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都市部の生活

行動範囲が小さくなったら、余った時間で世界が広がりました。

はじめの会社に勤めていた時、僕は奈良で暮らしていました。

奈良に住んでいると、大阪に出てくる”だけ”で大変な労力で、話題のお店へ行くなんてことは大げさに言えば小旅行でした。転職や色々なタイミングで少しづつ大阪に近づきながら、引越しを繰り返し、今は大阪のほぼど真ん中に暮らしています。

 

行きたいお店、用事のある場所が徒歩圏に集約されているので、半日あれば色々と回遊できるし、本当に便利です。逆に言えば、奈良に住んでいた時よりも行動範囲はグッと小さくなりました。小さな円の中に必要なものはほぼ揃っている感じです。

となると、時間が効率的に使えるようになって、タスクに余剰が出てきます。僕の場合は、サイト分析や仕事のアイデア・記事ネタを探す時間にあてることが多いです。

 

自分が必要とする場所から遠いのであれば、絶対に近づいたほうが良いと思います。物理的に。

それ自体に何万円分もの価値を僕は感じていますし、時間はやっぱりコストです。

お金はモノやサービスと”等価”交換ですが、時間は使い方によっては等価以上になり得るものだと思います。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。