に言うと、商業広告はもう少し地味になります。(アミューズメント系はこのままのノリでも大丈夫ですが)

市販される自動車の前段として、コンセプトカーが存在するように、今回のAdobe「MAX CHALLENGE 」のようなノビノビと制作できる企画は楽しいですし、有難いですね。

あわよくば、賞が取れれば良いなーと思っていますが、こうして楽しく制作できただけでも良い経験になりました。9/2のAdobe MAX JAPAN(東京ビックサイト)にて展示されるそうです。

こんな素敵なソフトを開発してくれたAdobeさんに感謝です(ごますり)

 

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グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。