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フリーランスと会社勤め

フリーランスと会社勤め – 働き方の選択肢を考える

フリーランスのデザイナーとして活動している中で、よく目にするのがSNSでの「フリーランス最高!」という言葉です。おそらく、自分のスケジュールを自分で決められる自由さや、様々なプロジェクトに参加できる可能性を感じている人たちの声でしょう。この意見はある種の価値観の表現で、間違いではありません。

しかし、一方で忘れてはならないのが、これらの声の主は、”フリーランスとして上手くいっている本当に僅かな人たち” だということです。実際には、その背後には孤独や不安定さ、収入の波が伴うことがあります。

 

働き方は「選択肢」である

働き方は「選択肢」

フリーランスが素晴らしい働き方だと言える一方で、あくまでそれは働き方の「選択肢」の一つです。人それぞれのライフスタイル、価値観、夢や目標があるからこそ、働き方は多様な選択肢から選ぶべきものではないでしょうか。

働き方に優劣なんてありません。それぞれの選択肢には、その良さと悪さ、そして何よりも合う人と合わない人がいます。

 

会社勤めの軽視について

会社勤め

一部の人に留まりますが会社勤めを軽視する風潮があることも、個人的には「ウーン…」と思ってしまいます。会社勤めには、安定した収入・社会保障、会社組織ならではの仲間とのコミュニケーション(これは好き嫌いが別れる点ですが…)など、フリーランスにはないメリットがたくさんあります。

組織内でのチームで行う仕事やコミュニケーションは、自己成長や視野の拡大にも繋がる重要な要素ではないでしょうか。

 

どちらも素晴らしい側面を持つ

働き方

フリーランスでも会社勤めでも、素晴らしい側面があります。フリーランスは自由な時間管理と多様な業務経験が可能ですが、その反面で収入の不安定さや孤独感に悩まされることもあります。

一方、会社勤めは安定した収入と社会的地位を提供しますが、その反面、個人の自由度が制約されることもあります。

どちらも自分にとって最良の働き方を選ぶための選択肢に過ぎません。どちらの働き方が最適なのか、じっくりと考えて選ぶことが大切です。働き方の選択は人生を左右する大きな要素ですからね。

 

SNSで、フリーランス最高!と言ってる人たちは、上手くいってる本当に僅かな人たち。あくまで働き方の「選択肢」です。合う人もいれば、合わない人もいます。優劣なんてありません。会社勤めを軽視する人は、ウーン…という感じ。どちらも素晴らしい側面があります。

Twitter – Mar 12, 2018



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。